マノアの滝さんの投稿一覧

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51 - 60件目/全61件
  1. 評価:5.000 5.0

    予想より面白い!

    思ってたより面白いなんて、失礼だけど、推しの母という設定に、最初は勘違い夫との関係をハラハラしながら眺めて…。
    だけど、人物の描き方が丁寧なので変な違和感もなく、夫との交流が深まるにつれてどんどん二人の関係性が構築されていくところは素敵でした。
    そして、実はヒロインにも大きな秘密があった…というところで無料分は終わり。
    連載も続いているし、この不可思議で魅力的な世界がどのように展開していくのかとても楽しみです。

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

    カエナが美しい~

    生き直し。良いと思います。
    一度別の人生を経てから再び、なんてどんだけ、と思うけど、読み進めるうちにそんなことは忘れて、ただただヒロイン、カエナの美しさに心惹かれていく。
    そして、未来として夢見たことを実現していくべく進み続ける行動力には感嘆する。
    しかし、彼女を取り巻く人々は予想を超えて変化したカエナに惹かれていく。その様を眺めるのは楽しい。
    最終的に、カエナが描いた未来はどのように結実し、何を得て、どう変化していくのか非常に楽しみ。

    • 4
  3. 評価:5.000 5.0

    絵が可愛らしく素敵

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    ヒロイン、ルーアの人柄やスウェン王子の人物像がまず好きです。
    騎士ガロットは後半、真実を知りルーアに謝罪するに至ったけれど(まぁ、いつかは分かるだろうとは思っていたが)そもそも、最初にしっかり信じてくれない時点で終わっているので、マノアとしては無理です。
    アリアンの悪役っぷりはむしろ清々しい。
    アリアンのお姉さんまで出てきたときには、人物過剰じゃないかと感じたのですが、何らかの役割を果たすことになるのだろうか?
    (未読分ありますので)
    陰謀がどんどん明らかになってきて、ルーアの家族を奪った黒幕への復讐が近づいていますが、それをどのように落とし込むのか楽しみです。

    • 1
  4. 評価:5.000 5.0

    ビアンカ大好き!

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    これは、ヒロインービアンカの気の強さ、気高さ、可愛らしさに惚れました。そして、愛に飢えている姿にも。
    伯爵との関係が最初よく掴めなくてやきもちしましたが、後半、ザカリーの境遇と幼少期の思い出、多くの要素が絡み合っての妻への対応だったのか…と。

    回帰というより、聖人として最悪の未来を視たのだという風になりましたが、それはそれで有りなのね、と「ほう。そういうことかい」と感じたり。

    悪役たる王子には、しかし人間的な弱さと同情すべき過去があり、憎みきれない人物でした。

    奇跡で始まった物語は奇跡で幕を閉じ、未来を担う子ども達の姿で気持ち良く読了させていただきました。
    ハラハラする場面や「え~っ!」と叫んだ場面などありましたが、とても良い余韻が残りました。

    • 0
  5. 評価:5.000 5.0

    67話まで

    予想以上にセザールが純粋で女慣れしてなくて、物語が進むにつれてほのぼの感が膨らんでいく。
    カナリア妃の感性が現代女性なので、物語の流れも展開も思考もものすごく分かり易い。

    王室の中って権力争いや生存競争でどこも過酷だけど、幼い子ども達がそれに巻き込まれて、人格が歪んだり崩壊したりするのは常套なんだろうと思われる。

    カナリア妃が自らの生存をかけてセザールに優しく接してあげたことが、彼の人間性を育てたんだろう。

    革命も私怨から。
    自分の命を救うことが大前提でも、それはそもそも自分の命を愛することだから、愛に寄って裏打ちされた言動は強い。そして、相手の心にダイレクトに響くのだ。

    そんな感慨を抱きつつ、二人のhappy endを心より祈る。

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

    男性側?

