4.0
絡み合う策謀と後悔
実父や異母妹、皇后に追い詰められて収監され、頼りにしていた補佐官も死に、夫にも裏切られたと思って自らの異能で過去の世界に飛んだ主人公。妊娠中だったが子供の姿になり、一緒に過去に渡った胎児の行方もわからない。
継母の悪事を暴き、実父や異母妹から離れて実母の実家に身を寄せるが、温厚すぎて隙だらけ。いざとなればシビアな判断ができる補佐官を引き抜き、一番目の夫だった皇太子や親友だった皇女と改めて親交を持ち、異能を使って皇帝に取り入る。皇室と実父への復讐は順調に進んでいたが、三番目の夫だった皇子が関わりたくないのに強引にアプローチしてくる。トラウマで苛つきながらも皇子の保護と実父の干渉排除が引き換えになった手前、皇子の奇行を諌めて師匠となる人物を手配する。主人公の復讐はあちこちで更なる恨みを買い、地方貴族の掌握も異能を使った綱渡りが続く。良くも悪くも実父に似て来たせいか、実父から今さら親心を示され、連れ戻される羽目に。
色々な親子の情愛と葛藤、成長と挫折が見られます。どうにもならないところはどうにもならないというのも面白い。
人物が多い上に人間関係も複雑ですが、キャラのかき分けはしっかりしていて混同はしにくくなっています。子供達の顔は輪郭が太めで可愛いとは言えないものの、目線ははっきりしていて引き付けられるものがあります。
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私の破滅を願う人々へ