胸に抑え込んできた本音をぶつけて「仕返し」できたことはよかった。それでも由美が放った「ヤクザの娘とはしあわせになれない」との言葉は重く残る。そのくびきに主人公は苦しめられてきたのだし、そこから娘を解き放ってやりたいが為に母親は見合いを押しつけたのだから。強引さの余り主人公の意思を踏みにじり虐待にまでなってしまうが。これから生まれる子どもは、生みの父親との結婚があってもなくても、主人公と同じくびきを科せられるのではないか。この先主人公はどんな道を歩むのか興味深い。
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融点~とけあい~
034話
融点~とけあい~(34)