3.0
サバサバというより自己肯定感の高い人
「自称サバサバ」=「人に思ったことをなんでも言っていいと思っている人」で、かつ自己肯定感のやたら高い人の話。
主人公は「これ言ったら相手が傷つくよね」とわかっていて、言いたいことを言う。
その対抗馬として出てくる「本田さん」は、「本サバ」とされていますがむしろ、相手が傷つくとか考えず天然でものを申してしまう人。
「陰キャラ」的な人々も出てきますが、この人たちが主人公をぎゃふんと言わせてくれます。
で、自分なんぞはこういう人に感情移入してしまい、主人公がぎゃふんと言うとうれしくなるタイプ。
だからそういうタイプの人が読むにはいいマンガかと思います。
文句をいうとすると、時々安易すぎる話の持って行きかた(いきなり寝ちゃうとか、アメリカで出会った人が社長になっているとか)が、少し興ざめする・・・というか、読む気をそぐところがあります。
ただ、これだけ難しいキャラでストーリーをつくっているので、今後読むのを楽しみにします。
ドラマは役者さんがうまくて、かつ役者さんのキャラ的に憎めないところがあるのと、裏の気持ちは言語化されておらず表情だけなので、こちらにその感情判断を委ねるところがあり、漫画ほどきつくありません。
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ワタシってサバサバしてるから