5.0
専業主婦役割なのが気になったけど
問題はそこじゃなかったと読み進めてわかりました。
人が人として生きる中で、絶望感から人との交わりを諦めてしまう人がいるということ、
結婚という制度が『人並み』の指針ではないこと、
人は人に癒されるのだということを描きたいのだとわかりました。
一年中という長い時間、戸籍の書き換えというデメリット、休日休息のない労働時間、それら突っ込み所を全てわかっていて、公僕の公共サービスという安全性(笑)も担保した設定もなかなか面白いと思います。
何より労働者本人が結婚に関して否定的な考え方を持っているのに、目的が結婚推進なのも矛盾があっていいです。
私も相談支援業務に従事していますが、人にとやかく言える人間ではない矛盾を常に抱えていますからねw
お役目、お疲れ様です。
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限定偽婚~1年間の夫婦~