午後3時の通りすがりさんの投稿一覧

投稿
254
いいね獲得
1,209
評価5 28% 70
評価4 31% 79
評価3 30% 76
評価2 11% 27
評価1 1% 2
1 - 10件目/全62件
  1. 評価:5.000 5.0

    NEW
    チートを除けばリアルな貴族の話

    ネタバレ レビューを表示する

    最初の方だけの感想で低めの評価が多いけど、魔法を使いこなすようになるまでしばらくかかるから、さわりでは面白さは伝わらないだろうな

    能力を与えた女神ですら土魔法はハズレだって思ってるし(大地の女神っぽいのに)
    それこそゲームシステムのように「この魔法を使うのに必要なスキル」があって、その条件をクリアするまで寝かされてる能力も多い

    貴族設定が破綻してる作品が多い中、かなりしっかりとした身分制度が描かれてる
    寄親や寄子と言った貴族間で庇護下に入る設定もあるし、ドレイ制度もある

    主人公カインの家は子爵家、姉アリスとカインは亡くなった第二夫人の子供
    でも家族はみんな良い人で、第一夫人もカインたちを可愛がってるし、異母兄弟も四男のカインを領主候補の1人として扱っている

    なんせ公共事業だからチート持ちが1人で暴走して勝手にやるとかない
    逆にチート持ちがバレないように抑えてるくらいで、それでもバレることを想定し他所に取られないように騎士爵を叙爵して辺境伯のお祖父様の配下にしてもらったりする

    事業計画やサンプルを持って行って、上を納得させないと予算と人手を勝ち取れない
    カインの魔法はかなり万能に見えるけどあくまで土や石を扱うものと、元の魔法がないと何もできないもの
    木工や金属加工などは他の職人をちゃんと頼らないといけないし、整備だけなら他の土魔法使いでもできるからと雇用を生み出す方向でも動く

    作って終わり!でもなく、例えば下水道を整備しようと思えば下水処理や侵入者対策まで詰めないと許可が下りないのだ

    貴族の装いってものも決まってるから、ごっついおじさんやじいさんが似合いもしないのに肩が膨らんだフリフリした服を着てるのも仕方ない笑

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

    想像よりもだいぶスリラー

    ネタバレ レビューを表示する

    タイトルを見ればスタンド・バイ・ミーを想像するのは分かるが全くの別物であり、それは読み始めですぐに感じる

    ・なんせ完全なるミステリー/サスペンスなので、大人パートがないと話が進まない
    ・子供が被害者で「子供の死体探し」なのが余計に例の映画を連想してしまうが、大人の欲望渦巻く凄惨な事件である
    ・子供たちは早々に大人に目をつけられ逃げ回るモードに入るので、子供だけでゆったりとした時間を過ごしたりもしない

    子供が動いたからこそ新発見が出てくるが、あくまで情報を集めたり整理するのは大人の役目である
    主役の子供たちは、普通の子供なのだ
    某見た目は子供な名探偵のように、国家権力を電話やメール一本でパシることはできない

    GPSを偽装したりスマホの扱いに長けていたりと優秀な点も見られるが、デジタルネイティブかつ検索で答えが出ることだから
    逆に、事件の要である鉄塔は検索して即分かる類いの情報ではないので、ネットは使いつつも地道に何年もかけて特定した
    …ちゃんと「一般的な子供」ができる範囲のことであり、そこのバランス感覚に優れた作品

    「街ぐるみ」な事件のわりには、それ以上広げずにアッサリ終わるがそれでいい
    普通の子供は国家や国際テロ組織など相手にできないし、事件の渦中にいても保護されてしまえば報道以上の情報を入手することもない

    彼らは死体、いや友達を探していただけ
    そこに事件性があるのに無視されているから「何よりの証拠=死体」の存在を世の中に出してしまえば彼らの勝ちなのだ
    そのためにSNSで自分たちの行動を記録していて、実は彼らを見守る知らない大人がたくさんいて
    生き延びて友達を見つけることができれば、事件は彼らの手から離れる

