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美奈子の骸を黄泉の国のヴィーナスの元へ運んでいく本来の目的と、美奈子への想いの間で揺れていたディモスはもはや過去の姿か?美奈子やヴィーナスはちょこっと出てくるけど、愚かしい過去を背負った人たちが織りなす人間模様を淡々と眺める観察日記のような感じの話ばかりで、最終章なのに三角関係の結末がまったく見えてこない…。
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美奈子の骸を黄泉の国のヴィーナスの元へ運んでいく本来の目的と、美奈子への想いの間で揺れていたディモスはもはや過去の姿か?美奈子やヴィーナスはちょこっと出てくるけど、愚かしい過去を背負った人たちが織りなす人間模様を淡々と眺める観察日記のような感じの話ばかりで、最終章なのに三角関係の結末がまったく見えてこない…。
ベルばらを経て、作風も線も絵も、漫画家として最ものっていた時代に描かれた名作。1巻の表紙にも描かれたユリウスのあの物憂げで掴みどころなくも芯の強さと媚びない色香を感じさせる瞳…!ベルばら終盤のオスカルの目にも通じるあの美しい瞳を見ることができるだけで有り難い気持ちになります。
昔ベルばら外伝「黒衣の伯爵夫人の」マーガレットコミック版に同時収録されてました。
LP版のレコードが古き良き昭和の情緒を感じさせてくれます。
ヒロインの鈍臭さにイラっとしてチクチク言ってくるクラス委員長の女の子が、エースを狙え!の音羽さんによく似てるなあと思うのは髪型のせいでしょうか。
オスカルの死で幕引きではなく、マリー・アントワネットの処刑シーンを経て、民衆に惨殺されたフェルゼンの姿までを描き、作品冒頭と呼応させるように三人の誕生年月日のモノローグで完結させたのが素晴らしい。まさに不朽の名作。
先に出版されたヤングガンガンコミックス版とこちらのカドカワ版、どちらが良いかは好みが分かれるところですが、後発版はどうして先発版とアニメ版のも焼き直し感が否めず新鮮味に欠ける気がします。
とはいえ丁寧に描かれてる作品なので、初めて読む異世界食堂がこの作品ならきっととても面白いと思います。
現代の日本の料理を 異世界の(それもヨーロッパの中世に近い生活を送ってる)人たちがすんなり受け入れて美味しく食べてることに、少し不思議な感じを受けました。とはいえ、大将のお料理はどれも美味しいこと間違いなし。次はどんな料理が出てどんな話が展開するのか毎回楽しみにしながら読んでます。
あの長編大作をこのページ数にぎゅっと凝縮して描き上げるなんて、いったいどれだけの力量と画力をお持ちの漫画家さんなのでしょう。おそらく背景も装飾もモブも全てお一人で描いてらっしゃいますよね。すごいの一言に尽きます。
それにしても、エデの色香は半端じゃありませんね。あどけなさの残る一途な娘さんなのに、水煙草を蒸す姿が板についてたり、オペラグラスで観劇する仕草が妙に色っぽかったり。何もないのにドキドキしちゃいました。
2作目のストーリーから思い切ってツルツル頭のスタイルにした宰相様。改めて1作目を読み返すと、わりと(むしろ、かなり)前頭部のお髪はフサっとしてらして、そこまでツルツルにする必要はなかったのではと思ってしまいました。
この作品の面白さは言わずもがな。ただ、回が進むにつれて、話がどんどん長くなってるのがちょっと残念です。初期の頃のように短編でいろんな悪の華道ストーリーが読めると嬉しいのですが。
婚活奮闘記かと思いや、最初のエピソードは婚活で 妻子持ちの悪い男にまんまと引っかかった“元々デキる女性”が男をギャフンと懲らしめる話。
ちょっと期待してたのと違うし、内容はありきたりの域を越えず。数回でひとつのエピソードが完結する型のようですが、第二話以降はもういいかな。
シンデレラの姉のストーリーは多々あれど、シンデレラが男という設定には驚きました。しかもシスコンが病的なレベルを越えてる。
欲を言えば展開にもう少しメリハリが欲しいかな。
この作品は1話1話読むよりまとめて読んだ方が良いかも。
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悪魔の花嫁 最終章