4.0
全話読みました
前世では父帝の女好き(で良いのかな?)のせいで、皇族扱いはされずに路上生活だったヘレナが、剣を学び数いる兄弟たちを蹴落とし、黒龍まで倒して皇帝になる。やるだけやりきって、帝位は一番信頼していた側近に譲り静かにこの世を去る。
しかし500年後、前世の記憶を持ったまま公爵家の娘として生まれ変わる。そりゃあ、何もかもやりきった後では退屈で仕方がないかも。
おしゃぶりを咥えながら、世の中を射に見てるヘレナの心の声が笑えます。
10歳くらいになって、前世で皇位を譲った側近の子孫(当然ながら皇太子)が公爵家で夏の休暇を過ごすようになり、兄のレナードと共に剣術の稽古を始める。もちろん師匠はヘレナ(笑)
後にメイドのアゴットも加わり、最強の師弟関係が生まれます。
絵がとても綺麗で、特にペレスカ家の皆様が美人すぎる!もっともっと、お兄様やご両親にも登場して欲しかったなぁ。
終盤から何を急いだのか、展開が早すぎて『あれ回収したっけ?』と思うことも……。
何よりも、いきなりカエサルとヘレナの結婚式で終わってしまったのは、ハッピーエンドにも拘らず物足りない。
他国に二人の婚姻を知らしめるためと言いながら、ヘレナの両親もお兄様もいない使用人達だけにお祝いされた結婚式で締めくくるなんて、あり得ない〜‼️
だからマイナス★一個です💦
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最強公女は今日も退屈です