ハルカさんさんの投稿一覧

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11 - 20件目/全89件
  1. 評価:5.000 5.0

    マイペースな才女ヒロインが可愛い

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    なかなかな境遇のヒロインですが、マイペースでほっこりしていて、抜群の才女で、魅力があります。
    容姿だけそっくりだが、ワガママで男遊びの奔放な義姉妹の尻ぬぐいで、家の借金を救うべく、妹の身代わりとして公爵家に嫁ぐことになったヒロイン。義姉妹は、ヒロインの名前まで使って男遊びをしていたので、嫁ぎ先では当初イメージが悪い。しかも、夫に3年間の契約結婚を切り出される。
    しかし、ヒロインはめげません。3年間お飾り妻をした後は、お金と家をもらえて後は悠々自適生活ができる、と前向きです。
    嫁ぎ先でも、悪女である妹の振りをしているのですが、周りから見て悪女に見えず、だんだん周りからの目も変わってきて!?
    だいたい結末は見えてますが、それでも面白いです。

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  2. 評価:5.000 5.0

    ヒロインが才女!

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    冒頭で、ヒロイン令嬢が王太子から婚約破棄を言い渡されるというシーンは、幾度となくファンタジー系少女漫画で見てきましたが、この漫画の目新しさは、①少年時代の王太子の命令で馬鹿の振りをしてきたが、実は物凄い才女である、②だから、たいして傷ついていない、③実は王太子を誰にするか、黙って見ている国王夫妻にも思惑がある、という点でしょうか。
    もちろん、ヒロインを颯爽と助けるプリンスもいて、それは王太子の弟王子。
    馬鹿の振りをしつつ、王太子の仕事の補佐(実質ほとんど担っている)を一手に引き受けていて、王太子は知らないが、文官官僚からの信頼絶大なヒロイン。メソメソすることもなく、驕ることもない、頼もしいヒロインです。

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  3. 評価:5.000 5.0

    爆笑「貴腐人」コメディ

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    BLジャンルなんて、薔薇愛なんてジャンルが存在しない世界で、独り腐女子として目覚めてしまった伯爵令嬢ローザ。薔薇愛というBL世界を世に広めんがため、せっせと普及活動、および普及の下地作り活動にいそしむが、それらの活動がすべて清らかで慈愛に満ちた行いと誤解され、聖女扱いされる。
    彼女は「究極の受け美少年」を探し求めていたが、ある日出会った腹違いの弟にそれを見出だし、この少年を全力で推すことにする…。
    傑作爆笑コメディのフルカラー版です。

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  4. 評価:5.000 5.0

    貴「腐」人ローザであるのがミソ

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    ヒロインは、貴婦人でなくて、貴腐人である伯爵令嬢ローザ。BLジャンルなんて存在しない世界で、独り、男×男の愛の腐に目覚め、腐女子として、道なき道をゆく。
    腐女子としてBLを世に広めんがため、又美しい義弟を押さんがための腐行動は、何故かすべて周りから清らかさと慈愛に満ちた行動と誤解され、聖女扱いされていく…。

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  5. 評価:5.000 5.0

    公爵の甥と姪がカワイイ

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    現代人が大公令嬢として異世界転生とか、いずれ弟と夫がBL展開になるという設定とか、当初の設定は色々ですが、大公令嬢として転生したヒロインが、呪われた公爵家の公爵と結婚して、嫁ぎ先で不思議な男の子と女の子と出会う。その2人こそ、呪われた公爵家の謎の核心となる双子だった。この双子を庇護し、懐かれながら、ヒロインは公爵家の謎にふれていく。夫公爵とも仲がよくなりそうな気配?
    読み進めていくと、当初のBL設定はどこに行った?という感じです。

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  6. 評価:5.000 5.0

    瓶底めがね少女の異世界召喚

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    両親を亡くしておじ夫婦のところに引き取られ、こき使われて育った瓶底めがね少女。唯一自分を可愛がってくれた祖母の葬儀の日、いつもいじめてくる従姉妹とともに、異世界に聖女召喚されてしまう…。
    瓶底めがね少女、実はメガネを取ったら超美少女!しかも、本人に自覚なし。自覚がないのと、周りの反応のギャップが面白い。彼女を異世界で引き取ってやった第二騎士団長が、眼鏡を取った彼女の美貌に気づき、当然惚れてしまうも、周りに美貌がバレないよう眼鏡をかけさせ続けるのも、カワイイ。
    逆境ヒロインが湿っぽくなく前向きなので、お話のトーンも明るいです。

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  7. 評価:5.000 5.0

    大和和紀さんの代表作にして出世作

    「はいからさんが通る」
    例え作者名を知らずとも、この作品名を知っているという人は、老若男女を問わず多いのではないでしょうか。矢絣柄の着物に袴、ブーツ、髪にはリボンという、「はいからさん」スタイルを昭和に再び流行させたり、実写映画化までされたり、宝塚歌劇でも舞台化されたり、世間に与えた影響は計りしれず。

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  8. 評価:5.000 5.0

    舞妓藝妓の世界の入門編に良い

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    実際に百年に一人の藝妓と呼ばれた、実在の京都の芸妓の伝記に基づく、一人の舞妓、成長して伝説の芸者となった女性の物語です。実際の芸妓の体験に取材しているだけあって、リアリティがありつつ、かつ大和和紀らしいヒロインらしさもあります。
    舞妓さん芸者さんの世界を知りたい方の入門書としてちょうど良いでしょう。

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  9. 評価:5.000 5.0

    今作のおかげで『源氏物語』が身近になった

    かつて、大古典『源氏物語』といえば、大学の権威ある教授やよほどの古典通のみがその全貌と真髄を語れるものでした。大概の者は、「桐壺」の巻から読み始めても、「須磨」の巻あたりで挫折したことから、「須磨源氏」などと揶揄されたものです。
    それが、『あさきゆめみし』の登場により、『源氏物語』全巻の物語や登場人物が、鮮やかに分かりやすくイメージを伴って立ち上がって来たのです。『源氏物語』と平安文化の普及と理解に、これほど役立った漫画作品はかつてなかったでしょう。

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  10. 評価:5.000 5.0

    元男装の麗人が明治をゆく!

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    自由奔放な行動力のあるヒロイン像は「はいからさんが通る」に近く、明治の日本とアメリカを股にかけてヒロインが活躍する様は「ヨコハマ物語」にも近く、両作品を足して2で割ったような作品です。

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