5.0
白泉社の少女マンガではありません
コミックスの表紙が白泉社の少女マンガ仕様ですが、中身は若杉ワールドの少年(青年)マンガです
北斗の拳の世界が俗世に揉まれて人間の感情と欲望を知っていく、みたいな
お師匠さんがいい味出してます
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1956位 ?
コミックスの表紙が白泉社の少女マンガ仕様ですが、中身は若杉ワールドの少年(青年)マンガです
北斗の拳の世界が俗世に揉まれて人間の感情と欲望を知っていく、みたいな
お師匠さんがいい味出してます
映画化もされたので結構有名な作品かと思いますが、若杉作品といえばお下劣ネタは必需品、
途中出てくるス◯トロネタだけはどうしても受け付けませんでしたが、基本的にはクラウザーさんになっている時はキャラが乗り移って大胆になる、本当はフォークをやりたい青年なのに世間には全く受け入れられないジレンマ、などが若杉節で描かれています
今読むと絵も若いなあと思わせられますが、若いときに描いた勢い・それこそがこの作品の味となったのではないでしょうか
最後の方のパリ編が好きです
これは原作が岩明均先生となっていますが、岩明先生原作・作画の寄生獣をベースにした太田モアレ先生の描くアナザーストーリーというやつです
だから元となっている寄生獣を知っているという前提でないと理解できないです
太田先生自身も相当な寄生獣マニアかと思われ、そうでないとここまで寄生獣のキャラを掘り下げる描写はできないと思いました
この辺りはどのぐらい岩明先生が関わっているのかわかりませんが、本編の寄生獣では説明が足りなかった部分を補っていたりします
まずは寄生獣を、その次がこの寄生獣リバーシですよ
この作品はリアルタイムでは知らなくて、数年前に読破しました
今の時代に読むと絵柄もややモッサリしていますが、画力で勝負するタイプの作家さんではないのであれがまた味になっていて良いです
ミギー、田宮良子、ラスボス後藤
なかなか個性的なキャラが揃ってます
映画やアニメにもなっているそうですが未読です
いつか手を付けると決めていますがまた沼にハマりそうです
ミギーのぬいぐるみとかないかなあ
この作品は原作者が早々に原作を放棄しました
どのような経緯でそうなったのかはわからないですが本当ならあってはならないことだし、作品もそこで中断してもおかしくはなかったところ、作画の桜井先生がストーリーも含めて作品を引き継ぎ、ほぼ違和感のない読み応えのある名作にまとめ上げました
当初は主人公は大きな瞳だったのが、キャラ設定を軌道修正せざるをえなくなったのか精悍な顔付きに変わりました
以前桜井先生がその辺りの説明をされていましたが、原作者に対して全く恨み言を発しておられませんでした
結果的にはそのまま原作者が書いた話ならどうだっただろうなどとは思わせないくらいにハラハラドキドキする展開に何度も手に汗握りながら読ませてもらいました
そんな複雑な経緯かありながら名作となり得た非常に稀な作品です
佐藤、恐ろしい子…!!
連載をリアルタイムでずっと読んでいました
終盤何か急に強引に畳み掛けるような展開になって、おかしいな変だなって思っていたらあれよあれよと言う間に連載が終わってしまいました
紙の本の売上が芳しくなかったとのことで打ち切りだったそうですが、打ち切り前提で残り数話で無理矢理改変して終わらせざるをえなかった作者さまの無念は如何ほどだったでしょう
読み応えは物凄くありますが、反面やっとひとつの謎が解けたらその何倍も新たな謎が増えていく
読めば読むほど謎が深まっていくので頭の整理が大変です
かなり刺激的な描写もありますがストーリー展開上必要な場面であり、マンガだからと割り切って細目で読むのがよいでしょう
推理することを楽しめる人向けかと思います
奥浩哉先生の別名義作品だとか元アシスタントとかいろんな説がありますが、奥先生っぽいリアルキャラと平面キャラのぴょんたろう(平面だけに…)達が同じ世界にいるギャップが面白い
アニメ化でリアルと平面を体感してみたい
(ぴょんたろう達は作中リアル世界で「アニメだ!マンガだ!」と言われてます)
宇宙人が地球を侵略して、などと文字で書くと薄っぺらいので是非一度読んでみて欲しいです
ふたばちゃんがかわいいの!
野良猫にゃん吉と元ヤクザの親父さんとの令和版ハートフルトムとジェリーみたいな感じ
仲良くケンカしてて、決して飼い猫ではないのにいつの間にか距離感近くなってるのがいいです
周囲の人々が元ヤクザだからと偏見や警戒心を持ってないというのがマンガならではですが、基本平和な世界です
オススメ!!
作者さんの初の連載作品(!)です
一度読み始めたらどんどん引き込まれて沼に引きずり込まれます
アナザーストーリーで小説もあります
コミックスの表紙絵と裏の絵もよく考えて作られています
キスで顔が入れ替わるという空想の世界でありながら人間の業の深さをグサグサと突きつけられます
後半、ラストに向けて謎が少しづつ解き明かされてどんどん加速していく心理描写
そしてあまりにも衝撃的なラスト
読み手によって様々な解釈を投げかけて物語は終わりではなくこの先も想像の中で続いていきます
映画は見ていません
確か連載中の時の映像化だったはずだし、これはマンガで是非是非一生に一度は読んで損はない作品です
作者さんの物語を紡ぐ底知れない才能を体感してください!!
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KAPPEI