5.0
内容が濃くて人物多めでも面白い
初っ端からヒロインが婚約者に聖杯を奪った罪を全部きせられ、家族等庇ったもの全てを●害し海に捨てる、乳母に至っては書きたくない程の凄惨さ、ヒロインはとどめまでさされてしまいます。そのさなか聖杯に祈りが通じたのか、帝国の式典の前日まで遡って…。ヒロインは好感度が目に見える希少な力を持ち、その力と明晰な頭脳、立ち振る舞いで、最初から目の敵でスパイと疑っている第一王子、自分を利用してくる第二王子、第一王子を心酔している第五王子と0やマイナスから初めて好感度を上げ、自国の後ろ盾を願って行動をおこしていく。←序章
ストーリーも人物設定も明確で面白く、話に引き込まれました。
婚約者のルイは、今でいうサイコパスなんでしょうね。噓発券機とかでも引っかからないタイプの。読者でもほぼ味方はいないと思うので、これ以上ない位ギッタンギッタンにやっつけて欲しいと思います。
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密偵の私が5人の王子を味方にするまで