5.0
見る度に琴線に触れる
絵柄も繊細ですが、人の心の機微を繊細に描いた優しい物語と思います。親を早くに亡くし、妖怪が見えることで差別と虐待(だと私は思う)を受け続けてきた主人公。ようやく彼を優しく迎えてくれる大人に出会い、心に刻まれた傷を少しづつ癒していくような物語です。妖怪より恐ろしい人間、人間の力及ばない恐ろしい妖怪、様々な悪意に蝕まれそうになりながらも優しい仲間に助けられ助け、成長していく姿に涙なしでは読めませんでした。
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夏目友人帳