    大人になって懐古したりはしないが「小学生の時にあの子が好きだったんだ」と気づいて、子供なりの胸の痛みを感じたりするのだ

    • 1
  3. 評価:5.000 5.0

    いつ大人になるのかな

    ネタバレ レビューを表示する

    話の始まりは主人公ルティアが18歳、すぐに8歳に遡ってそこからまだずっと子供?
    お子様の時は「よく言った愚弟!」なんて言いそうにもないキャラなんだけど、どんな変遷を辿ったらそんな感じになるのか笑

    「乙女ゲームの世界」ってのはもはや定番だけど、その中でもあまり見ない視点やリアリティある政治の世界が描かれてて、なかなか面白い

    お子様時代をずっとやってるからか、将来モブだったりポンコツだったりの理由もよく分かる

    ・正妃の子供じゃないから、母親も亡くなっていて後ろ盾がないからと王位継承順位が最下位で7歳まで教育されず
    ・転生者の悪役令嬢(予定)からの情報がなければ8歳で父親である国王も亡くして、拠りどころの兄もそのうち病気になる
    8歳のルティアはとても頭が良いし、実は魔法でも相当な潜在能力を持っているが、放置される環境でたぶん本人すら優秀であると気づかずにモブになるんだろうなと

    ポンコツ王太子がポンコツなのも、逆に継承順位が1位で努力せずとも王になるのは決まっている(と思い込んでいる)から
    ワガママ放題でも誰も矯正してくれなかったから

    子供にとって、親の存在や教育がどれだけ重要か
    自分で考える力を育てることがどれだけ大事か
    その辺がよく描かれているけど

    今のところゲームヒロインの影もないし、発生予定だった事件は何やら陰謀の臭いがプンプンするし、8歳で他国へGO!なかんじだし
    …大人になる前に全部解決しちゃうのかな笑?

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

    破滅型メガネ&ドジっ娘自己中ピンク頭w

    ネタバレ レビューを表示する

    ある意味テンプレ中のテンプレ「主人公を敵対視するピンク頭の聖女」がメッチャ出てくるけど、あまりにも属性が多すぎる!

    本当に、超々おバカさんでピンク頭がメインの敵だったら話が破綻して大幅に星が減ってたんじゃないかと思うけど…おバカさんに相応しく黒幕に操られる駒なので、突き抜けた自己中は良きスパイスというか?
    初恋の人に何度拒否られてもゾンビのごとく現れて当たっては砕け散って自滅するから、ムカつく超えてもはや怖いもの見たさw

    ピンク頭が自分磨きを止めて主人公を落として差を縮めようとした時点で大負け確定だし
    黒幕に入れ知恵された以外の、独自の嫌がらせがアホすぎ無意味すぎて、やられた側にダメージないだろって逆に安心して読めるくらい

    ・信者を使って主人公にバケツの水をかけようとする
    →夜会とかでなくただの外出中で、ずぶ濡れにしたからって「だから何?」が凄まじい
    (しかもせっかく人にやらせてるのに現場に現れ、初恋の人に目撃されるという)

    ・主人公&息子くんから初恋の人に届いた手紙を泥棒する
    →初恋の人の姉に現行犯で目撃されて回収される

    …いや悪事働く時に目撃されすぎやん!
    あと地味にツボったのが、途中から外すメガネがもうデカすぎて目玉の中心からズレまくってて、もはや老眼鏡状態だったことw

    • 4
  5. 評価:5.000 5.0

    無理!の具合がちょうど良い

    ネタバレ レビューを表示する

    表題には出てないけど1話でバレるし書いていいよね?「嘘つき皇后様」の嘘はずばり性別

    なんだかんだで小柄でしなやか、なんなら女性より女性らしい!という
    よくある女装ものではなく

    とても綺麗で色っぽくはあるけど、すんごい背が高いし、ガタイもめっちゃ良くてマッチョの分類に入るけど、女装するのに大袈裟なことをしているようには見えない

    やってるのはメイク、服、所作、くらい?
    胸に詰め物入れて巨乳に!とかは全然してない笑
    バレる前からわりとモロ男性に見えてたけど、無理な事を通そうとするからこそ話が面白くなるわけで

