牛の首2さんの投稿一覧

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作品レビュー
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話コメント
投稿 191件 / いいね獲得 17件
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31 - 40件目/全56件

  1. 評価:5.000 5.0

    懐かしい!大好き

    小学生の頃めちゃめちゃハマってました。深夜アニメ版も録画して観てたなー。西洋神魔編の途中までしか読んでなかったので、めちゃコミさんで続き読んじゃおうかなと思います。
    闇から迷い出たはぐれ神魔を狩る宿命を負った吸血姫と、彼女の忠実な下僕ラヴァの哀しくも美しい物語です。はぐれ神魔の監視者として冷徹に使命を果たしながらも、人間だった頃の思い出に時折未練を隠せないでいる、美夕の底深い孤独感が哀しくも美しい。私にとっては永遠に色褪せない、マンガのヒロイン中のオールタイムベストが美夕です。
    これを読んだら、朔の方にも手を出そうかなー。

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  2. 評価:5.000 5.0

    意味分からん、だがそれがいい

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    シュールギャグって言っちゃっていいのかなコレ?何ひとつ意味は分からんけど死ぬほど笑える、怪作中の怪作です。しょっぱなから下らな過ぎて笑いながら読んでたけど、シャーマンカーン!でもう耐えられなかったw
    X公式も香水とか舞台化とか目を疑うような企画放り込んでくるし、流石ボーボボ油断もスキもないわーw
    疲れてる時に読むと、笑いのビッグウェーブによって腹筋にクリティカルヒットを食らう恐れがあるので注意しましょう❗

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  3. 評価:5.000 5.0

    癒されちゃう

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    なろう原作といえば、転生チートや悪役令嬢だけという固定観念が覆されました。こんなに心温まるほんわかファンタジーもあるんですね!令嬢ものも嫌いじゃないけど、こういう童話風のお話もあったりするのは嬉しいですね。
    魔法を使う猫ちゃん達と、猫のお母ちゃんに育てられた竜、優しくて可愛い人々のハートフルな群像劇に癒されまくります。嫌なキャラが出てこないし、ハードな展開も無いので、100%安心して読めるのが素敵!
    羽のおじちゃんと子猫達も可愛いけど、お母ちゃんまた出てきて欲しいなー。お母ちゃん可愛いよー!

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  4. 評価:5.000 5.0

    フランス革命の裏側で

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    これから激動の時代を迎える18世紀末のフランスで、プロとしてのスキルを最大限活用して生きるヒロインが素敵。相棒になるレオナール=オーティエ(ヴィダルサスーンの大先輩?)との関係が、安直な恋愛になってないのもいい。
    それにしても、現代の化粧品って日々進化し続けてるんだなあ、と改めて思いました。ファンデーションひとつ取っても、たった200年ちょいでどんなに進化した事か。この時代から冒頭のシャネルの時代を経て現代に至るまでの、メイクの歴史を垣間見させてくれる作劇も素晴らしい。課金して損はない良作です!

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  5. 評価:5.000 5.0

    ジャパニーズファンタジーの傑作

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    生と死のあわいに生きる蟲と人間、それぞれの[あるがまま]の在り方に、時に切なく胸打たれ、時に心温まる傑作です。どちらが悪い訳でもない、ただあるがままにあるだけ、という、作中のギンコの台詞がとても印象的。
    戦前の日本のような、それでいて何時ともしれない不思議でノスタルジックな世界観からは、生々しい雨の匂いや古い日本家屋の湿った空気、見たこともないはずの不思議な蟲達の息遣いすら感じられて、一話完結のオムニバスなのに読むのを止められない圧倒的魅力があります。
    間違いなく、ジャパニーズファンタジーの最高傑作のひとつ。

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  6. 評価:1.000 1.0

    サイコホラーか?

