4.0
下剋上はハードだね
やっぱり成り上がっていくのは大変だな、とこの作品を見てしみじみ思う。本がそのモチベーションになっている、ってところも尊敬する。
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11103位 ?
やっぱり成り上がっていくのは大変だな、とこの作品を見てしみじみ思う。本がそのモチベーションになっている、ってところも尊敬する。
作者さんの作品は、いずれも世の女性達を応援している様に見える。女性と言えどもか弱き存在でいる必要は無く、時にはしたたかに男性達に立ち向っている。カッコいいな、と思う。
オパールは色々可哀想ではあるが、賢い。何故、無能な夫のもとに嫁がなければならなかったのか、理解に苦しみますが、有能なので上手に対応出来る。感心してしまった。
ヒロインは育ってきた環境のせいか自己肯定感が低めだけれど美人。旦那様となったヒーローもカッコ良い。ただヒロインにスキがありすぎるので、それを見ている側としてはハラハラさせられますね。
つくしちゃんは色々な意味で凄い。タフだし賢い。スパダリとなりうる道明寺君達を虜に出来るのも才能だよね。
正直言って、のぞみが復讐の動機について語っている辺りは、話の内容が痛々しいし気分が悪くなりました。あまりにもサキがかわいそうすぎる。でも、こういう話って現実でも起こりうるのかも、と考えるとさらにゾッとしました。
最初の物語は、過去のトラウマを乗り越えていく過程を見るのが、少しきつかったかな。二番目の作品はトラウマに関してはあんまり薄くて、小宮さんの酔っぱらった時の能天気っぷりが案外可愛かった、ってところです。
やっぱり能力の高いカップルの子供も、親同様に能力は高いんだね。ただ輪とアリスの子である蓮の能力の全容はわからなかったかな。
恋愛感情を抱いてくれない夫との偽装結婚状態が嫌だと思うヒロインの気持ちは、よくわかる気がした。でも、自分をリスペクトしてくれているのであれば、恋愛感情が無くても良いかな、とも思えた。
女性が年上で男性と年齢差がある場合、男性が年上で女性が年下のケースよりも、抵抗感を感じてしまうのはわかる気がした。
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本好きの下剋上 第三部