    でもあまりにも無理なレベルだと、バレないために「そんなアホな」と思ってしまう部分が出てくるし…
    こんな女性もいるかな?と思えるギリギリなラインを攻めているかんじ

    そもそもが元敵国から嫁いできた皇后ということで皇宮内での立場も弱くて引き篭もりがちだからバレにくいってのもあるけど
    女の所作で体が凝る!とか努力が見えるし
    当然、いつまでも子供ができないのをどう誤魔化すか?とか
    皇帝は友人としていつか偽の皇后から解放してあげたいと考えていたり

    「どんな形で嘘を終わらせるのか?」がすごく興味深い

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

    無料5話まで

    ネタバレ レビューを表示する

    まだ11話しか配信してないので、とりあえず無料5話まで
    最初の3話、つまり3分割された1話で十分に皇帝が暴れて掴みにきてると思う

    どうやら、ただの転生(ただの転生ってなんだ…)ではないらしく、一人称が「余」になってしまう皇帝とは別に幼女の魂?意識?も残ってて皇帝と会話してるのが斬新か

    自分の体が敵をボコって返り血にまみれてるのにアッサリ受け入れる程度には幼女もぶっ飛んでる

    まぁ、これ別に幼女じゃないだろってのが正直なところだが
    10歳になるかくらいに見えるので幼女より少女では

    • 0
  7. 評価:5.000 5.0

    本編より好きかも

    ネタバレ レビューを表示する

    まず本編があることを知らずに少しだけ読んで、本編の存在を知って本編を読み、その後にまた読み始めたのですが…
    個人的には本編よりも面白いです
    なんというか、こちらの方が切羽詰まり具合が逼迫していて読み応えがあるというか?

    赤の皇帝陛下・皇后陛下どちらもトップに立つ器として、とても優秀ではあるけど特殊能力ってほどのものはなく
    (皇帝は朱雀になれるけど、本編で飛べないって暴露されてるし?)

    本編の白の皇帝陛下と主人公は、なんだかんだで人に恵まれて味方も結構いて、プラスでチート能力もあるけど
    赤の皇帝陛下・皇后陛下は本当に味方がほぼいないところから始まる
    それじゃあ、お互いだけが味方か?というと最初はそれほどでもない
    夫婦の絆、信用できる臣下、トップとしての立場
    本当に身ひとつ、頭の良さと判断力、あと純粋な推理力で構築していく

    自分たちの力不足も十分に自覚していて、それでも実力よりも大きく見せなければいけないので
    夫婦の絆ができてからはお互いにだけ弱さを見せ合うことができるようになって、良かったねぇ…とシミジミ

    あと赤の皇帝の無茶振りの方が、白の皇帝の無茶振りよりも、すこーしだけ性格がいいかな笑?

    • 2
  8. 評価:5.000 5.0

    期待できる

    ネタバレ レビューを表示する

    「森の魔女」と呼ばれるお母さんと、ちび魔女さんのミーシャ

    薬師として暮らしているけど、公爵家の正式な側室とその御息女(お妾さんと私生児ではない)
    ミーシャ自身も出自を知っているし、少ないながらも公爵である父親との交流もあります
    そんな公爵が戦闘で瀕死だからと、森の端っこから公爵家に

    側室がいるなら正室もいるわけで、それはそれはテンプレの浅はかで嫌な女です
    ミーシャと同じ年頃の娘もいますが母親そっくり
    親子揃ってミーシャから大切なものを奪っていく

    薬師を自称するミーシャ親子だけど、もう薬師の域を超えてます
    もはや医者、それも「中世風な世界で、近代程度の西洋医学」の治療ができる医者、ゆえに魔女です
    他の親族は出てきていないけど「森に住む一族」的な特別な存在のようです

