ローズったら。
王子の婚約者の座をかけて正ヒロインたるアイリスに勝負を挑む。
このお転婆さん!
ローズはアイリスを勝たせる気満々だけど、勝負や如何に?!
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ローズったら。
王子の婚約者の座をかけて正ヒロインたるアイリスに勝負を挑む。
このお転婆さん!
ローズはアイリスを勝たせる気満々だけど、勝負や如何に?!
オリバーの当て馬行動は成功したものの。
これまた斜め上の方に嫉妬した王子は、ローズを問い詰めてしまう。悲しい。
距離が近いと思ったなら、間に割って入れよ!
ダンスの相手をしたいなら、大きな声で立候補しろよ!このヘタレめ!挙句、空き教室にローズを連れ込んで難詰って。
コヤツ、本当にローズを任せて良いのか。
オリバーじゃ無くても心配するわ。
執事のオリバーはローズにただならぬ想いを抱いてるのかと思いきや。
ただローズを大切に想い、自ら当て馬を演じるという。健気。かつ、大人。
上手くハマってくれよ、王子!
城から帰り、街中でヒロインと出逢ったからと言って、馬車を降りるローズをアッサリ見送る王子。正気か?!
王子は何と無くローズが気になってる様子なのにな。
王子の顔面の麗しさゆえ、
ピンチ!
まぁ、この「一枚の毛布で暖を取る」というラッキースケベ風の展開も何も起こらないんだろう。哀しみ。
馬車の揺れでラッキースケベ風になるものの、
なかなか進展しない2人。
ところで、発情したり抑制剤があったり、宿命の番いという設定があるもののオメガバースでは無いみたい。
ローズの作戦は、自分がワガママ一杯の悪役を演じて、王家から婚約破棄して貰うという斜め上のもの。王子は一旦その策に乗るが、それはイジメというより、王子に公衆の面前で「あーん」をしたり、お姫様抱っこを要求ふるという可愛らしいワガママ。
ローズは、ゲームのシナリオだと王子と結ばれるとバッドエンドだから、王子に気持ちがあるものの、身を引くしか術は無いと健気にも思っているが。
王子は「そんなにも俺が嫌なのか。」と、ガッカリしている。すれ違う心。切ない。
はぁー、良かった。
可哀想なローズの側にはややツン気味だが過保護なイケメン執事が居る。
彼もローズに格別な想いを抱いている筈。
ヒートを目の前に、とりあえず踏み止まる王子!
指先噛んでたけど、
それってもうちょっと腕とか噛んで欲しかったところ。指て。理性と本能が闘うっていう見せ所なんだから!
ところが、ローズは「それ程に自分が嫌なのね。」と落ち込んでしまう。健気。
悪役令嬢の発情期
012話
第12話 正ヒロインVS.悪役令嬢