4.0
脇役が面白い
主人公二人は掴みにくい人物で何がしたいのかよくわからない場面も多いが、個性的な脇役達があれこれと突っ込みを入れたり話を回してくれるので面白く読める。特に宰相夫妻はいなければ話が進まないレベルでキレッキレ。お二人の若い頃が気になる。
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8893位 ?
主人公二人は掴みにくい人物で何がしたいのかよくわからない場面も多いが、個性的な脇役達があれこれと突っ込みを入れたり話を回してくれるので面白く読める。特に宰相夫妻はいなければ話が進まないレベルでキレッキレ。お二人の若い頃が気になる。
どこまでも筋を通すというか、義理人情の世界に生きているというか、普通の女性を装っても姉御が透けて見えるヒロイン。土壇場の啖呵といい、度胸といい、平穏な表世界にいるには勿体ないと思うし、曲者ヒーローが入れ込むのもわかる。
立つ鳥跡を濁さず…とはいかないもので、ヒロインを降りようとしてもイベントは勃発するのでその被害を抑えつつ、表世界で生きるのは困難を極めそう。
かなり終盤まで皇室の目的がわからず振り回されることになりますが、それでも確実に対処していく主人公と徐々に成長してフォローに回る皇子のおかげで安定した感じで進みます。皇子の教育周りが後手なのは主人公の聡明さを考えると不思議ですが、処理することが山積みなので仕方ないのかなと。
皇子の見分けがつきにくいことを除けば、絵は安定感があって綺麗でした。
自分が心を閉ざしたせいで結界の要となり死んだ前世の恋人を救うため頑張る聖女。さっぱり覚えていない公子と契約結婚して好きになってもらう時間を稼ぐが、家庭環境の酷い従弟を保護する際に衝突し、公子が制度改変でどうにかしようとしたら政治問題に。そうこうしている間に人柱の期限が迫り、どうにか犠牲にならずに結界を維持する方法を探すが......。
ヒーローを落とす前にヒロインがどんどん落ちてて理性が崩壊していっているのが笑える。
王公貴族による支配とかなりシビアな軍事国家が両立するファンタジー。公爵の子息だろうが容赦なく戦地に投入され、ろくなメンタルケアもなく、公爵令嬢が暴走してガイドという魔力制御の補佐ごと死亡。そのトラウマで人を遠ざけるようになった原作男主人公のガイドが主人公。原作のような暴走による自らの死亡と弟の闇落ちを防ぐため奔走するが、肝心な部分の見落としにより暴走の被害を減らす対策が不足したまま、ガイドとして突入することになったのが冒頭。
王族の干渉をどうやって排除するか、亡命か、革命か。
悪魔が人間の男に恋をして結ばれたものの、その男は皇位継承のため悪魔と知りながら近づいてきた皇子で、悪魔を見分ける聖女の手駒だったと。聖女は皇子に悪魔の力を吸収させて皇帝に押し上げたものの、何故か自分は皇后にならず愛人におさまり、名家の病弱な娘を皇后に立てて代役として皇后の権限を掌握する。悪魔は死にかけた皇后に憑依して復讐を誓う一方で、自らの力の回復のために、異国から暗殺者として送られた太陽族の皇子を助ける。
どうも宗教絡みのところがよくわからない。
設定自体はよくあるもののヒーローとのやり取りが一筋縄ではいかず、主人公の賢さと視野狭窄が明らかになる序盤。敵対した従姉との関係も丁寧に描かれていると思います。
素朴で味のある可愛らしい絵柄。
年齢設定や権力関係などおかしなところは目立つものの、サクサク進んで面白い。人間関係や感情の描写が丁寧だから感情移入はしやすいからだろう。侍女や執事の挙動がだいぶおかしいが。
戦場で皇子を庇って負傷し、皇子の回復魔法で本人確認ができないほど若返った挙げ句皇子が失神したため、増援軍に孤児院に預けられた主人公。戦死した娘にそっくりだとして不仲だった実家に引き取られるが、父兄は母の死の原因として冷遇した贖罪なのか嫌に優しく接する。実家の問題の背景も改めて知り、やり直しを決めたところに、冷酷な新皇帝の呼び出しを受け仕官することに。部下だった頃の生意気で優しい皇子の面影はなく、女官や侍従に恐れられるようになってしまった新皇帝の本意とは。
どうにも胡散臭い側近ロランドの動向も気になるところ。
ワケアリ皇女のぬいぐるみ店開店に向けて過去が明かされる…というか義弟が皇帝になるまでのどっぷり暗黒権力闘争が明らかになるという。皇女が国が欲しいといったら統治しやすいところを公国として割譲するくらいには、皇女も協力して死線をくぐり犠牲を支払っている。
皇女と母の第三后妃の人生を狂わせた前皇帝は、結局第二后妃の陰謀で知性を失い、その第二后妃は息子を皇帝にするために第一皇子を罠にはめて第三后妃を踏み台にし、さらに末皇子と皇女の異変に気付いて牽制。息子の第二皇子に無理を強いすぎて拒否されるところで無料終了。
第二后妃が最大の敵ではあるものの、この化物を作ったのは前皇帝だし、魑魅魍魎うごめく宮廷劇で面白い。
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