れれれこしゃんしゃんさんの投稿一覧

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11 - 20件目/全28件
  1. 評価:4.000 4.0

    何話まで引っ張るの?

    主人公の真央は失恋のショックでバーで酔いつぶれ、初対面の男とその夜に婚姻届けを出し、朝男のベットで目を覚まし逃げ出す。しかし出社すると、夕べの男が上司として赴任し、結婚の事実を告げられる。ただ、戸籍上の夫の創は有能な部長で誠実で男前の非の打ち所がない。地味な真央は事実を受け入れられず悩むが、創の人間味に触れ心が寄り添っていく。出会いは唐突で非現実的だが、彼女が創に惹かれるのはわかるが、創が何故初対面の真央に惹かれ、温かく見守り寄りそう理由が30話を過ぎても描かれていない。何か大切な理由があるはずなのに、それがわからないとムズムズする。この理由は二人にとって大切なはずだ。あまり後出しになると説得力に欠け、読者の満足度が低下するので、早く教えてください。

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  2. 評価:4.000 4.0

    結婚は人生の墓場?

    ここに登場する夫婦は結婚後の現実的な事を何も考えずに結婚したのだろうか?共働きをするか、嫁が主婦になるか、子供が生まれてからの経済設計等を考えなかったのかと訊ねたい。元来、結婚は自立した大人同士がするもので、自立できない者が片方に依存するものではない。双方の言い分はこれがわかっていない未熟者の弱音と愚痴の応酬にしか聞こえない。タイトルの夫の扶養からぬけだしたいというのが可笑しい。養われているから我慢するとか、扶養から抜け出して自由になるとか、結婚の意味をわかっていないと思う。確かに多くの社会的、現実的な弊害が若いカップルに重くのしかかるのも事実だが、価値観の違う者同士がその違いを理解し、納得して尊重し、高めあう関係性を築くことが共に生きることではないのか?結婚は花と夢の世界ではない。結婚後の現実を見据えた覚悟を持たなければ、それは墓場にもなりかねない。

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  3. 評価:4.000 4.0

    最終回に期待膨らむ作品

    リモートワークの孤独感からゴリラの縫いぐるみとコミュニケーションを取り始め、片時も離れず傍に置くようになった主人公、緑川君の日常がユーモラスに描かれています。彼を取り巻く登場人物の優しさが毎回伝わってきて心暖まるお話です。ただ、彼の内面の深い部分がまだ説明がないので、どういう経緯でゴリラの縫いぐるみとあれほど親密になったのかはわかりませんが、私は彼の精神的な自己防衛本能がGの縫いぐるみを使って発動したと思います。周りの心配をよそに彼はいつもマイペースでGの縫いぐるみと仲良しで、周りに全くのお構いなしですが、いつか乗り越えて自分を見つけると信じます。個人的には、法律にふれなくて、他人に迷惑をかけなければたいていの事はいいのではと思うのですが?

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  4. 評価:4.000 4.0

    タイトルのイメージとは違うけど?

    状況設定も人物描写も大胆かつ極端で、ストーリーそのものがドタバタコミカルで笑っちゃう!最初に出てくる王妃は凄い根性悪だけど、事故で亡くなりその体に主人公の魂が憑依する。主人公のイリスはうぶで有能な魔法使いだけど、物を知らな過ぎてとんちんかんのお人よし。イリスの夫の王はイケメンで優しいが、俺様体質でわがまま。イリスの父がわりのお師匠さまは最強の魔法使いだけど、傲慢で自己中で弱者に対する労りがない。登場人物がみな勝手に振舞うからドタバタの連続でめちゃくちゃだけど、何故か彼らには憎めない要素があって、ドタバタコミカルが可笑しい。めちゃくちゃの中に人の良さが垣間見えたり、温かさが溢れる不思議な作品です。

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  5. 評価:4.000 4.0

    正義という名の洗脳

    あずみを読んでかまぼこ隊を思い出してしまった。物語の展開上、多少の違いはあるが、彼らの共通点は多い。親を失い身寄りがなく貧しさに喘ぎ、頼れる大人がいない十代前半の子供たちを鍛えるのは、身体能力が一番向上する時だからだ。加えて、その年頃はまだ分別がついていないので飴と鞭を効果的に使えば正義という名の洗脳は容易い。彼らを先導するじい様には戦の無い世の中という大義名分があるが、都合のいい、腕の立つ抹殺集団を作ったのと同じだ。彼らは何の疑いもなくじい様の言う通り人を切るが、彼らもいずれ成長し、自分で考えるようになった時、自分たちのしてきたことをどう思うだろう。その時、道は分かれるかもしれない。生きるために何を成すべきか、何の為に生きるのか、そしてこれからどう生きるかを自身に問うだろう。