    これは、回帰転生ものなのかどうか、よく分からないところで無料分が終了。
    もしかして、マノアにとっては初めての男性側の転生?
    皇帝が、皇后を求めて回帰したバージョンなんでしょうか。
    おおお、それは、なんてわくわくするんでしょうか。
    語り手が未来を知らない物語は初めてですね。

    結局、回帰して皇后を求めた彼が、婚約破棄された彼女の近くで見守っていたいたために出会ったという感じなのか。

    いずれにしても、進む未来に何が待っているのか。皇帝が何を避けたかったのか。(恐らく皇后の死ですよね?)。とても気になります。

    • 2
  7. 評価:5.000 5.0

    助けたいから始まる

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    最初は、相手を救うためと、自分が生き延びるための計画的・契約的な求婚から始まっていたが、エレニカ姫が可愛かったのと、エウレディアンが冷酷な皇帝っぽいところが素敵で、微笑ましく読み進めました。

    そして、エレニカ姫と皇帝の気持ちがどんどん近づいていく様、エルラドの狡猾さ、周囲の人物たちの魅力が丁寧に描かれているため、物語の流れや展開が無理なく美しく、引き込まれていきました。

    何より、エレニカ姫が可愛い。
    そして、皇帝が姫に惹かれていく過程が楽しい。

    一度、故国に戻った姫と皇帝とのすれ違いにやきもきしている時点で無料分が終わって、ちょっとハラハラ。

    大好きな作品の一つです!

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  8. 評価:5.000 5.0

    僕は生まれてから一度も…

    「…お母さま
    どうして僕を産んだんですか?
    僕は生まれてから一度も幸せだと思ったことがありません」

    これはものすごくキツくて、痛くて、言葉を失いました。

    産まれてから一度も…

    この言葉を最後に自ら命を絶った我が子を抱いて、母はどれほど絶望し、後悔し、のたうち回っただろうか。
    子どものためという名分で自らの復讐に費やされた人生は、子どもの命を奪うほど悲惨な経路だった。

    やり直したいとほんとうに願うのはこういうケースだよな、と納得してしまうほどの悲劇。

    最大の復讐は自分が幸せになること。
    何がほんとうの幸せなのか。それを掴めばすべてが流れていく。
    第二后妃様、二度目の人生をどうか悔いなく、我が子を愛して、ただひたすら愛して、守って、まっとうして欲しい。

    最後まで読了出来ていませんが、とても素敵な物語です。

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  9. 評価:5.000 5.0

    夫ではなく、義家族というのが良い!

    回帰して、人生をやり直す定番の中で、自分を殺した婚約者から逃れて契約結婚する…という展開は多いようですが、こちらは、そこまでは同じでも、他にたくさんの魅力的な相手方のご家族がいて、その人物たちを見ているだけでも面白い。
    それぞれに重い過去があって、ヒロインが彼女の持ち前の正義感や優しさ、そういうもので消極的にでも周囲と関わっていくことですべてが一つの流れのように良い方向へ動いていく。
    現実的にもありそうな展開で、ヒトはたった一つを決意してゆるがないだけで、あとは自動モード、その人としてのエッセンスだけで淡々と生きていくだけで、流れを作るものなのではないかとハッとさせられる。
    生きること。
    諦めないこと。
    そして、愛すること。
    人生ってそれだけで良いのかも知れない。
    そんな風に感じられる物語でした。
    (いや、まだ無料分しか読んでないけど)

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  10. 評価:5.000 5.0

    そもそも人格者ではないところが良い!

    ヒロインが、そもそも清廉潔白、人格者、麗しく正しく愛されるべき人物像ではなく、「オタク」やん!
    と微笑ましいところが逆に親近感がわくのかも知れない。
    そして、他の誰を欺こうが騙そうが、偏に「押し」のため。
    彼一筋。
    その「押し」の反応に一喜一憂、褒められれば舞い上がり、失望されればどん底。
    思春期の恋愛を見ているようでこちらもドキドキしてしまう。
    命を賭けてまで誰かを愛するって素敵なことだと思える。
    純粋で強い「愛」を貫くことだけにすべてを捧げている姿勢は、周囲の人たちを巻き込み、邪さを抱いている人物を浮き上がらせていく。
    愛する相手の幸せを見たいだけのヒロインが行動するだけで、どんどん彼女が正義になっていく様はなかなか見ごたえがある。
    絵が美しいのも素晴らしい。
    一途なヒロインの想いが届くことを祈らずにいられない。

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