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昭和が誇る不動の縦巻きロールの三大ライバル令嬢、姫◯亜弓・お◯夫人・イ◯イザをガッツリ知ってる屯田林憲三郎と同世代の一人として、屯田林氏には、誇り高き昭和40年代生まれの海よりも深い知性と山よりも高い品位を異世界で思う存分見せつけていただきたい。
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31340位 ?
昭和が誇る不動の縦巻きロールの三大ライバル令嬢、姫◯亜弓・お◯夫人・イ◯イザをガッツリ知ってる屯田林憲三郎と同世代の一人として、屯田林氏には、誇り高き昭和40年代生まれの海よりも深い知性と山よりも高い品位を異世界で思う存分見せつけていただきたい。
その筋の玄人さんっぽい人が普通に買い物したり世間話をしてるだけでも、見てる側に先入観がガッツリあれば、いかにも危なさそうな取り引き現場や命を賭けたエキセントリックな言葉の応酬に見えちゃうような面白さを ほのぼのと楽しめるエンターテイメント作品。
継母、義父、義妹の安直ともとれるネーミングにキラリと光るセンスを感じました。呪いの魚介類や継母の憤怒の形相の描写がグロテスクで少女漫画の域を越えてます(笑)。
主人公の聖女ルチルとルカの清く爽やかな雰囲気とは対照的に、元婚約者の魔術師オズワルドやまがいものの現聖女の私利私欲丸出し加減が突き抜けすぎてます。この二人のエキセントリックで醜悪な表情も見所のひとつかも。
異世界居酒屋というタイトルですが、異世界定食屋の方が良かったんじゃないかな、と思うくらい ごはんに合う定番のおかずが出てきてお腹がすきます。
体のこと、一人暮らしのあれこれ、仕事、自己実現の模索、人間関係etc……同世代として身に詰まされるようなリアルな悩みや出来事がとても丁寧に、でも淡々と、良いテンポで描かれている良質な作品です。台詞も胸に染みるものが多くて読むたびに色々と考えさせられます。
田中さんは…連載が続いていたら笙野と付き合う展開になったんでしょうかね。
主人公・御園と若く美しいお上の初々しく清らかな恋愛物語。面白い上に、読むと高い品位までもが身についたような気分になれる 破綻のない世界観の構築が素晴らしい。物語のラストを締めくくるのが、ストーリーの冒頭に出てくるモノローグと同じことばなのも さすがとしか言いようがありません!
パレス・メイヂの次世代の少年達が学舎で繰り広げる爽やかな青春物語。架空の世界の架空の人物達の話なのに、古き良き時代の郷愁を感じさせます。根っから悪意のある人間が出てこないので読んだ後やさしい気持ちになれます。さすが久世先生!
画力と構成にただただ圧倒されました。雨の中の死闘シーンは圧巻です。主人公は無茶苦茶で乱暴者のヒーローなのに、紳士の粋やちょっとした可愛ささえ感じてしまう魅力があり、異聞編の登場シーンも短いながらも格好良かったです。続編を強く望みます。
少し臆病なくらい丁寧に丁寧に心の距離を縮めていく二人の意識の変化過程が清く温かで、読みながら心が洗われる気持ちになりました。執事とお付きのメイドをはじめとする周囲の関係者一同が積極的に外堀を埋めまくってるのも微笑ましいです。
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悪役令嬢転生おじさん