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遊郭の切なさを
エソラは客をとらずに見習いとして話が進む。遊郭でそれが許されるのは主人公故の展開なのか?周りの遊女の悲しみがより引き立つ。現代にも通じる女性を商品として見る差別観を周囲の女性に与えつつエソラには性の残酷さを負わせずに話が展開することにモヤモヤ感を感じる。それでも遊郭という偏見を背負いつつ誠実に生きようとするすべての登場人物にエールを送りたい作品です
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エソラは客をとらずに見習いとして話が進む。遊郭でそれが許されるのは主人公故の展開なのか?周りの遊女の悲しみがより引き立つ。現代にも通じる女性を商品として見る差別観を周囲の女性に与えつつエソラには性の残酷さを負わせずに話が展開することにモヤモヤ感を感じる。それでも遊郭という偏見を背負いつつ誠実に生きようとするすべての登場人物にエールを送りたい作品です
自閉症に限らず、他人と少しでも異なると、育児は不安になるのではないでしょうか? 幸子さんのしたい育児と光さんのしてほしい関わりがずれることによる苦しみ、育児に限らず、今の日本にはこうあるべき、普通からはみ出したら大変、という雰囲気が蔓延していませんか? 光さんに何が必要なのか、思考錯誤していく中で、幸子さんガチ変わり、やがて夫も変わっていく。曇りなき眼で、と、どこかのジブリアニメじゃないけれど、光さんをしっかりみつめることで見えてくる、そして自分も変わっていく。身近な社会も変わっていく。そんな希望を感じます。
下町のホームズと呼ばれる大学院生と、ワトソンのような高校生の葵さん。警察沙汰となるような深刻な事件ではないものの、当人たちにとって生きにくさにつながる事件。第三者には鋭くも思いやりを感じられる見立てを披露するホームズさんも、自分の恋心をスパッと解決できないもどかしさ。誰しも自分のことはよく見えないということかも。葵さんの方が自分に正直なところが好感が持てる。謎解きを楽しみに読んでいましたが、だんだん二人の今後が気になってきました。
普通ってなんだろう? 誰もが個性的でいいとは言うものの、まだまだこれが普通だとか、同じに合わせなくちゃとか、同調圧力?が強い日本。見た目の違いや発達障害も個性という人もいるけど。どこまでその人のナイーブな面まで推し量っているか、自分自身がわからなくてなったり、偽善者だと落ち込んだりする。この作品を読むと、そうやって迷うことが大切なんだと気づかせてくれる。こんな自分でいいのかって思う時、すっと寄り添ってくれる人の存在の大切さにも。
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みにくい遊郭の子