1.0
積み重なる違和感
皇太子から呼び出されたら「真の愛に目覚めたからお前との婚約は破棄だ」と言われた主人公。まぁ鉄板ですよね。
ただすでに皇太子のセイヨク処理係になっていた挙句(貴族の令嬢なのに!)、聖女をアゲるために皇太子に「簡単に足を開く女」と蔑まされるのは新しい。
当の主人公はこれを受けて『婚約破棄同意書』をその場で書いて叩きつける。
…これが1話目なんだぜ?少なくとも本人同士で解決する話じゃないでしょう、家同士で話し合えよ。結果、世間的には主人公が不貞を働いたとされたし。
読み進めるとわかりますが、主人公の知力は低めです。領主として勉強してないのに、いきなり領主になる!と言い始める辺でお察しですが。
領主補佐官の方がよっぽど優秀で、情報を集めて適切な対処ができる。…いや、皇太子に対して喧嘩腰だったわ。
護衛も主人公守れなかった→過度に鍛錬→過労で親善試合にて相手(他国の王子)に手加減される→鍛錬という悪循環を繰り返すし。
領民もムカつく相手(聖女)に石投げるような人たちだし。
結局聖(性)女をチヤホヤするサイドvs主人公をチヤホヤするサイドという、あれこの話の目的ってなんだっけ?ってなります。
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婚約を破棄された悪役令嬢は荒野に生きる。