3.0
最初はさくさく
復讐劇はドロドロしがちですが、これはテンポ良く進むので良かったです、最初は。
びっくりするほど主人公にご都合主義なのに、途中から話が進まないという不思議な現象に陥ります。回を重ねるに連れ突っ込みどころも多くなり、各回のコメントもツッコミの大喜利になっています。もしかしてツッコミ待ちなのか?ギャグ漫画なのか?との思いも浮かびます。ある意味色々な楽しみ方の出来る作品かもしれません。
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1023位 ?
復讐劇はドロドロしがちですが、これはテンポ良く進むので良かったです、最初は。
びっくりするほど主人公にご都合主義なのに、途中から話が進まないという不思議な現象に陥ります。回を重ねるに連れ突っ込みどころも多くなり、各回のコメントもツッコミの大喜利になっています。もしかしてツッコミ待ちなのか?ギャグ漫画なのか?との思いも浮かびます。ある意味色々な楽しみ方の出来る作品かもしれません。
狂犬ケレスをヒロインのディアリンが貴公子にする話ですが、狂犬のレベルが違う。
ディアリンの呼吸音がうるさいと止めようとしたり(死にます)心音がうるさいと止めようとしたり(死にます)。そんな文字通り命懸けの日々の中、狂犬から可愛いワンコに変わってきたケレスに対して、何でもしてあげたくなるのかと思いきや、自分の仕事以外はやろうとしない、やらなきゃならない場合はその分の報酬を交渉する、お金が大事で頑張りたくないというスタンスはブレないヒロインです。
滅私奉公ややる気の搾取は許さないという、ある意味超ブラック企業で働き方改革を敢行しようという社会派の漫画と言えないことも無いかもしれません。知らんけど。
野菜やガウンやホコリまでも自己主張する中、曲者かクセ強しかいない登場人物たちの中で、孤高にブレないヒロインが魅力的です。
虐げられたヒロインと意地悪な継母&妹というありがちな設定ですが、プロローグのお陰で安心して読み進められます。
秘めたる力を持ちながら前向きなヒロインと、夫となる誠実な伯爵との、少しづつでも着実にお互いを信頼していく様子が読んでいて好感が持てます。絵も綺麗です。
が、だからこそもっと長く楽しみたかったです(泣)。
面白そうなエピソードは散りばめられているのに、ほとんど触れられないまま、終盤は駆け足で終わった感じでとても勿体ないです。
ヒロインと伯爵のシーンももっと見たかった。
面白かったからこそ、残念に思えて仕方ありません。
非業の死を遂げた主人公が生前を悔い、過去に転生する話。となれば反省していい人から始まるのかと思いきや、高飛車な性格も態度も変わらず、え?このままで大丈夫?と心配になりますが、ちょっとずつ状況が変わっていくのが面白いです。ちょっとずつ過ぎてもどかしいところもありますが。
そしてほとんどの方がコメントしているように絵が本当にきれいです。ヒロインとその夫が並ぶと本当に絵のような(絵ですが)素敵なカップルです。
紆余曲折を乗り越えて幸せになってほしいと願います。
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逆行令嬢の復讐計画