顔を合わせたら、互いに頬を染めるふたり。初々しくてええなあ。それを「事故のようなもの」とか「もう、せえへん」はちょっと寂しい。
伯母さんへ。何でいち日さんが怒ったのか考えて。でも自分に原因があるなんて気づかないかもしれない。
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顔を合わせたら、互いに頬を染めるふたり。初々しくてええなあ。それを「事故のようなもの」とか「もう、せえへん」はちょっと寂しい。
伯母さんへ。何でいち日さんが怒ったのか考えて。でも自分に原因があるなんて気づかないかもしれない。
想いを伝えようと言葉を重ねるほど伝わらない。そんなもどかしい想いを埋めたくて、身体を重ねたのかもしれない。
公爵家の人たちとは最悪な出会いでしたね。こんな思いで別れの日を迎えるなんて想像できなかったよね。
相も変わらず噂の好きな社交界ですが、オパールとヒューバートの離縁話に黙っているわけはない。そこに真実を話してオパールの名誉を回復させたヒューバート。オパールはどうでも良いこと言っているけど、けじめとしては大切だと思う。
そんなオパールだけど、子犬のしつけはまだまだで、そこがなんかほほえましい。
本当にほしいものは手に入らない。それを受け入れる事で大人になるのかな。
ステラがヒューバートと一緒になりたかったら、自分を変えるしかないよね。時間がかかりそうだけど。
「公爵夫人としての勤めを果たす」がとどめの一撃になったのかな?離縁状にサインをしたのはそれだけヒューバートが大人になったんだよ。
離縁を願うオパール。改めて本当の夫婦になりたいヒューバート。オパールはこの日が来るのを七年待ったんだよ。
そしておまけ。類は友を呼ぶ。
オパールの望みは領民の笑顔を見ること。それ以外はおまけみたい。ましてや跡継ぎについては…。それを果たすためには離縁しかないけど、ヒューバートはそれを受け入れるか?
ステラの心はまだ子供のままなんだ。母が説得しようとしても納得せずに自分の殻にとじ込もってしまう。甘やかされて育ってきたから仕方ない、では駄目なのはみんなわかっているけど…さて。
クロードの無事を手紙で知って涙するオパール。その様子にまわりは体調を崩したのかと勘違い。やれやれ。
クロードとヒューバート。オパールにとってどのような存在なのかがよくわかる。
それにしてもオパールとヒューバートの相手を思う温度差が気になる。
そこにステラを登場させた作者の意図はどこに?
噂話に尾びれや背びれがつくとろくな事はない。でもこういう尾びれは大歓迎です。
ながたんと青と-いちかの料理帖-
042話
第42話