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家族の絆よりも能力
頻出のパターンだが、家族して寄り添うよりも、能力の有無でヒエラルキーが決まる。こういう作品が多いのは、現代社会の問題にも触れているからかなのだろうか。復讐を果たした後、虚無感に見舞われないことを願うばかり。
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頻出のパターンだが、家族して寄り添うよりも、能力の有無でヒエラルキーが決まる。こういう作品が多いのは、現代社会の問題にも触れているからかなのだろうか。復讐を果たした後、虚無感に見舞われないことを願うばかり。
設定に惹かれて読み始めたら、怜悧なヒロインの魅力の虜に。事件を解決する、ミステリ要素もあって、とても楽しい。
環境の激変にもなじんで、どこまでも自分を見失わずにいるニナ!打算は皆無。人の心にそっていこうという、あり方のゆえか。偽物としての責任よりも、与えられた環境と状況を受け入れる、心の柔軟さに魅了される。
能力的に恵まれない悲しさが、自分と重なって心に響く。相手のためにとがんばった結果が、利用されていたとはショック。ここから、彼女はどう生きていくのだろうか。
売れなくなった批評家の話かと思いつつ、読んでいるうちに、訳がわからずに困惑。しかし、彼の犠牲者達の物語が綴られていく、と理解できた。この設定は、面白い。それぞれの人物が、どんな思いをしてきたのか、丁寧に描かれている。
ある程度のパターンは予想できたが、まだまだ裏がありそう。展開が速いので楽しめる。でも、やはり、パワフルな時にしか読めないのは、テーマが重いせいだろうか。
異端だからと排除され、そこに救世主登場。よくあるパターンだけれど、蝶の耳という設定、牡丹、着物を清めるなどなど、シチュエーションがよいので、読み進めるのが楽しい。
記憶力が突出していても、当人にとっては、それがごく「普通」のこと。物心ついた時から、ずっとその状態だったから、そう捉えるのも当然。他者からみれば、めちゃくちゃ凄いことなのだけど。太学に行ったら、また別な力が顕現するのだろう。それが楽しみ。
好奇心、異端への興味、心惹かれるのは、異端だから。それを見過ごせない悪意が近づいている。救世主は、おそらく、おにぎり君だろう。
語らなくても、必要な時は、明示する。そんな先生に仕えるのは、心地よいだろう。先生は一人暮らし。以前の職場のように、他者に気遣いする必要は皆無。言葉は交わさなくても、行動から気持ちを理解する。ステキな在り方。
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死にがえり皇女は復讐に笑う