5.0
31話まで
面白い。
設定が…養女。小公女…。ううむ…と最初はどんな感じなんだろうと警戒したのに、ほんとうに面白い!
彼女を取り巻く人々が丁寧に人物設定されていて、そして、ユリオスとの関係がどうなるのかドキドキします。
それから、最初、悪役だった皇帝がミントの要請に応じてくれたり、皇女さまがなかなか素敵な方だったりして、おおおおっ、いったいどうなる? どうしたいんだ?? と気になりまくります。
権力者は権力者なりに、国を治める方法を模索するし、貴族は貴族として家門の繁栄・存続を考えるのは、共通設定ですが、それをどのように脚色し、どのように扱うかが、作者の描きたいテーマに落とされます。
悪役に徹する存在には憎悪を向けてしまうけど、それも作者の意図であり、術中にはまったのかと思うとちょっと「やられた!」感があります。
この作品が今後どのように展開していくのか、魅力的な人物たちの活躍が楽しみですね。
-
1
小公女ミント【タテヨミ】