5.0
色々と考えさせられます
今はちょっとした言動や行動によって、直ぐに
どうぞ精神科へ、と言う風潮になっているのが、どうも良くないと思っていて、精神科医も直ぐに病名を付け、精神薬を飲ませ、ますます悪循環に陥っている若者が増えていて、中には精神疾患を盾にし、ただの個性が、もうファッションの1部の様になっているこの世の中。
そんな中、軽度~重度までの、本当に精神や知的障害を持っている方たちは、とても住みずらく、辛い毎日を送って居るのではないか、と考えていた矢先、この作品に出会いました。
思っていた通り、本当に障害を持っている方は、感情の抑え方が難しく、衝動的に傷害事件や〇人をおかしてしまうなど、本人もそれに苦しんで居る中、それをどうやって、どこまで更生をさせられたと断定されて、また社会に出され、本人は自分で頑張れると思っては、また自問自答に悩まされている。
更生させる側も、こればかりは断定がとても難しいのだと思います。
何が正解なのか、更生させる側も同じ人間ですから、探りながら発見して行って逆に勉強させられる事にもなるので、この問題に正確な解答に辿り着くには、とても難しいのですよね。
おそらく更生させる側は、事件を起こさない程度にまで衝動性を抑える訓練をし、送り出すのを基準にしているみたいなので、社会にまた出される本人が自分の困り果ててる部分を全て話せないままで居る限り、根底が解らないまま、また送り出してしまう事になってしまうので、この問題は非常に難しいテーマなのではないかと思ってしまいます。
- 0