663位 ？
5.0
麗華は親を亡くしたあと、村のみんなに助けられながら、身体の調子を整える薬膳料理を作って村の人たちの健康を守っている。知識も豊富。お料理も健康重視の料理だけでなく、美味しく力をつけるものを作ったりしている。
あるとき、劉伶様を含めた3人の旅人を薬膳料理で助けることになった。水分を体外に出させたり、力をつけさせたり、つきっきりで劉伶様の看病をすることに。話を聞くと毒を飲まされたあとで体調が戻ってないとのこと。
毒を飲まされるようなお人ということは、やっぱり劉伶様は皇帝よね。宮中では気も休まらないということで、こんな田舎の地へきたみたい。
お付きの2人は信用があり、麗華にも心を開いている…。
きっと宮中へ連れて行き、薬膳料理を麗華に作ってもらうことが、劉伶様の健康に繋がって、幸せな世を作っていけるのでは⁈と、大きな夢を膨らませながら読んでいます❣️
2
5.0
夏子は没落した華族の姉妹の妹。姉に頼ってばかりいたけれど、姉が結婚をして一人でも大丈夫って見せたいところもあるし、不安なところも…。そんなとき、姉の結婚の挨拶で見かけた医師の蓮見さんと知り合う。蓮見さんと年齢が離れていることもあり、夏子はお兄さんのように慕う。蓮見さんも、身体の弱い夏子を気にかけて、忙しくても必ず毎日のように夏子の家に顔を出す。
最初はそんな感じで、恋愛に発展しないのかなぁと思っていたら、蓮見さんは夏子が結婚できる歳になるのを静かに待っていた。こういう、静かな愛もいいなぁ。今、本を蓮見さんから貸してもらっている。将来、結婚したあと、看護師さんになるのかなぁ。と、夢を膨らませています❣️
11
5.0
ちよちゃん、現場で働くだけあって、孤高って感じ！強いし！でも恋愛の方はウブなのねー…可愛い❣️瀬尾さんは、とっても大人でカッコいいのにおじさんだからとなかなか突っ込んでこなかったけど、ちよちゃんの恥じらう姿をみたら、布団にくるまって真っ赤！2人ともウブだし、大事にしたいし、なかなか焦ったいところがいい❣️
恥じらう姿がとても可愛いく描かれていて、楽しみです！
0
5.0
アリスは貧乏貴族。いつも幼馴染のグレイにいじめられ、酷いことを言われていた。そんなとき、グレイとの婚約話がもちあがり、貧乏貴族としては断れない…。そこで学校の校門で婚約してくれる人がいるか声をかけることに。顔をみず声をかけた方が、アーサー様❣️学校イチの高い地位、イケメン。でも断れずに、すぐOKしてくれた⁉︎
家に帰るとグレイとの婚約は無しに。アーサー様の家とは、トントン拍子に婚約が進んでいく❣️
アリス自体もなぜ⁈と思うほど、アーサーに溺愛される〜。アーサー様のランチに学校で誘われて、毎日一緒！身分の差から同じ貴族でもアーサー様のご両親から断られるかも？と思っていたけど、涙流して嬉しがる様子！学校への行き帰りもアーサー様の馬車で！悪い虫グレイかな？が来ないように公爵家て一緒に住むことに！
なぜなぜ？実はアーサー様が小さい頃病気にかかり…。と、とても微笑ましいラブストーリーです❣️だから、ずっと愛していたんだね〜(^^)
とてもおすすめですよー❣️
1
5.0
奥様になったアビゲイルは、実家で2日に1回くらいしかご飯をもらってなかった様子。旦那様が結婚初夜、愛せない政略結婚だと言ったけど、奥様は愛されないことより、ご飯をもらえるかどうかを心配して！とっても面白い！
前世は魔王と言っている奥様だけど、実家では家のお仕事を先先代の手記を元に、いつも1人でやっていた。今回は旦那様はそんなことさせるつもりはないが、鳥が鳴いたから3ヶ月後土砂崩れがあっちで起きると旦那様に教えると、執事から以前みんな天災があった時、実家の領地だけが被害が少なかったと聞き驚く！旦那様は彼女の天恵がそうさせていると、いい方に思う。
彼女は毎日食べられることが嬉しいし、旦那様からは昔飼っていたピヨちゃんと同じように優しく扱ってくれる❣️私の小鳥とだんだん、愛情が芽生えてきて、純粋な彼女を守るため、父母にも天恵を悟られないようにしている。
最初実家でいじめられて、お粥しか食べられないときは可哀想だったけど、このお話は悲壮感なく楽しく読めます❣️旦那様がメロメロになってきているし。アビゲイルはご飯がもらえれば安心だし。とっても先が楽しみです！
8
5.0
妹が華やかで、姉の婚約者や周りの友達にもいい顔をする…。ちょっと妹！どういうつもり？姉の婚約者は王太子だけど、やっぱりきつく言えない…。本当は姉が好きなの、感じ取れたよー。でもあねは遠慮する地味姫だから、妹に立場を譲ろうと考えてる。そのために、魔術師の資格をとり円満に婚約破棄されるように頑張っている…。すごく健気で、勉強家でもある。妃教育もお休みしても構わないくらい成績も良い！本当は王太子は姉と結ばれることを夢見ているのに、かわいそうだけど、妹に強く言えない弱さがダメだね。
