5.0
子育てに正解はない
熟年になってから授かった命、
現実的に生理もとうに終わっているし体外受精でもないし、などというかなり強引な設定ではあるものの、彼らがよくある高齢出産の夫婦だと思えば後は現実のお話として身につまされる感動・騒動の連続です
旦那さんの朝一さんが年齢の割に最新機器を使いこなしてたり、幼稚園の父母会に積極的に参加したり、なにより娘の未来ちゃんの成長が夫婦の生きる糧になっているのが伝わる
泣けますよ…
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熟年になってから授かった命、
現実的に生理もとうに終わっているし体外受精でもないし、などというかなり強引な設定ではあるものの、彼らがよくある高齢出産の夫婦だと思えば後は現実のお話として身につまされる感動・騒動の連続です
旦那さんの朝一さんが年齢の割に最新機器を使いこなしてたり、幼稚園の父母会に積極的に参加したり、なにより娘の未来ちゃんの成長が夫婦の生きる糧になっているのが伝わる
泣けますよ…
現実にはフラレて冷たくされてもめげずにアタックし続ける琴子のような女の子は今の時代だと粘着ストーカー扱いになってしまうのかもしれない
まだ携帯もない時代で、終盤琴子が病院のカルテを家に持ち帰るシーンにはあり得ねえ!個人情報!と思わず突っ込み
ドジで成績も良くない琴子だけど一途な思いが入江くんに届いた時は読者は皆歓喜の声をあげたんじゃないかな
残念ながら先生の不慮の事故により未完となってしまいましたが、あのまま連載が続いていたとしても具体的な子育てを長々描いても恋愛成就という目標は達成してたから原作はほぼラストに近かったようにも思われます
時代は変わっても時々読み返しては琴子に感情移入してキュンキュンさせられます
普通好きな男の子に拒否されたら悲しいけど諦めるしかないとシュンとしてしまうところですが、主人公琴子はめげないあきらめない!
もちろん家を失った琴子がパパ同士が友人という偶然で厄介になるのが大好きな入江くん家というご都合主義もあるのですが、次第に琴子のひたむきさに惹かれていくツンデレ入江くんがまたいいんですよ
もう有名な話もなので他の方も触れているかと思いますが、話も佳境に入ろうかというタイミングで作者の多田先生がお亡くなりになってこの作品は未完になっています
未完だからそこ読者があれこれ想像を巡らせる事もできるのですが、天国の多田先生には今でもこの作品は愛され読まれ続けていますよとお伝えしたいです
ル・ルーあってのベルばら外伝!
前回の外伝を描いてから年数が経っていて池田先生の作風もちょっと変わってしまってはいますが、今回もル・ルーは子供のままです
そして今回も大活躍です
ベルばら外伝は本作よりは知名度が低いかもしれませんが、どこでどうなってあんな知識が備わったのかオスカルのお姉様の娘のル・ルーが大活躍するんです
最後の方、畳みかけるように終わらせてるのだけは残念ですが短編で読みやすいし、むしろベルばら本作を読んでなくても楽しめるのではないでしょうか
まあ今更説明するまでもないくらいの名作で、日本人はほとんどがフランス史はこれで学んでこの絵とイメージで変換されているのではないでしょうか
主役のオスカルを含む架空の人物もいるのですが
未だにいろんなコラボ商品や企画が後を立ちませんし宝塚も新たに舞台やるようですし、池田先生はベルばらだけでもガッポガッポなのではないでしょうか
何十年経っても色褪せない名作です
アニメはなんとなく見た記憶があったのですが、東京五輪の女子ボクシング金メダリストの入江選手がボクシングを始めたきっかけになった作品ということで読んでみたらどハマリしてしまいました
あしたのジョーの数年後から連載が始まったそうですが、ジョーほど泥臭くなく、でも昭和の時代特有の背景も残しつつ、元気くんが泣きながら汗かきながらボクシングに邁進するという
…とにかく「そんな残酷な試練ってある!?」ってくらいに波乱万丈なんですよ
どんなに鈍い感性の人でも必ずどこかで涙腺緩みます
私なんかボロボロ泣きながら読みましたよええ!!
ボクシングが好きな人もそうでない人にも一度は読んでおくべき名作です
私はジミヘンやジャニスなどここに出てくるミュージシャンをリアルタイムで知らないし正直そこまでロックシーンに詳しくはないのですが、知らなくても充分楽しめるし知っていればさらに何十倍も楽しめる作品です
シオリを敵視する吹奏楽部顧問のすばる先生が最初は本当に嫌な奴なんですがw、徐々にいい味出してきます
作者の遊び心で主だった登場人物が車メーカーの名前になってるんですね
連載が長期になってきましたが、書き込みも熱量もストーリー構成もとてもよく練り込まれていて、これから読む人もきっと一気にこの世界観に引き込まれるでしょう
超絶オススメ作品です
初期の表紙は某サン◯オ系のかわいいキャラに見えますが、中身はお下劣でクセ強いギャグマンガです
作者は時事ネタを入れることを信条としているらしく、当然のごとく時事ネタが旬なのはその時期だけなのでしばらくすれば元ネタが何だったか忘れられるリスクもあるのに作者はそんなのお構いなしです
我が道を行くスタイルです
掲載誌のジャンプで一旦連載を終わらせた後でジャンプラで再開するという変則がありました
その頃からお下劣に拍車がかかってやりたい放題です
リコピンの顔も体の描き方も初期とはかなり変わりました
めめちゃんがいつまでも中学生ですがもうそんなことは誰も気にしてません
カロちゃん最強無敵!!
売れっ子マンガ家の臥龍先生がヘルプに来た自信家のアシスタントの深山と入れ替わってしまう
という割とベタな入れ替わりモノかと思ったら、そこからがマンガへの情熱をこれでもかと詰め込んで来て面白く読ませてくれる
見た目が深山になってしまった臥龍は根っからのマンガバカで、でも今までみたいに臥龍としてマンガを描けなくなってしまったので深山の身体で新しい表現を追求していく、
っていうマンガ根性物語
秘めた才能ある新人マンガ家や編集者をどんどん仲間にしていって、これからどんな新作が生まれるのかワクワクさせてくれます
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