4.0
日陰の王女が鳥になって自由を得る
内乱の最中に鳥になってしまった王女が、伝書鳥になって戦地を飛び回り自軍を勝利に導くのが序盤のお話。鳥になって言葉が通じないのは不便なものの、王家のしがらみを離れて自由に飛び回り、将軍に怒られつつも自ら状況を探り自軍に貢献できる立場は充実していた。長い間行方不明だった王女の身体は敵軍の人質になっていることがわかり、何とか取り戻すものの毒で目を覚まさない。苛立ちから鳥の爪で攻撃してしまい、それを目撃した将軍との間に禍根を残すことに。見回りに出て攻撃され、鳥が瀕死になると今度は王女の身体に戻ったものの、鳥だったことを将軍に言えずぎくしゃくした関係になるのが中盤です。
鳥の間はそのコミカルさとシリアスな戦場がいい具合にブレンドされていたのですが、人間に戻ってからが本当にまだるっこしい。王族の立場を考えれば仕方ないのですが、展開まで遅くなってしまって中だるみ感があります。
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伝書鳥の王女様