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何人がたどり着けるか
素人だらけのわけのわからない、ある会社のレクレーションの登山が、徐々に恐怖の生き地獄に変わり、次々と人が亡くなっていく…
要所要所で恐ろしい生き物・「猿」に襲われ、対策を講じるも、体育会系の社員・安斎は体力任せに先走り、果ては猿に通じているかと疑われた怪しい人物に酷い拷◯を…
主人公の早乙女は、拷◯の後追放されるが、待ち伏せした猿と格闘し、滑落…でも幸い命は助かる。しかし、素足である。
そこでかつて逸れた仲間と出会い、下山(のための登山)を目指すが…
一方、早乙女の理解者である、学生時代の同級生で同僚の宮田は、安斎のやり方についていけず、同じ考えの者とパーティーを離れ、下山を目指すが…スーツに革靴で来たことが裏目に…
そして早乙女達とニアミス?
残った安斎グループに、合流した怪しい男女の思惑は何?(この男性の開き切った目が怖い)
心の弱さに付け入られ、利用される者、利用する者、
何を選べば良いのかまるで正解が掴めない。
自分ならどうするか…とりあえず体力は付けておき、メンタルも鍛えるしか…うーん、難しい。
最大の謎、「猿」は何?
裏切り者は誰?人の敵は、猿と人?
早乙女や宮田は助かるのか?他の者達は…
なお、様々な事情が絡まり、助けは来ないと思われた。絶対絶滅なんである。
読む方も、覚悟が要るようだ。
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モンキーピーク