4.0
フィギュアスケートの世界
フィギュアスケートで頑張る女の子が主人公です。
地元に父親を残して東京のスケートクラブに移り、母親と二人三脚でスケートに打ち込む過程が、フィギュアスケートを続けていく上での金銭的な大変さや精神的な過酷さが伝わりとても興味深かったです。
まだ小学生ながらもしっかりした考えを持って練習に励む主人公がすごいなと思いました。
- 0
4679位 ?
フィギュアスケートで頑張る女の子が主人公です。
地元に父親を残して東京のスケートクラブに移り、母親と二人三脚でスケートに打ち込む過程が、フィギュアスケートを続けていく上での金銭的な大変さや精神的な過酷さが伝わりとても興味深かったです。
まだ小学生ながらもしっかりした考えを持って練習に励む主人公がすごいなと思いました。
女として生まれながらも男として育てられた虎千代(後の上杉謙信)が成長していく過程が描かれていますが、女の子ながらもわんぱくで城攻め遊びが大好きな虎千代が利発ながらも可愛らしさがあって魅力的です。虎千代以外の父親や兄や姉、寺院の兄弟子などの登場人物も魅力的に描かれていてよかったです。
絵が綺麗で読みやすいです。
早く家を出て祖母と二人で暮らしたいと目標を持ち、大学に通いながらキャバクラでバイトするなど頑張っている主人公の姿に好感を持てました。
継母が色々ひどいです。陰では主人公にきつい言動をしておきながら、父親には巧妙に本性を隠して媚びている様子が不快でイライラしました。本性を見抜けず継母の言いなりで主人公を守ってくれない父親にもイライラしました。苦労している主人公が報われて幸せになって欲しいなと思いました。
地球各地のお嬢様が通う名門女子校に他の惑星から王女様が転校してくることからお話が始まりますが、SF要素と学園ものが混ざった独特の世界観を醸し出していて引き込まれました。
お嬢様学校なので、色々なタイプの女の子がいて、女の子同士のやりとりも華やかさがあって読んでいて楽しかったです。
女子大生のリサがナンパされていたところを偶然助けてくれた深見さんが実はセレブなイケメン社長で二人はお付き合いすることになります。世の中の女性の理想が集結したようなラブラブな状態でお話が進みますが、深見さんは何を考えているか分からないところがあって、どうしてリサに惹かれたのかがあまり描写されていなくてモヤモヤしました。
王子様系イケメンで成績優秀な男子高校生の雅臣が家庭の事情から教師の絹子と偽装結婚し、住まわせてもらうことになりますが、ヒロインの絹子のキャラとルックスがこの作家さんのこれまでの作品のヒロインのタイプとは違っていてインパクトが強烈で面白かったです。キモい、ババアと言われても怯まず、変態発言をくり出して雅臣を振り回す様子が笑えました。
戦国時代の茶々と幼なじみの相馬がお互いを想い合いながらも結ばれることが許されず、離れたり時には敵対したりしながらそれぞれ戦乱の世の中を一生懸命に生きていく様子がとても切なかったです。
終盤の大坂城落城の際に茶々が相馬の亡骸を腕に抱きながら相馬との日々を思い出している場面は心にグッと来ました。
悲しいですが、最期は愛する人と一緒に迎えられてよかったです。
看護師である主人公が同じ病院に勤める外科医の冬島先生から元婚約者と同姓同名ということで偽装結婚を持ちかけられ、利害の一致で引き受けたことから物語が始まります。俺様な性格である冬島先生と主人公は、当初は色々反発していましたが、次第にお互いの良い所を認めていることが分かったり、優しさを感じたりと距離が縮まっていく様子がベタな展開ではありますが、微笑ましくて惹き付けられました。
ハルコさんは一見傍若無人でキツい感じの年配女性ですが、言っていることは的を得ていて説得力もあり、とても魅力的です。
ハルコさんがズバズバ言って相手の悩みを解決していく様子がスカッとして読んでいて気持ちがよいです。
お酒が大好きで、カップ酒から全国各地の地酒まで一人でも満喫している主人公の様子が人生を楽しんでいる感じが好感が持ててました。お酒のことも作中のところどころで詳しく紹介されていてとても勉強になり、飲んでみたくなりました。
会社の後輩君や彼氏になった男性もそれぞれ違ったタイプの男性で見た目も中身も魅力的です。最終的には二人のどちらかとゴールインして主人公にはさらに幸せになって欲しいなと思いました。
設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています
モーメント 永遠の一瞬