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  6. 評価:4.000 4.0

    危険と隣り合わせのビジネス

    あるきっかけから千穂ら三人は、深夜専門の家事代行をビジネスとして始める。三人各々が経済的理由を抱えており、ビジネスとしての船出は厳しいが彼らは懸命に働く。夜働く業種の人たちの助けになり感謝されると達成感と充実感からやりがいを感じる。しかしその反面、働く時間帯が深夜から始めるため、労働条件の危機管理が難しい。場合によっては危険も伴う。酔っ払いや犯罪と絶えず隣り合わせの状況が身近にある。女性三人では対処困難なことも起きる。類似のライバル会社の台頭やそれぞれの深刻な家庭の問題も追い打ちをかける。それでも危険を覚悟で始めた深夜専門の家事代行業だから三人組のバイタリティーと行動力に期待する。

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  7. 評価:4.000 4.0

    夏目アラタの自爆

    品川真珠に関わると蟻地獄に落ちていくような恐ろしさを感じながらも夏目アラタは辞めない。ミイラ取りがミイラになったように抜け出せない。どんなに興味があっても決して関わるべきではない女なのに夏目アラタは諦めない。所在不明の頭部の発見という目的の為、死〇囚の真珠にアラタとの結婚を餌に接近し面会を重ね聞き出そうと試みる。真珠の無実を信じる弁護士も加わり三つどもえの話し合いが展開する。真珠はたえず主導権を握り二人を翻弄する。今は死○囚だからアラタは高を括っているが、万が一もし死体遺棄だけだとしたら、懲役刑は短く出てくる。その時は結婚するのだろうか?もし結婚を断ったら真珠の逆襲が想像できない。後悔先に立たずにならなければよいが目が離せない。

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  8. 評価:4.000 4.0

    二度目の成長物語

    良家の娘、半夏は健やかに育ち、幸せな結婚をしたかに思われたが、その全ては継母と異母姉に欺かれ陥れられ命まで失うことになってしまう。しかしその寸前16歳に転生し全てを悟る。今まで気づきもしなかった継母と異母姉への疑惑が確証に変わり、知恵を駆使して果敢に挑む姿が頼もしい。今までの視野の狭さ、無知な故の失敗を反省し、注意を払い、思慮深い言動は転生前とは全く違う。以前の甘さを反省し,隙を見せない振る舞いで継母と異母姉の策略をことごとく防ぐ姿は見事だ。しかし転生前知らなくて騙されていた彼らへの復讐ではない。気づいて悟った事を改めて検証し、知恵と勇気をもって、しなやかに生き抜く半夏の第二の成長物語である。今まで簡単に騙せていた半夏の変貌に継母と異母姉は驚き、彼らの悪意は高まるが、いずれ墓穴を掘るだろう。決して負けない半夏にエールを贈る。

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  9. 評価:4.000 4.0

    どんなに好きでも溺れてはダメ

    付き合うきっかけは嘘から始まった関係でも、瓢箪から駒が出て両想いになる物語です。しかし実のところ部長はずっと前から知紗が好きだったのですが、彼女は同僚と付き合っていたから静観しながら3年も見守ってチャンスをうかがっていました。相手の男の社内での浮気発覚を機に二人は接近し、知紗は自身の気持ちに気づき部長の気持ちを受け入れます。けれど部長を取り巻く環境は二人を幸せに浸らせてはくれない。仕事とプライベートの問題に翻弄されながら、部長をひたすら信じたいと願う知紗は健気だが溺れてはいけない。溺れたら息ができなくなるから。流されて翻弄されてはいけない。もっと凛としていずまいを正していないと足をすくわれるよ!

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  10. 評価:4.000 4.0

    作品に対する賛否両論

    フィクションなので私はのんちゃんがのんちゃんらしく成長したらいいなとシンプルに思いました。ただ不妊治療やダウン症児童の問題はきれいごとだけでは済まされない深刻さをもっているので、感情移入してしまう読者が多くいるのも事実です。

    この作品を通して共感と反感の曖昧さを考えてみました。両者は対立する感情ですが、共に曖昧な主観的発想から生まれる感情ではないでしょうか?もう一つ、私達が普段何気なく言う、「普通、常識、人並み」の曖昧さに気づきました。これらも確固たる定義もないまま、その殆どが個人の主観でしかないのです。

    だから共感して称えることも反感を感じて批判することも冷静に客観的尺度をもってすべきだと痛感しました。

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