3.0
応援したいけど
児童養護施設で育ち、清掃員として働きながらネカフェで寝泊まリしている主人公。子供の頃から絵を描くことが好きで、小さなノートと黒のマーカーペンに身の回りの日常を描いていた。
ある日若いパトロンに見出され、絵を描くだけでなく売ってお金にすることや、いろんなアートの世界を学んでいく。
ガラス1枚隔てた場所には、自分には手の届かないものがあると思い込んでいた青年が、自分でも気づかないうちにガラスの向こう側へ行こうとしている。でもきっと純粋な心は無くさずにいるのだろうと思っていたのだけれど、25話で一緒に清掃員をしていて、よく気にかけていてくれたおばちゃんへの主人公の対応に、読んでいるこちらが苦しくなってしまい、読み続けるのが辛くなってしまいました。
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いつか死ぬなら絵を売ってから