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死神とは…
成り上がり(っていうのかな?)男爵の家て使用人として働く元華族令嬢の千鶴が、町の流行病を鎮めてもらうために、死神に生贄として嫁ぐ。
死神様は人間嫌いで追い返そうとするけれど、千鶴の誠実さ優しさに触れるうち心をほぐしていく。
死神って聞くと、頭から黒いマントを被って鎌を持った姿を想像して、死から逃れられないものなんだというイメージが払拭されました。
そもそも神様なわけだしね。
死期の迫った人の枕元に座り、黄泉の国へと迷わず向かえるように印を付ける。
それが本当の死神様の役目なんですね。
心が安らぐお話です。
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死神の初恋~没落華族の令嬢は愛を知らない死神に嫁ぐ~