5.0
ラブソングを一曲聴いたような読後感
山場はチマチマとあるけど、基本は高校生のキラキラしすぎない日常
なんか嫌だなってこともあれば、やっぱりすごくキラキラした特別な瞬間もあり、でもお互い一緒にいるときは穏やかに幸せで
(こんないい子たちはいないよと思いつつも)リアルなかんじがすごくいい
先輩、こんなできた高校生はいないよ!大人にもこんなにいい男いないよ!
セリナ、後半は初期のグイグイはどこへやら、イジらしさがたまらんよ!
友達じゃない学校の連中は嫌い
先輩の弟も正直イミフで嫌い
もう1人の当て馬先輩、この人も基本はいい人でもちょっと無神経すぎる
2人の波乱はだいたい無責任なコイツらのせい
先輩が受験生になった時に起こる波乱はもう破局寸前な勢いで…
2人の時間はなかなか作れない、それでも精一杯時間作って構ってくれる先輩が逆に寂しくて「もっともっと」と思ってしまって自己嫌悪なセリナ
受験が本格化する前に「本当に寂しい時は寂しいって言っていい?」とセリナに宣言されていたのに、いざ本音をぶつけられると受け止めきれない先輩
勝手な憶測で「あの2人別れたんじゃない?」と無責任な噂を流す学校の連中
それを耳にしてしまって更にセリナが落ちたり
当て馬先輩がセリナを好きになって勝手にバックハグとかしてきたのに先輩弟が「隙だらけのセリナが悪い」と的外れなこと言ってきたりして
なんかもうムキーーー!ってなるんだけど
その乗り越え方も2人らしい、なんかこう、すごく琴線に触れるかんじなんだよ
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まいりました、先輩