5.0
みんなが主人公
テンポが良くて読みやすいです。
段落(?)毎のタイトルも素敵です。
明治末期の日本橋が舞台。
徳川の時代には大奥にも出入りしていたという老舗の呉服屋が、維新以降は世の中の西洋化やライバルの大店に押され気味で、どうにか暖簾を守っている状態。
そこに海外視察に行っていた三男の虎三郎が帰ってきて、盟友の鷹頭と共に時代の先を行く店に盛り立てて行くというお話?
虎三郎も鷹頭も視点は違うけど人を見る目があって、人を動かす力もあって、最初は反発していた従業員たちも、いつの間にか活き活きと仕事しているのが伝わってきて、読んでいて勇気とやる気が湧いてきました。
女性二人も素敵✨️ 女性が外で働くことがまだ一般的でなかった時代に、つるさんも時ちゃんも信念があって素敵です✨️✨️✨️
今後の三つ星に期待大大大です🤗
そして願わくば、星乃三兄弟が和解してくれることを祈ってます。
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日に流れて橋に行く