伽羅女さんの投稿一覧

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1 - 10件目/全135件
  1. 評価:5.000 5.0

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    180話まで読みました。

    評価が低い人はほとんど読むことなくレビューしてるんじゃないかと思う。
    確かにエロいところがしつこいと思うこともあったけれど、兄女弟愛が詰まっていて決してそこは大げさではない。私も兄が4人いてこの兄弟ほどキャラは濃くないけど、きょうだいを思い合う気持ち理解できた。それに男ばかりのきょうだいではどうしたって女は家事をすること自然と多いの当たり前。その分男たちはお金を稼いできてくれるし、力仕事や怖い人達に向かって妹を守ってくれる。よく描けてますよ。

    個人的なオススメはイアンナが出てくる所。大笑いしちゃうくらいおもしろかった。元気になれる。
    最初だけで判断するのはもったいないかな。

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  2. 評価:5.000 5.0

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    はじめの方は辛い辛い

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    子爵家の次女ルナティアは〃未来読み〃の能力がある。未来読み家系で、今は一族の中でルナティアただ1人とあって、家族や婚約者はルナティアに頼ることで成功していた。それなのに家族はルナティアを物のように扱い、1人惨めな思いをさせてるのに親姉弟は何とも思っていないのが許せない。むしろもっと教えろと当てにして、ルナティア自身がハッキリ言わないのもイライラした。
    ただいい事ばかりではない。代償がある。
    未来読みをするルナティアがその代償を五感で払う。使っているうちに五感が衰えてしまうとわかった。なのにどうしてそれを家族に言わないのか!!!!!私ならさっさと逃げるかキレるな。ルナティアの対応も悪いと思う。
    我慢に我慢を積み重ね限界が来た時家を出た。もっと早く出ていたらと思うけど、それも運命。向かった先は残虐非道と恐れられてる侯爵ノクスに条件を付け花嫁にしてもらう。普通だったらどっかの子爵令嬢を簡単に信じ受け入れる事はまずないけど、未来読みは興味をそそるし、ノクス自身がルナティアを気に入ったんじゃないかな?代償のことは伏せて侯爵家の人間となる。
    ノクスの役目は森?人里離れた森の中にあり、ある植物を探していた。それはとても重要な物で王子の命令によるものだった。そこでルナティアが一緒に探すことになるけど、一方でルナティア自身の為にもなる可能性があった。
    人間の欲まみれが嫌になるけれど、侯爵や新しく出会った人たちがいい人で、ルナティアが悲観的にならず幸せでいられてよかった。

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  3. 評価:5.000 5.0

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    リリアンが気になってしまう

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    主人公のリリアン(後に姫様にもらった亡くなったわんちゃんと同じ名前)は、先王の葬儀に奴,隷100人を殉死させる中の1人だった。まだ幼い子供のリリアンがどういう経緯かは45話までは明かされていないけど、絵がかわいいこともあってか胸が苦しくなった。とうとうリリアンの番になった時に姫様からストップがかかる。
    リリアンは髪色と瞳の色が王族の血を引く珍しい特徴で、姫様と同じ。年頃も同じか近いこともあって、姫様専用の奴,隷となり命拾いする。他の奴,隷達もこれを機に殉死が廃止された。本当によかった。何百年何千年前は確かあった様だけど残酷でムダだよね。

    月日は流れ⋯姫様は結婚する年頃になると、隣国のジウスドラ国との和平のため嫁ぐことになる。でも不思議なのが、姫様のきょうだいは出てこない(今のところ)から、婿をよこせと言ってもいいんじゃないかと思った。嫁ぐジウスドラ王国には王子が何人もいるんだから、ジウスドラもその方がよさそうだけど。でも相手の王太子は〃冷血王子〃と呼ばれているから、そりゃ嫁ぎたくないよ。そこでリリアンの出番。。
    姫様には愛する人がいるからってのもある。

    そもそも王族でもなかなか出ない色の髪と瞳の色のリリアンが奴,隷なのか、周りが気にもとめないのか不思議。後々姫様とリリアンは血縁関係があると推測している。なにより2人は息があってるし、姫様の護衛も熟し強く相性がいいから、先王の隠し子とかだったらおもしろい。

    冷血王子の旦那様テオドシウスは、第8王子って。兄弟を表面上殺っちゃって王太子にのし上がった系になってる。テオの境遇も理由あって(まあ〜8人目王子だからね)、噂とは違う面をリリアンに見せる。テオはリリアンに優しく大切にして溺愛し守るけど、リリアンもテオを危険から守って支え合ってる姿がいい。
    国を捨て姫様も愛する人とどうなるのか心配。
    2人の姫が幸せに暮らせるラストが見たい。

