良かった、岩子の力が間に合った。おかえりなさい百蘭様。呪いに抗っても生きようとする百蘭様も、愛する人を死なせまいとする岩子も尊い、本当に必ず幸せになって欲しい。
木花之佐久夜姫がその名の通り春を象徴する女神なら、その姉である磐長姫はひとつ前の季節冬を象徴する女神だと思う。冬はじっと寒さや厳しさを堪え忍ぶ季節だ。と同時に、やがて必ず来る雪解けを待ち、次の春を迎える為の季節でもあると思う。今はまだ辛い状況を耐えている百蘭様と岩子も、必ず幸福な人生の春を迎えてくれると信じている。
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岩肌の花嫁は愛で溶かされる
036話
13話(4):おかえりなさい