5.0
中身の濃い推し漫画
障害そして障害者の生活の一端を学びながら最後まで止められず読んだ。これからも折に触れて再読したい作品。作者の後記を読んで、障害について深く調べて当事者や関係者にインタビューをして相当準備をしたことに納得。物語の構成と流れがしっかりしていて安定している。地方の高校を卒業後上京して偶然仕事関係で再会した二人、樹とつぐみ。障害が壁になり一度は別れる苦渋の決断をするがお互いに思いを断ち切れずに結婚へと進む。二人を取り巻く仕事仲間、友人、障害者仲間、家族、それら全ての人々から成る社会、その中で二人が家庭を築きそして特別養子縁組を用いて新しい家族を持つ。つぐみに失恋した是枝君が義足の女性と新たな恋を見つける兆しも描いていて気配りが素晴らしい。作画は落ち着いていて見やすい。若い女性が似ていて顔だけだと区別がつきにくかったり、時に幼く見えすぎたりするのが残念。
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パーフェクトワールド