    • 2
  4. 評価:5.000 5.0

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    現代で病気により若くして生命を終えたヒロインが、転生するお話。
    転生先は公爵家、異母妹アデルがいる美人姉妹。
    ある日、見知らぬ男の子ウィルが倒れていた所を保護。ウィルには呪いがかけられていて意識がなかったけど、主人公セリーヌが看病する。

    セリーヌは前世で恋や結婚をできなかったから、〃私の王子様〃と結婚したい願望があって、ウィルはセリーヌが結婚したい人物は国の王子と思ってる。だから自分はこの国の第二王子だとカミングアウトして王城に行く。
    第一王子のルイスはセリーヌの婚約者候補だったけど、姉妹は興味ないから少し可哀想かな。
    王や王妃に第一王子はウィルのことよく思っていなく邪魔な存在。王妃は自分の子供じゃないからわかるけど、王と兄がウィルの命を奪おうと刺客を送る王妃を止めないし、80話くらいから父親である王は全てを亡き者にしようと化物になって、ストーリー的にはがっかり。ただの鬼畜が親なんて辛すぎる。

    ウィルは幼い頃から自分を守ってくれたセリーヌ一筋ですごい執着だけど、それは仕方ないと思うからセリーヌもウィルを選んでくれてよかった。
    ウィルは呪われた化物の様には扱われ冷遇されてきて、セリーヌと出会った事によって、セリーヌが嫌がる事はしたくないと、王族の中では1番マトモな王子だった。ラスボスは父親じゃないかな?
    絵はきれいだし読みやすくておすすめです。

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  5. 評価:5.000 5.0

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    絵が売れても一希は変わらないで

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    泉を知らない。自分には関係ないと思っていた。
    主人公の一希は、一般的な家庭の育ちではない。親兄弟は1人も出てきていない(50話までは)。他の人には当然あるものが無い、自分だけを愛し守ってくれる絶対的な人物がいない環境だった。大人になり社会出た一希は家がない、その日を生きるため寝床代を稼ぐため一生懸命働いていた。
    そんな一希の趣味は、絵を描くこと。仕事の合間の息抜きで絵を描いていると、同世代の怪しい男(透)が絡んできた。この透との出会いで一希の生きる世界は変わりはじめる。

    透の謎。資産家、親からの相続と思われるが、同居人と2人暮らしだった。一希のパトロンとなるけど、何を考えているかわからない。悪い人間ではないと思う。家のない一希に同居の提案をして、今後描いた絵を売っていくアドバイスや支援をする。

    ブレない。趣味で描いていた小さいスケッチブックは描きためていない。それは荷物が増えるから。ただこれからは捨てずに売り物にするけど、一定の収入を確保したい一希は、清掃の仕事などを続けたくさんの人と出会う。普通ならお金が入り、周りの人がキラキラして自分も手に入れたいと欲が出ると思うけど、一希は感性を刺激しても物欲にははしっていなくて、刺激を受けている時の一希の目は輝いているから応援してしまう。

    たくさんの人と出会い、たくさんの初めてを見て経験して成長すると、たくさんショックを受けることもあるだろうけど強く生きてほしい。
    個人的には雲井さんの人間味好きです。

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  6. 評価:4.000 4.0

    ストーリーおもしろいと思う。
    若さ故の経験不足と、驚くほど家族から協力を得られない悲惨、婚約者の柔軟性のなさと2人の信頼関係の脆さがルーチェの悲劇の始まり。

    若干二十歳の貴族令嬢に婚約者がいながら多数の男性と⋯って、その令嬢になんのメリットがあるのか。しかも堂々と名乗ってワンナイト関係あるわけ無い。それを信じ訴訟した婚約者もどうかしてるし、令嬢の親も理解できない。裁判も自分には弁護士もつけず争う姿勢がないし、助言をする大人もいない。こんな無茶苦茶な事はありえないから、ここまでは正直面白さにかける。ただ貴族とはいえ大した力もない令嬢に皇室が絡んで、黒幕の存在とルーチェの冤罪はなぜ起こったのかは気になった。
    星1つ減は、心の声の長さと余白の多さ。

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  7. 評価:4.000 4.0

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    64話まで読みました。
    貧乏侯爵家4人きょうだいの長子令嬢テレーゼ。国からの支援金は領地民の為に使うから、テレーゼはたわしなどを手作りして露天で売っている。
    ある時、大公妃を迎えるにあたり伯爵以上の令嬢を妃候補として宮殿に行くことになるけど⋯。

