5.0
音楽の魅力と主人公2人の成長
何よりもまず、音楽の魅力が伝わってくる音楽漫画です。音の出ない、色彩もない紙面から、様々なクラシック音楽がまるで流れ出すように立ち昇って来るのが素晴らしい。
そして、のだめと千秋という2人の、音楽家としての成長と恋愛の進展も見どころです。
笑って泣いて、感動出来る青春音楽漫画です。
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5698位 ?
何よりもまず、音楽の魅力が伝わってくる音楽漫画です。音の出ない、色彩もない紙面から、様々なクラシック音楽がまるで流れ出すように立ち昇って来るのが素晴らしい。
そして、のだめと千秋という2人の、音楽家としての成長と恋愛の進展も見どころです。
笑って泣いて、感動出来る青春音楽漫画です。
ヒロインは、物語の中の登場人物に転身してしまう。しかも、不幸な生い立ちの男主人公を虐める継母という悪役脇役ポジションに!
このままではいけない、さあ、どうする!?
イジメ継母から転身するために、婚約者と継子と新たな家族関係を築いていく、転身物語。
昨今のシンデレラは靴を落とさない。代わりに落としたのは、なんと紐がちぎれてずり落ちた◯ンティ。
夜会で貴族達の面前で、婚約者から婚約破棄を言い渡された伯爵令嬢ヒロイン。その場から必死に逃げ出したのは、◯ンティが脱げそうだったから。そして、ぶつかってしまったのは、元王族の英雄将軍。
いたわしいヒロインがハンカチを落としたと将軍が勘違いしたところから、ラブストーリーが始まります。
なかなかな境遇のヒロインですが、マイペースでほっこりしていて、抜群の才女で、魅力があります。
容姿だけそっくりだが、ワガママで男遊びの奔放な義姉妹の尻ぬぐいで、家の借金を救うべく、妹の身代わりとして公爵家に嫁ぐことになったヒロイン。義姉妹は、ヒロインの名前まで使って男遊びをしていたので、嫁ぎ先では当初イメージが悪い。しかも、夫に3年間の契約結婚を切り出される。
しかし、ヒロインはめげません。3年間お飾り妻をした後は、お金と家をもらえて後は悠々自適生活ができる、と前向きです。
嫁ぎ先でも、悪女である妹の振りをしているのですが、周りから見て悪女に見えず、だんだん周りからの目も変わってきて!?
だいたい結末は見えてますが、それでも面白いです。
冒頭で、ヒロイン令嬢が王太子から婚約破棄を言い渡されるというシーンは、幾度となくファンタジー系少女漫画で見てきましたが、この漫画の目新しさは、①少年時代の王太子の命令で馬鹿の振りをしてきたが、実は物凄い才女である、②だから、たいして傷ついていない、③実は王太子を誰にするか、黙って見ている国王夫妻にも思惑がある、という点でしょうか。
もちろん、ヒロインを颯爽と助けるプリンスもいて、それは王太子の弟王子。
馬鹿の振りをしつつ、王太子の仕事の補佐(実質ほとんど担っている)を一手に引き受けていて、王太子は知らないが、文官官僚からの信頼絶大なヒロイン。メソメソすることもなく、驕ることもない、頼もしいヒロインです。
BLジャンルなんて、薔薇愛なんてジャンルが存在しない世界で、独り腐女子として目覚めてしまった伯爵令嬢ローザ。薔薇愛というBL世界を世に広めんがため、せっせと普及活動、および普及の下地作り活動にいそしむが、それらの活動がすべて清らかで慈愛に満ちた行いと誤解され、聖女扱いされる。
彼女は「究極の受け美少年」を探し求めていたが、ある日出会った腹違いの弟にそれを見出だし、この少年を全力で推すことにする…。
傑作爆笑コメディのフルカラー版です。
ヒロインは、貴婦人でなくて、貴腐人である伯爵令嬢ローザ。BLジャンルなんて存在しない世界で、独り、男×男の愛の腐に目覚め、腐女子として、道なき道をゆく。
腐女子としてBLを世に広めんがため、又美しい義弟を押さんがための腐行動は、何故かすべて周りから清らかさと慈愛に満ちた行動と誤解され、聖女扱いされていく…。
まず、広告に出ていた絵の美しさと画力、男性2人が組んで踊っている!?というインパクト、映画化されるという話題性から読み始めました。
社交ダンスは、詳しくはないけれど、わりと興味のあるジャンルではありました。
読み始めたら、もうこれが、引き込まれる惹き込まれる。面白い。
社交ダンスの中で、スタンダード(優雅に踊る方の)と、ラテンダンス(情熱的に激しく踊る方)のそれぞれのチャンピオンが、自分とは違う領域に足を踏み入れるべく、教え合う。ぶつかり合い、反発し合いながら、上達し、惹かれ合っていく。
ダンスの専門用語は一杯出てきますが、予備知識ゼロでも大丈夫。分かっても分かっていなくとも、面白く読めます。
現代人が大公令嬢として異世界転生とか、いずれ弟と夫がBL展開になるという設定とか、当初の設定は色々ですが、大公令嬢として転生したヒロインが、呪われた公爵家の公爵と結婚して、嫁ぎ先で不思議な男の子と女の子と出会う。その2人こそ、呪われた公爵家の謎の核心となる双子だった。この双子を庇護し、懐かれながら、ヒロインは公爵家の謎にふれていく。夫公爵とも仲がよくなりそうな気配?
読み進めていくと、当初のBL設定はどこに行った?という感じです。
両親を亡くしておじ夫婦のところに引き取られ、こき使われて育った瓶底めがね少女。唯一自分を可愛がってくれた祖母の葬儀の日、いつもいじめてくる従姉妹とともに、異世界に聖女召喚されてしまう…。
瓶底めがね少女、実はメガネを取ったら超美少女!しかも、本人に自覚なし。自覚がないのと、周りの反応のギャップが面白い。彼女を異世界で引き取ってやった第二騎士団長が、眼鏡を取った彼女の美貌に気づき、当然惚れてしまうも、周りに美貌がバレないよう眼鏡をかけさせ続けるのも、カワイイ。
逆境ヒロインが湿っぽくなく前向きなので、お話のトーンも明るいです。
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のだめカンタービレ