4.0
不思議に突き放した
読んでいて、主人公になぜか「〇〇のお医者さん」の菱沼さんを思い出してしまいました。現実を生きながら、現実を傍観して、表面上冷静だけど感情は素直に動く・・・主人公の予想しない日常の設定がおもしろいです。
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読んでいて、主人公になぜか「〇〇のお医者さん」の菱沼さんを思い出してしまいました。現実を生きながら、現実を傍観して、表面上冷静だけど感情は素直に動く・・・主人公の予想しない日常の設定がおもしろいです。
お互いにビデオカメラでもつけて一日を撮影して、それをお互いに見る、
ってことでもしないと、お互いが何をやっているのか、大変な思いをしているのかがわからない。
夫がよく「俺くらい稼げるのか」ってけんかの切り札にするけど、社会的にあなたは男性だから「働く」ことにおいて女性より優遇されている。女性が男性と同じ地位に行くのにすら、男性という「悪習」を打ち破らなければいけないのに。
女性しか子どもを産む体を持っていないんだから、じゃあ女性がその辺で優遇されているかというと、まるで社会のお荷物にされている。戦前から変わらない、日本の「女性は子どもを産むための性」感覚。
と思いながら、身につまされて読みました。
たると君が出てくるのが癒しです。
孤独死の人たちの後片付けをする主人公。霊感が少しあるから、何かを感じることもあるのに、たんたんと作業をすすめる冷静な目と、無理に、故人を温かい目で見ようとしない視線が却って新鮮で、面白いです。
いろいろな人のいろいろな事情。それはわかっているけど、なんとなく自分のがわに誰かを近づけたくなる。でも所詮、ママ友はママ友、「ママ」という仕事の仲間で友だちじゃない。
読んでいて、精神的なホラーを感じました。主人公と一緒に、誰かの真理を覗き込んでいるような、ぞくぞく感があります。
御曹司と偶然結婚するパターンものですが、ハルナの心情を細かく描いていて、繰り返し読んじゃいました。
でも、いつもいつも相手男性を思いやって生きるハルナ、この人が本当に幸せを感じるのは、いつ?相手男性がいなくなったら、その後何を幸せに感じるの?って、思いました。
漫画には深入りしないように課金せずに来たのですが、これは先が気になって、課金して読んでしまいました。
タイトルの「聖者の行進」ならぬ「生者」のネーミングもいいし、主人公の性格がなんとなくはっきりしないのも、却って感情移入しやすくてよかったです。
ドラマだと斎藤工さんや成田凌さんがやっていると知り、そっちを思い浮かべながら読みました。(漫画の男性は「ふれなばおちん」よりさわやかな感じがして。。。)
「おばさん」であることや「〇〇ちゃんママ」とよばれることがいやなこともあるかも、だけど、、、「若い頃たくさん遊んだから色恋はもういいや」というひとも登場させてくれると嬉しいです。
「つやごと」の、妄想。
主人公に感情移入する話はたいてい、自分にどこか似ている部分があるからだと思うけれど、かろりさんはいい人過ぎて、何歳かわからなくて、慌ててもすぐ落ち着けて、なかなか感情移入しにくい。見かけにひけめを感じて、いつも謙虚なのかな?でも、あれだけ両親に愛されていると、どれだけ「しつけのよいおうち」で育ったとしてももう少し自己肯定感?というか、自信あってもよさそうと思う。感情移入しにくいと言いながら、ストーリーが不思議で毎日読んでいます。
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