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辺境地の公爵令嬢ミリアーナのお婿様は王太子を廃嫡となったマティサ。本来であれば婿様が王の後継者になるのに弟が王太子となって、廃嫡したマティサが脇を固めるのおもしろい。
ミリアーナは日本の現代の記憶を持って生まれたとは言え、それらの技術と魔石を上手く開発し実用化しているのはお見事だった。随分と都合がいい話だけど、現地の技術者たちの知恵と協力で豊かな領地になっていた。
よかったのは、意外にもミリアーナがマティサをすぐに受け入れ、婿様(マティサ)も嫁(ミリアーナ)を大切にしていたのは平和でいい。嫌な話がほとんど無く楽しいお話でした。
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ダィテス領攻防記