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    沢山広告出るんで読んでみました。
    恋愛モノの韓コミで、相手役の男キャラがDVモラハラな確率って今んとこ打率10割近いんですけど、中でもこの作品は飛び抜けて酷い。何でこんな男をヒロインの相手役として造ったのか、想像さえ出来ないほど酷い。
    まず結婚してないのに愛人扱い、都合よく他の女からの弾除け扱い、虫けら以下のペット扱いって時点でトリプル役満、挙げ句キレて叩き出した愛人が居なくなれば、しつこく追いかけてって恫喝からの強制復縁要請(サツ害を仄めかしながら)。もうDVモラハラに関してはトリプル役満通り越して国士無双。「実は守りたかった」とか寝言は寝て言えっつーの。
    ヒロインもヒロインで好感が持てない。所謂内気なドアマットヒロインなんだろうけど、何一つ自分で成そうとしないのは内気じゃなくて愚鈍なだけ。自分の意思さえ持てないほど痛め付けられてるんだったら、もう愛人がどうとかいう呑気な話じゃないよね。
    恐らく「従順な女にほだされるヤンデレ俺様イケメン」を描いたんだと思うけど、このままDV男と寄り戻してしまったら、ハネムーン期にほだされて地獄に戻っていく共依存女のサイコホラーにしかならないと思う。

    何ていうか……全体的に男女観が古い作品だなと思いました。マンガってある程度、描かれた時代の世相や常識を反映するものだから、日本だと昭和の頃の少年マンガにあった露骨なブス弄りやセクハラ、女性への暴力や理不尽暴力ヒロインなんかは読者の支持を得られなくなって減ってるじゃないですか。コンプラが厳しくなったってのもあるけど、少なくともいじめや虐待描写が重要な作品でない限り、上記のような行為をするのは大抵悪役ですよね。例えば「薬屋のひとりごと」の壬氏がDV男だったら、あそこまでのヒット作にはならなかったと思う。そして、男女どちらの読者からも嫌われていたでしょう。
    この作品は、そういう「日本では廃れたアウトな男女観」が、未だ社会に生きてる国で生まれたんだなと感じます。韓国は創作物の細かい規制が日本より厳しいと聞くのに、女性向け恋愛マンガにおける男性の暴力表現を普通にスルーしてる辺り、やはり現代でも儒教の影響が強いんでしょうね。何かお隣の国の闇を、思わぬところで垣間見てしまった気がします……。

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  7. 評価:2.000 2.0

    既視感が拭えない

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    皆さん仰るように、やはり「わたしの幸せな結婚」に設定や展開、キャラデザが被っているのがどうしても気になります。「これどっかで見たな」がずーっと続くし。
    今やこの手の作品は浜の真砂の如く転がってますが、それでもここまで被せてしまうのは流石にちょっと……。せめて旦那さんの髪型変えるとか、なるべく似せない方向でのキャラデザは出来なかったんでしょうか。展開にしろキャラデザにしろ、オリジナリティという点では遥か古の大正ラブコメ「はいからさんが通る」の足元にも及びません。

    後は、やっぱり独占タテコミあるあるなディテールの雑さが気になりました。旦那さんの服装、流石にこれ大正じゃないでしょ。たとえ昭和初期だとしても、BBCのドラマ版「名探偵ポワロ」ぐらいの感じじゃないの?当時ならもう写真も沢山残ってる時代なんだから、少しググっただけでも資料出てくるよ……。
    キャラデザも、「わたしの~」に被りすぎなのはこの際置いとくにしても、あまりに平成の少女マンガ過ぎて主題にマッチしてないように思いました。ファンタジー作品である「わたしの~」とは違い、舞台が大正で太田母斑や視覚障害への偏見という重たいテーマを扱っているのに、キャラデザだけファンタジー寄りではどうも違和感があります。ハンディキャップ設定がファッション臭く見えてしまうんだよね。
    歴史ものではないので、そこまで厳密に実際の歴史に拘る必要は無いとは思いますが、読者に違和感を与えてしまう程おかしな表現では突っ込まざるを得ない。量産型の縦コミ系にしては続けて読めるし、面白さも光るものも感じたけど、敢えてこれに課金する程の魅力は感じませんでした。

