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聖女が怖い
妾腹の妹は正妻の兄姉と分け隔てなく愛情をもって育てられた。妹は引っ込み思案で甘えん坊?になり、穏やかな性格の姉に対してはワガママをいう。姉は優しく許して面倒をみていた。
ある日、妹が聖女と認定され王宮に住むことになる。姉に「不安だから一緒についてきて」と無理矢理同行させるが、内気な態度が一転し姉をメイド扱いで虐待する。実は妾腹の自分は家族から蔑まれていると思っており、今迄ずっと猫をかぶって勝手に恨みを募らせていたのだった。
姉への仕打ちや見境無しの男漁りなどで周囲からも批判され、焦りはするが態度を改めることは無い。むしろ家族に対して激昂する。
兄と王子の手引きで姉は逃げる事が出来たが、悪魔の如き妹の魔の手が迫る…
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聖女の姉ですが、なぜか魅惑の公爵様に仕えることになりました