    指揮官の公爵が重傷ってことは、それ以上に傷ついた兵がいるわけで
    公爵の治療は技術のあるお母さんが、大勢の兵士はミーシャが担当するけど…ちびっ子の言うことで最初は聞いてもらえない!
    でも少しずつ受け入れられ、頼りにされ、お母さんと2人きりの生活だったミーシャの世界が広がり、そこから更なる広い世界へ!
    というところで、まだまだこれからに期待

    • 1
  9. 評価:5.000 5.0

    喪失が始まる

    ネタバレ レビューを表示する

    「下剋上」の通り、マインの身分は上がっていく
    そして上がった分だけ大事なものを失う

    そもそも第一部からして
    若くして命を落とし、
    たくさんの知識を授けてくれた母親とは永遠に別れ、
    便利な生活もなくし、
    いつ死ぬか分からない体に押し込められるという喪失から始まっているのだけど

    この話の優れているところは
    現代日本人(の中でもかなり博識な)の知識と、
    平民どころか貴族ですら敵わないレベルの魔力で、
    まるでチートにならないところ

    チートそのものは発生しているけど、チートした分の代償が必ず描かれてチートを選択することができなくなる

    ・怒りに任せて魔力で貴族を傷つければ家族もろとも処刑
    ・期待される以上の魔力や知識を差し出せば既得権益から身柄を狙われ
    ・やっと活版印刷まで辿り着けば「平民が貴族の領分を侵せば潰される」と釘をさされ
    ・賢さを見せれば危険な存在でないかと疑われ

    平民でありながら貴族待遇の巫女になれるという下剋上で始まる第二部は
    完全に「生まれながらの貴族」の身分に偽装するという更なる下剋上の結末になる
    それはつまり、マインという存在を死なせてしまい、家族と別れ別人になることを意味する

    知識しか持たず、しかも人生の途中から放り込まれた別世界で、虚弱な体を抱えながらマインが一部をかけてやっと手に入れたささやかな絆
    第二部だけでなく、三部でも四部でも、マインの身分が高くなり事業が大きくなるにつれて
    第一部で築いた絆が邪魔になってしまい、その絆を手放して喪失していく話でもある

    • 0
  10. 評価:5.000 5.0

    しっかりとしたヒロイン

    ネタバレ レビューを表示する

    このヒロインは好きです
    まず、頭が良いこと
    そして、1人で抱え込まずに人を頼るところ!

    前世〜原作〜ループ〜の知識のみでゴリ押しし、考える力も事態を打開する能力もないくせに周りに隠し事して1人でどうにかしようとて
    挙句、敵の手に落ちて助けてもらってなし崩し的に周りを巻き込む無能ヒロイン(←)のなんと多いことか

    その点、この作品では隠すべき部分は隠しつつ、未来の情報を上手く話して人を動かすことができる
    1回目と2回目の情報を整理して合わせて新しい真実を見つけることもできるし、それを1人で抱え込まず未来の情報抜きで夫に伝えられる

    あと、話の流れに無理がないのがいいよね
    2回目のみならず、1回目にヒロインが結婚したくなかった理由もハッキリしているので前回はただの愚か者でした!というわけでもない

    決して「夫になる人が恐ろしいらしい」なんて噂話で判断したのではなく
    子供の頃、実際に目の前でまだ少年の夫が人を容赦なく殺害する瞬間を目撃してしまったことの衝撃
    さらにはヒロインの近くにいる腹黒執着変態男が、幼いヒロインに少しずつ事実であるかのように未来の夫の悪口を吹き込んで洗脳していた

    夫の人柄に触れ、優しく大事にされているのにいつまでも信じない!なんてこともない
    早々に夫を信じる判断をして夫と協力体制に入る

    そして周りも有能な人が多い(←これ重要)
    「話の展開のために無能がありえないヘマをする」
    これを繰り返されると、どんなに良い設定でもどんなに先が気になっても、段々と読む気が失せてしまうのだけど
    それがないのが嬉しいです

    • 2

設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています