赤い雲さんの投稿一覧

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評価4 8% 10
評価3 7% 9
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81 - 90件目/全90件
  1. 評価:5.000 5.0

    完全に壊れている

    ピュアとか純愛とかそういうアレじゃない。単に頭がおかしいだけだ。好きな人のそっくりさんに会うためだけに何十万もかけて北欧に旅行する主人公に対して「私、この人に生まれなくて良かった」と、しみじみ神に感謝する。そしてなお、彼女の恋が永遠に続くことを願う。

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  2. 評価:5.000 5.0

    宮崎夏次系の魅力のひとつは、異様なほどの閉塞感と涙が出そうな解放感が同時に得られる稀有な漫画であること。追放された二人は、無力だけど、自由だ。

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  3. 評価:5.000 5.0

    推しはやっぱり超雲子龍

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    最初の方のグロい描写は、中盤から少しずつ抑えめになっていきます。劉備がホントいつまでたってもうだつが上がらないんだけど笑、史実でも五十過ぎに孔明と出会うまでパッとしなかったから、こんなもんなんでしょうね。曹操が九死に一生を取り留めた時の、片田舎の少女の「才」に目をつけるくだり、なかなか考えさせるものがあります。曹操みたいな男が人を取り立てる時の思考回路はこうなってるのかと。罪作りといえば罪な男で、最愛の人・水晶の悲劇は曹操に見染めらてしまったから起きた、と言っても過言ではないし、曹操は十二分にそれを自覚している。性としか言いようがない、欲しいものを手に取らずにはいられない、最初に登場する怪物「トン」は彼そのものなのでしょう。しかし、宿敵だろうと何だろうと良いものは良い、と賞賛するところ、素晴らしい人物です。曹操の元には沢山の軍師と剣士が集まるけれど、曹操その人を一番愛しているのはやっぱり夏侯惇なんだろうなあ。魏・蜀の敵味方問わず一番人気。迷子の将軍夏侯惇🎵

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  4. 評価:5.000 5.0

    意外にハマった

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    モノローグが多いので途中で飽きるかな、と思ったが、「本物」さくらの登場からが俄然面白くなった。ミワさんの極地的スペックの高さ(「自分の叙情性が鬱陶しい」には脱帽した)に負けず劣らず、さくらのキャラが衝撃的。ミステリアスの極地。絵は梅図かずおの影響を受けていると思うのだが、さくらの目のアップなどその美しさゆえに意味不明な不気味さ倍増。何を考えてるのか全く読めない恐怖が渦巻いて、続きが超ー気になる。あと、映画の題名をもじった各回のタイトルはちょいダサい。

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  5. 評価:5.000 5.0

    名作時代劇

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    女性のちょんまげモノ漫画(鎌倉時代〜幕末興味が舞台)の大ヒット作というのはなかなか無いのだか、これは王道中の王道、江戸幕府三百年を描ききった凄い作品。パンデミックにより女性が将軍職となって政治を動かすパラレルワールド、というSF設定ながら、史実に従い、見事に無理なく破綻がない。どの代の将軍の女性も趣きがあるが、やはり面白いのは名君・吉宗公とそれを支える王佐の才。虫も殺さぬ顔で謀をめぐらし、ふっくらとした手で毒を盛る。ただのワルではない奥深さが彼女の笑顔にはある。

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  6. 評価:5.000 5.0

    リメイクで迫力が増した

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    最初、「なぜここに美白した鯉登少尉がいる!?」と思ったけど、王子といえばこの顔ですよね。他にも「これゴールデン…に出てきたあの人」がわんさかいるけど、それもまた楽しいです。個人的にはパックに乗って前進するシーンが好き。カッコ悪いんだけど、ルール違反ではないし、よく考えたら凄い運動神経!

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  7. 評価:5.000 5.0

    推しはやっぱり不知火フリル

    原作で漫画作品の実写化(ドラマと舞台)の業界裏話を読んだ時、ちょうどネットニュースで「特報!「推しの子」実写映画化決定!」が飛び込んできて笑った。(オファーとかキャスティングとか、リアルの映画の方は一体どんな大人の事情がからんでるんだろう笑)アニメは本当に素晴らしかった。2023年は一年中OPのあの曲が街で流れていたし、紅白の締めもあの曲だった。おかげでアイの歌声=もうYOASOBIの彼女でしかありえない。映画ではアイの歌はどうなるのだろうか。漫画本編とは関係ないことを書いてしまったが、ギャグとシリアスの緩急が素晴らしく、グイグイ読ませる。最近流行りの転生モノには正直あまり興味が無かったが、これはよく練られていると思う。現代→現代への転生は、サスペンスに非常に効果的だと思う。

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  8. 評価:5.000 5.0

    料理のちょっとした小技が有り難い

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    特に助かったのはラーメンに入れる卵の作り方。水を入れた茶碗に割り入れて、黄身を少しだけ箸で割って、ラップをふんわりかけて電子レンジで40秒(サッポロ一番味噌ラーメンの大晦日の回)!もっと早くこの方法を知っていれば…笑

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  9. 評価:5.000 5.0

    推しはやっぱり鬼の副長だな

    毎回ありとあらゆる種類の変態が登場する。そして何故か最後に必ず変態どもに泣かされてしまう笑 軍人、ヤクザ、侍、武術家、プロ同士のバトルシーンがリアルで怖い。次のコマに何が起こるか本当に目が離せない。そして人智を超えたヒグマの恐怖が圧倒的。淡々と爪で人を裂き、無言で噛みついてくるヒグマの目が、めっちゃくちゃ怖い。時折挟まれる北海道の大自然、アイヌの少女アシリパの凛とした佇まいに心が洗われる。主要人物はどいつもこいつも文字通りの修羅なのだが、何故か皆、お年寄りと子供に優しい。

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  10. 評価:5.000 5.0

    ルースの立ち位置が絶妙

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    多くのレビュアーの方が書いていらっしゃいますが、本当に絵が綺麗。特に、時とともに移りゆく空の色の変化を、下へのスクロールで堪能できるシーンなど素晴らしい。マクシーの髪型や宝石、ドレスのディテールも細やかで、毎回楽しみです。小説が先に発表されていることを知らなかったので、いい意味でこの漫画の絵と世界観に没入できました。(小説版の方の表紙を見て、「『ぼくの地球を守って』の木蓮と紫苑に似てるなあ」「マクシーはちょっぴり気が強そうな感じだな、なんか違う…」と。私の中では、漫画版の華奢で儚げなマクシーのイメージで脳内固定しています)また、小説版の表紙もですが、扉絵がウイーン世紀末に活躍した画家のクリムトぽくて、そこもまたロマンチックな中世のファンタジーにマッチして素敵だと思います。まだ22話までしか読んでませんが、(お城の改修が終わったあたり)ここまでの物語の感想は、わかっていてもハラハラしちゃって止められません。そしてこれだけは言いたい、リフタンのカッコ良さはやはり凄い。もうガチで男前大賞2024アワード決定。独占欲強すぎて、今だと「やばい夫」なところもありますが、「このヒトも色々あったんだろうなあ…」と思わせられます。バナー広告を見ると、これからルースとマクシーの仲を嫉妬して一悶着ありそうですので、チョット楽しみです。魔法使いのルースは嫌味や皮肉ばっかり言ってるけれど、リフタンに負けないくらい面倒見の良い、イイ人です。図書館住み付き仲間として本の話でマクシーと盛り上がることも出来そうですね。そして実は、マクシーが反抗的な態度を取ったり弱音を吐ける、つまり自分自身をさらけ出すことが出来るのは、今のところルースただ一人だけ。なぜかルースには初手から遠慮なく怖がることもなく言い争える🟰これって結構凄いことで、他人への恐怖心を持つマクシーにとって本当に稀有な存在です。でも、それってリフタンこそがそうなりたいと熱望していますよね。ここがマクシーの切なさで、「愛してる人には絶対に知られたくない」→リフタンにしてみたら「夫婦なんだから何でも話せよ」なんですけど、リフタンにはそれが出来ないマクシーの気持ち、よーくわかる。そう、ルースみたいな人には言えちゃうのよね。ルースも賢い人だから、その辺わかってるんだろうな。マクシーがどうリフタンに心を開いてゆくのか、これからとても楽しみです。

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