5.0
溺愛系のはずなのに笑える
主人公の貴族令嬢が、色恋より食い気命で、家族全員から溺愛されていて、年齢に達していたら強制参加の王子の花嫁選びの催しにどうにか欠席出来ないかと真剣に考える、ちょっと変わり物な女の子。兄弟と考えた妃選びには私は参加しませんアピールも裏目に出てなぜか選ばれてしまう。後日国王夫妻や王子の面会時にも辞退の話をするも、待たされている間に、また食い気が勝ってがっついていた所をガン見されて何故か餌付けされて本当に気に入られてしまう等、普通の王子や男性なら初対面でドン引きな面を見せているにも関わらずどんどん気に入られてしまう等ギャグ要素が利いていて面白い。
根が真面目で、お妃教育も逃げ出さないし、いじめられても生贄(兄)の話題提供で回避できるという頭の回転の速さがあるので、このままではお妃まっしぐらかな?と思いました。
テンポ良く読めるので、続きがきになりますね。
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小動物系令嬢は氷の王子に溺愛される