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  8. 評価:4.000 4.0

    叙述トリックの妙

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    懐かしーい!紙のコミックス全巻持ってました。
    李氏朝鮮時代の暗行御史(アメンオサ)に題材を取ったマンガには、皇なつき先生の「李朝 暗行記」という名作がありますが、アメンオサ主題のバトルマンガになるとこれが唯一無二じゃないでしょうか。
    この作者さんコンビ、マンガで叙述トリックを表現するのが上手いんですよね。まず一話のどんでん返しが超意表をつくし、話が進むと「これは現実か幻か」「今目に見えているものは他人と同じなのか」といった展開が頻発するんだけど、またかよーと思ったらこれがラスボス周りの真相に徐々に繋がっていくので面白い。
    読んでる方も「こいつ敵じゃね?」とかだんだん疑り深くなってくるのに、それを更に裏切ってくれるストーリー展開は、割と最後の方まで気が抜けません。ミステリー的にも面白いんよね。
    惜しむらくは、最終盤に色んな要素がギチギチに詰め込まれてて、若干展開が分かりづらい事。アジテも前半の漁村の話辺りのが得体の知れないホラー味あって怖かったし。「概念と実存」みたいなエピソードは個人的に面白いと思うけど、どっちかというと小説向きの題材だったようにも思います。台詞も多めだし。言うて「パタリロ!」のミステリー回よりは台詞少ないからきっと大丈夫w
    絵は描き込みも丁寧だし、バトルシーンもかっこいいし、好き嫌いは分かれるかもだけど、とても綺麗な絵柄なので私は好き。サルヒョンドのにーちゃん可哀想カワイイし(外伝読んだら可哀想4割り増し)、女の子キャラカワイイし。ショートカットの女の子が可愛いのは正義です!
    話にクセがあるので合う合わないはあるだろうけど、叙述トリックからのどんでん返しが好きな人、意表をつく読めないストーリー展開が好きな人は、面白いと感じるんじゃないでしょうか。あ、お気に入りキャラが死ぬ率が割と高いのでそこは注意ー!

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  9. 評価:4.000 4.0

    二つのコミカライズ

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    以前、秋乃茉莉先生がコミカライズされたバージョンを読んだ事があります。ディ○ニー映画「ムーラン」の元ネタになった、唐の時代の男装の麗人「花木蘭」の物語ですね。
    秋乃先生の大人っぽい絵柄とは違って、こちらのコミカライズは絵柄が可愛い目ですね。これはこれで違った魅力があって嫌いじゃないです!まだお試し版読んだとこなんだけど、木蘭可愛いなー。そりゃ同期の思春期男子はドッキドキでしょw
    原作が田中芳樹であるという安心感。に加え、実力あるマンガ家さんによるコミカライズ。つまんない訳がない!二つのコミカライズを読み比べてみるのもいいかもしれないなー。

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  10. 評価:4.000 4.0

    ナイトキャップに最適

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    「パロディとは相当に高度な知的遊戯である」とは昔何かで読んだ言葉だけど、まさしくこの作品はその知的遊戯の佳作じゃないだろうか。
    文学作品を約10ページのマンガに、というプランそのままでも中々面白そうなのに、そこに「それを水木しげるの作風で描く」というアイディアを持ってくるのには脱帽。原作となる古典作品は勿論、水木御大の画風作風に精通し、自在に描き出せなきゃこの作品は描けないだろうと思う。まさに「高度な知的遊戯」だ。
    特に梶井基次郎の「檸檬」がお気に入り。原作からして何だか夢の中でも歩いてるみたいな幻想みがあるのに加えて、この何とも怪しい水木しげるタッチが妙ちきりんな独特の空気を醸し出している。何か檸檬が勝手にトコトコ歩いてどっか行っちゃいそうなんだよねw
    寝る前に一話ずつ読んで寝るとかいいかもしれません。

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全ての内容:全ての評価 31 - 40件目/全56件

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