常和さんの投稿一覧

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11 - 20件目/全64件
  1. 評価:4.000 4.0

    不器用一家と独り立ち

    原作知識を活かして公爵の好感度を稼ぎつつ、原作で処分される原因になった異能を使って夫人と協力体制を築いていく主人公。義兄弟とは険悪なままでいいと思ってるわりに妙に助けたり、父の命令として外出同行を受け入れたりで向こうの心証は改善傾向。主人公は興味を持たれるのを嫌がって遠ざけようとするが…。
    婚約者が空気で忘れた頃に出てくる。
    主人公はしたたかで後先考えずに動くことも。
    主人公と義母の関係が適度な距離感で興味深い。

    • 1
  2. 評価:4.000 4.0

    ほんわか系料理もの

    暴食の呪いで無意識に盗み食い、学園追放寸前でレストラン経営で成果を出したら復学と言われて現代の知識を使って何とか乗り切ろうとする主人公。ゲームの好感度やTipsが見える状態で戸惑いつつも試行錯誤を重ねるが、実家の確執、苛めてしまった相手の怒り、婚約者との関係、学生として転入してきた呪術師と次々対応を迫られて…。
    主人公は優しく芯の強い人ではあるのだが、ひっかかる対応もちらほら。為政者としては甘いような。それが彼女の良さでもあるけれど、周囲がバランスをとるようにしないと後々困りそう。

    • 0
  3. 評価:4.000 4.0

    0からの領地経営と入り乱れる人間模様

    冷徹な夫から形式的な結婚を強要され、それならばと出奔して僻地の開発に邁進する主人公。
    監視役の護衛と侍女を連れ、手始めに農奴の集落を視察に行くが、領主ではなく公爵夫人として扱う護衛と激突。侍女はこの地では領主なのだからと主人公についてくれるものの、頭の固い護衛とは折り合いが付くのだろうか。
    サクサク進む一方で人間関係の書き方がわりとしっかりしていて面白そうです。

    • 1
  4. 評価:4.000 4.0

    メルヘンボーイ

    いかにもお伽噺のような可愛らしさの少年を教育する話。向き不向きははっきりしているので、苦手を補うより得意を伸ばす方針がうまくいって無事に試験は突破できそう。ご都合主義っぽいところもあるけど、のほほんとした絵本のような絵柄と展開なので余り気にならない。とにかく可愛い。

    • 0
  5. 評価:4.000 4.0

    伏線回収が秀逸

    序盤はひっかかる展開だらけで面白いもののもやもやしますが、中盤できっちり回収されていくのですっきりします。
    とにかくうるさい主人公二人の好みは別れるところ。脇役がしっかりしてるので、しばらくはそちらの恋愛模様が見所ですね。

    • 0
  6. 評価:4.000 4.0

    等身大の主人公

    借金に追われて倫理観を切り捨てた女騎士が、結局は非道な行いの口封じとして黒騎士団長に殺されてやり直す話。友人関係や騎士としてのあり方、まともな赤騎士団長とのぎこちない親愛。利己的な側面はあるものの、葛藤を通じて成長する姿が面白く、頼もしくなっていきます。
    赤騎士団長はいい人だけど妙に抜けてて良くも悪くも隙があるタイプ。副官は几帳面で細かい感じ。復讐に囚われた友人や危なっかしい金策戦友、人格的に優れているけれど戦力としては厳しい友人......。誰とどう向き合うのか、自分に欠けたところを補っていく主人公。
    話が多岐にわたって王家のごたごたがわかりにくいのが難点ですが、総じて人間関係が面白いです。

    • 1
  7. 評価:4.000 4.0

    流れが綺麗

    テンプレではあるけど、前世と今世がきちんと連動しているのは珍しいし、自分のダイエットと父の頭髪から医療問題に流れが繋がるのは上手い。
    皇太子との不和の原因も納得できるものでありながら、解消していけるもの。
    人間的成長がきちんと書かれていきそうで骨太な始まりでした。
    しかし、高い!

    • 0
  8. 評価:4.000 4.0

    妙にリアルな修羅場が続く

    宮廷物としてどうも違和感のある設定や描写も多いですが、人間関係のトラブルとしてはリアルで、アジアの財閥でありそうな権力闘争・交遊関係・教育虐待がぎっしり詰まってますね。
    主人公は良くも悪くも物事に動じなくなり、皇帝とも深入りせずに一線を引くし、友人の暴走にも情報収集から警告、そして処罰へ段階を踏んで対応していきます。
    理想の経営者とも言えますが、冷徹に見えることも。
    主人公の顔立ちが独特なので、好みや印象はわかれそうです。

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  9. 評価:4.000 4.0

    誰も正気でいられない

    浅慮で粗暴な兄が勝手に婚約者を決め、どんどん厄介な事態を引き起こしていく一方、主人公やエティもどこか病んでいくし、めったに家に戻らない父が兄の軽挙に気づいた途端殺されてしまう。
    幸せなはずの場面でも常に不穏な気配が漂うサスペンス。

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  10. 評価:4.000 4.0

    絡み合う策謀と後悔

    ネタバレ レビューを表示する

    実父や異母妹、皇后に追い詰められて収監され、頼りにしていた補佐官も死に、夫にも裏切られたと思って自らの異能で過去の世界に飛んだ主人公。妊娠中だったが子供の姿になり、一緒に過去に渡った胎児の行方もわからない。
    継母の悪事を暴き、実父や異母妹から離れて実母の実家に身を寄せるが、温厚すぎて隙だらけ。いざとなればシビアな判断ができる補佐官を引き抜き、一番目の夫だった皇太子や親友だった皇女と改めて親交を持ち、異能を使って皇帝に取り入る。皇室と実父への復讐は順調に進んでいたが、三番目の夫だった皇子が関わりたくないのに強引にアプローチしてくる。トラウマで苛つきながらも皇子の保護と実父の干渉排除が引き換えになった手前、皇子の奇行を諌めて師匠となる人物を手配する。主人公の復讐はあちこちで更なる恨みを買い、地方貴族の掌握も異能を使った綱渡りが続く。良くも悪くも実父に似て来たせいか、実父から今さら親心を示され、連れ戻される羽目に。

    色々な親子の情愛と葛藤、成長と挫折が見られます。どうにもならないところはどうにもならないというのも面白い。
    人物が多い上に人間関係も複雑ですが、キャラのかき分けはしっかりしていて混同はしにくくなっています。子供達の顔は輪郭が太めで可愛いとは言えないものの、目線ははっきりしていて引き付けられるものがあります。

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