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お兄様だけが味方だった…。
彼女は嫌な伯爵だかの令嬢で、王子の婚約者になるため、わざと新しい聖女としてやって来た。そして、下っぱを使って自分に意地悪をしているからと、ダンジョンから彼女を放り出すよう仕掛けた。彼女は身分を隠し、ソロの冒険者として頑張っていた。そして、亜人の彼と出会う。彼は竜だった。初めて背中に乗せてもらって飛んだ時はとても嬉しく、遠くに冒険へ行きたいと思っていた。でも死んだことにしてくれた兄に報いるため、それはできない。
でもね、きっとあの令嬢の聖女じゃ国を守れないよ。亜人の彼と亜人の国へ行って幸せになって欲しいなぁ。
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わたし、聖女じゃありませんから(コミック)