アイスエイジII
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あらすじ
フリージャーナリストから臨時採用の英語教師に転身、蓮見高校に赴任した不破エイジ。無機質で冷たい生徒達や無気力な教師達と対峙し激動の教師生活をおくる。今シリーズでは、新学期を迎え3年生の担任となったエイジが、進路を巡りナーバスになる生徒達相手に更なる奮闘を繰り広げる!!
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みんなのレビュー
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余韻スッキリの濃ゆい完結編
前作で空白のままだったピースが、ピタピタとはまる後編です。
暗い世界に落ちかけた危うい高校生を救う立場にいるエイジ自身も、この作品では癒されて、成長して救われていきます。
それぞれに満たされない複雑な家庭環境で育ち、一筋縄ではいかない葛藤と、生々しい、それでも愛おしい、人との関わり、生き方が描かれる人間ドラマ。
裏テーマは親子の確執と昇華、かな。
この作品の魅力は、抜群の絵の素敵さに加えて、振れ幅の広い未熟でアンバランスなベースにある「普通」の感覚。どんなにダメだと自分を諦めかけても、本当はダメではないという大きな許し。それぞれの葛藤を超えて、自分たちの生き方を掴んでいく、人間への信頼。
課金して悔いなしの、IとII、でした。
読むならセットで!by 招福猫- 19
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5.0
アイスエイジの完結編!
生徒たちとの関わりよりも、ある事件を通して、エイジの過去のもうひとつのしこりについて、ある生徒との事件をきっかけに、思わぬ展開を見せていきます。
他人には素直になれるのに、身内には、身内だからこそ甘えた態度で、余計傷つけるようなことをしてしまう。。そんな人が、あがきながら乗り越えていく姿は、美しいと思いました。
パート2は、読了後、スッキリする感じてます。
一気読みだったので、短めでほっとしてます(^^;)by ミルッヒ☆- 14
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5.0
お見事
アイスエイジいち1も完読して、2は一気に完読!
人は人によって傷つくかも知れないけど、人によって救われて成長して行くと教えくれる漫画、と一言で言うには深すぎるストーリー。
エイジの行方不明の父親まで出てきた。どんなに落ちぶれても子供を思う気持ちに変わりなく、父親の言葉による暴力にあってもやはり親は親なんだ。余命を間近にした父親もエイジに負担をかけまいとする。
言葉の暴力の裏には隠れた優しさが潜んでいる時があるのかも知れない。
親の愛情に薄かった生徒が薬物から落ちぶれて行くのをエイジの父親が救って、改心した生徒が乾先生の子供を事故から救って、自分の行いが自分の罪が以外に軽い方へと。
最後は息子が心配で駆けつけた父親の愛情が溢れて居て良かった。
エイジもその取り巻きの先生方も助けあい繋がりあって行く。定年を迎えて学校を去っていく校長先生との別れの挨拶も余す所無くじいんと胸に刺さって来て泣けた。
もんでん先生の雪人も深いところでやっぱり人との愛情と繋がりで良かった、けど作家の大沢在昌先生原作の北の狩人で本も断然お勧めですby ヨルネズコ- 1
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5.0
読了!
アイスエイジからⅡまで一気に読み切りました。ストーリーはよく練られているし、根っからの悪役がいません。一人ひとりにちゃんと背景があるから、すごく共感できます。学校現場の喜怒哀楽の描写が丁寧で、教師も一人の人間として葛藤する姿が描かれています。
特に、このⅡでは、主人公不破エイジが父親との関係性を乗り越えて、もう一回り成長する過程が描かれます。前作では、エイジがそれまでの経験を生かし、さまざまな生徒との出会いを通して教師として成長しましたが、エイジを生み出した家庭や両親に対する思いについてはあまり触れられていませんでした。今回の作品では、そのあたりの不透明だったところが明らかになり、エイジが最終進化します。アイスエイジを読んだ方には、是非Ⅱの最後まで読んでいただきたいです。
「人は一人では生きられない」「借りは直接じゃなくても誰かに返していけばいい」すばらしいテーマが作品の根底にしっかりとあるから、こんなにも共感できたんだなと思います。もんでん先生の作品はこれまでも好きでしたが、この作品については出会えて感謝としか言いようがありません。本当にありがとうございました。by まめこ21- 1
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4.0
前作のアイスエイジで残されたままだったモヤモヤしていた部分が本作で解決されて良かった!
気になるのは、最後に主要メンバーが集まる場面で唯ちゃんが居なかった事です。
何で??まさか比呂志さんと別れちゃった?by ☆ちぇるしー☆- 11
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