魔術師の魔法の勉強を教えてくれる方は、とても優秀な方。彼も一人の方が…と、ちょっと姉と似ている。そうこうしているうちに、姉と心が通ってきた！2人はお似合いよね。妹より可愛いと、思ってくれているし。
ちょっと王太子が可哀想だけどしょうがないよね…。
0
5.0
ユアレバンナ国の王女とは名ばかりで、母親に不思議な力があり母親の死後、虐げられて育ったアメリア。毎日継母からムチでうたれ身体の傷が治ることもない…。父親である王か死に、腹違いの兄が王となった。アメリアの母親は、虐待を受けると毒の涙を流すと言われて、ずっと父王から虐待を受け亡くなったのだ…。兄はアメリアは毒が出せないと知ると、他国へ嫁に出す。しかも前夜アメリアが辱めを受け…。本当にクズ一家！
嫁いだ王は冷徹王と言われていたが、少しずつアメリアの気持ちに寄り添ってくれる。この国では魔法が当たり前の国なので、アメリアと夜、空を飛んであげたりと！いつのまにか、本心をノアム王に話す。そして、ユアレバンナ国の王や王族への復讐をノアム王にも手伝って欲しいとお願いする。2人の仲もだんだん親密になっていく❣️2人が何かするたびに近づくだけで顔を赤らめ、ゆっくり愛が深まっていくところがステキ！
ユアレバンナ国の義姉がアメリアに刺客を送ってきたり、本当にクズ一家！その時、刺客をアメリアの涙の毒で撃退した！やっぱり、お母様と同じことができるんだね。向こうの国で開花してなくてよかった！アメリアは魔法も使えるので、もしかしたら、お母様はノアムの国の出身かも⁈
復讐を王と王妃の2人で行っていくところが斬新！アメリアは優しいけど逞しくなったし、ノアム王はきちんと国をまとめている！こんなところにいたら、2人は幸せになれるね❣️
3
3.0
作家さんが書き終える前に転生！しかも、レインシスにやられてしまう脇役として。レインシス王子の目は、色を呪いのために、識別できない…。そこで彼女は家庭教師として王宮へ。絵を描くことで色に感心を持ってもらおうと。レインシスはだんだん彼女のおかげで気持ちが落ち着いていく。それまでは色が分からないことで、毎日イライラしていた。でも、彼女の赤い髪の色が分かり、頬を赤く染めたときの違いも分かるように！目が痛くなるたびに、だんだん色が分かって行ったような…気がしたけど…。
そして、レインシスが色を取り戻すたび、彼女をどんどん好きになって行ったんだ！なのに、彼女は物語の流れと変わることを恐れて、彼の前からいなくなった…。ここから彼は戦争ばかりおこす王に。やり方も残虐で…。プリムはその残虐性は本の通りに愛する人と結ばれるとおさまると、思っていた。自分が愛する人とは思っていないのよね。すれ違いから残酷な王へ。プリムはどうするのかなぁ⁈
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5.0
31才を目前に、焦るふうかちゃん。知り合った男の人に騙されるし、初キスは奪われるし、会社では婚約・結婚と言われるし…。すべてダメになったふうか。そんな時、ステキな男の人にお酒で酔い潰れたあと、介抱される。でも、彼は10才も年下。介抱してもらって寝てしまったふうかに、手を出さないところ。紳士だよね。
彼が祖母の手伝いをしてる陶芸教室へ通ううちに、今まで気がつかなかった人の思い、自分に強い口調でも応援してくれる友、年下の彼の優しさや想いを感じることに。そして、最後には彼とお付き合いし、夜を共にする❣️年齢で焦ることない！夢や好きなことを探すのも大事！と考え方も変わってきて…。すごく素敵な女性になりました❣️ふうかちゃんの気持ちの成長が見られるお話です。おすすめです！
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4.0
あやは子爵家の妾の子。ずっと家で何の教育も受けることなく女中のようにこき使われて来た。姉の初子に縁談がきた。前にあやと知り合って、あや自身淡い恋心を持った相手だった。でも、初子には身分違いの恋人がいた。とうとう、心中をはかって亡くなってしまった。そんな状態で、父が縁談相手に代わりに提案したのが、あやとの結婚だった…。それまで父親は見て見ぬふりしてたのにね…。結婚相手からは「愛することはない」と言われても、あやは純愛から結婚した。
でも、結婚してから旦那様は何かと気をかけてくれる。本を読みたいが意味が難しくて分からないことを正直に話すと、辞書と小説を渡してくれる。あやの真っ直ぐさにだんだん旦那様の心がほぐれていくようだ。
このまま、あやには幸せになって欲しいなぁ。
明治ではまだ貴族と平民の差や、そのための結婚、妾の子…。時代に翻弄されるよね。とても読みやすい物語なので、おすすめです！
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後宮の薬膳料理番