3.0
ハラハラ、ハラハラ
設定が効いてて、ハラハラさせられる。主人公が意図しない魔法で溺愛してくるペルカ公爵が、ちょくちょく魔法が切れてまさしく冷血公爵ってな感じの怖いこと言ってくる。
逃げたいみたいだけど、それはそれで、どっちの時の公爵でも怖いことになりそうで、ハラハラ。
魔法が効いてるだけだってわかりながら、それに答えている主人公の姿に、孤独じゃなかろうかとモヤモヤ。
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設定が効いてて、ハラハラさせられる。主人公が意図しない魔法で溺愛してくるペルカ公爵が、ちょくちょく魔法が切れてまさしく冷血公爵ってな感じの怖いこと言ってくる。
逃げたいみたいだけど、それはそれで、どっちの時の公爵でも怖いことになりそうで、ハラハラ。
魔法が効いてるだけだってわかりながら、それに答えている主人公の姿に、孤独じゃなかろうかとモヤモヤ。
騙して利用して、その結果死に至るほどのダメージを負わせ、最後の最後にばらして、罵倒し、とどめを刺す。ああ、ひどい。
しかし騙された主人公に対しても、なにゆえそんなに盲目になってるんだと腹立ちを覚えてしまう。転生して、それら悪だくみをぶっ壊していく爽快さを味わうのは、転生ものの醍醐味ですねぇ。
一方で、主人公の顔が、絵が、トホホって感じのギャグ顔。悪役である妹はかわいい顔に描かれているし、わざとなのか?意味があるのか?
目的がはっきりしている転生ものなので、素直に主人公を応援できるのがいい。ですが、序盤は、前世の記憶やスキルが役立てられてなくてもどかしい。
前世の記憶やスキルでサクサク問題解決していく展開は、爽快で好きです。ただ悪役キャラの生い立ちの内容が酷すぎて怖い。
主人公が前世の記憶を思い出し、その性格も、おそらく徐々にだろうけど、家の中限定で開放しているのが、個人的に新鮮でした。家族がその性格に順応してしまってるのが、また、おもしろい。
騙され虐待されていたことに気付いた後に転生。
序盤の、洗脳状態から目が覚めて、反旗を翻すさまにスカッとしました。
内容を知り尽くしている小説の世界への転生は、ある程度の安心感があって楽しい。
小説の主人公セザールがこの漫画の主人公カナリアに片思い状態になるみたいで早く読みたい。
絵が崩れているというかデフォルメが効いてるところがあるようですが、主人公の大胆な行動や性格とあってるんじゃないかと思います、気になりませんでした。
状況判断や決断が速いし、前世での優秀さやスキルが、この先、役に立つのを期待して読んでます。
家族はみんな善良、やさしい長兄は実は怪力、転生先に人材がそろってそうですね。頭上の不思議なものが浮気レーダーではないかと主人公が導き出す過程が乱暴というか、雑というか、それともまだ展開があるのか。
主人公の目的がはっきりしているタイプの転生ものは、素直に応援できて、続きが楽しみ。
続編見つけてうれしくなった作品です。
前作では、前世の記憶が多いに役に立っていましたが、続編では、難しそうなのかな?
ゲームでは、ハッピーエンドで達成感を得て終わりにできるけど、登場人物になってしまうと寿命が尽きるまでだから、感情移入するとそのギャップが辛そうに思えてきた。
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冷血公爵の心変わり