    テレーゼの目標は違う事にある。大公妃には興味がないマイペース。働いて家計を助けないといけない。恋愛に鈍感で、近くで慕っている男の人は大変だよね~。
    妃選びまではおもしろかっったけど、60話辺りから陰湿であまり変化がないからモヤッとした。
    でもテレーゼの成長は気になる。

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  8. 評価:5.000 5.0

    途中難しいけどダークおもしろい

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    小説のストーリーは、皇太子の婚約者であるにもかかわらず、婚約者より愛されるヒロインヘレナに嫉妬し陰謀を企んだことによって最期は処刑されてしまう婚約者のエリス。そんな小説の中のエリスに転生してしまった自分は、自分がいた元の世界にどんなことをしてでも戻ろうとするお話。

    実際、元のエリスの魂はもう消えてしまい、元のエリスが処刑されることはない。ということは、小説のエリスは異世界から来た自分(主人公)だったのかな?と疑問。ただ自分によって、たくさんのことが小説とは変わっている。自分は元の世界に戻る為に死ぬ試みをするけど死ぬことができない。因果律が影響しているようだとなっている。周りの状況が大きく変わっているのに、自分の望むようにならないけど、そもそも魔女や大神官の言っていることが本当なのか。所々理解が難しかった。

    アナキンの存在、自分に名前がない名前をつけなかった。エリス(自分)がつけてくれた名前がアナキン。エリス(自分)が決めた護衛騎士で、言葉は少ないけど存在感が大きい心安らぐ自分を裏切らない人。

    皇帝・皇太子・大神官・イアソンはエリスの周りにいる男たちで、皇帝を除く3人はヘレナを慕い、皇太子は婚約者のエリスがいるのにもかかわらずヘレナをそばに置いていた。だけどこの3人いつの間にかヘレナより自分のエリスに気持ちが変わっていた。特に大神官なんてあってはいけない関係なのに、今世がダメなら来世とか気持ち悪いことを言う様になって、ポンコツな男たちだった。
    皇帝は皇后に執着していて、皇后は子供を見捨てた皇帝を許すことができない、皇后のダークな最期は印象強く残った。

    エリスの父親の侯爵は、この人も妻を愛し妻が望んだことを続けていてせつないと思った。皇后は恨んでいるけど、侯爵は侯爵なりに家紋守っているし、結局元のエリスはアレクによって消滅を選んでいるから凄い複雑な気持ちになった。

    アナキン
    87話の無料分までではまだわからない。自分のエリスがいなくなったらアナキンどうなるのかとても気になる。悲しんでほしくない。アナキンを追い完読する予定です。

    • 1
  9. 評価:5.000 5.0

    闇・重い・美しい

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    由緒ある貴族に生まれたエティエンはきょうだいと、父親の再婚により義母とその連れ子で暮らしていた。だけど父親、兄など次々と死んでしまう。ある日、毒の入ったクッキーを弟が食べてしまい「逃げて」義母がくれたクッキーと言い残し死んでしまう。
    弟がかわいい子だった。後妻の目的は自分の子供を公爵家の後継者にするためにやったようで、まだ子供のエティエンは逃げるしかなかった。

    シオアナは伯爵家の令嬢。伯爵が道で出会ったエティエンを連れて帰って来る。
    兄のイーライは、仕事をシオアナにさせ遊び借金を作り、気に入らない時はシオアナやエティエンに暴力をふるうなどろくでもない男だった。

    やがてシオアナとエティエンは愛し合う関係になるんだけれど、伯爵家に来る前にエティエンはどれいにされていたため、周りには知られてはいけない。
    そして借金が膨らんだイーライによって、状況が変わりはじめる。

    義母や兄は欲の塊、エティエンのシオアナを想う重い愛情(ノアも?)、エティエンとシオアナは美しい。
    明るく爽やかな場面は少ない。暗くホラーのようなドロっとすることがほとんど。でもなぜかもっと読みたい、続きが気になる作品でした。

    • 1
  10. 評価:4.000 4.0

    60話無料分まで読みました。
    脇役の悪役令嬢セリアは悲劇的な死で終わる。そんな小説の中のセリアに転生した主人公は、このあと起こる悲劇を回避する為に、小説とは別ルートを実行し生き残ろうとするお話。

    転生したセリアは、小説に影響され過ぎて面白さにかける。
    聖女のリナが自己中通り越してイライラする。見ているこちら側が頭おかしくなりそう。
    カリスもリナ程ではないけど、自惚れと、言ってもわからないトンチンカンな人物。
    小説の中では主人公のルシェは、1番現実的でまともな人。はじめは愛想もないし冷たい感じがしていたけれど、徐々に妻を愛し素敵な夫となる。
    無料が延長したら戻って読みたいですね。

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