限定偽婚～1年間の夫婦～

みんなのレビュー

1. 5.0

   2020/03/29 4:30

   明日香の幸せは

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   期間が決まっているため様々な理由で需要がある一年間限定の結婚。
   未婚率増加、少子化、人口減少に歯止めをかける最後の切り札として依頼主に[本当の結婚]をする気にさせることが公務員である明日香の仕事。
   
   偽婚の話ですが夫ごとにドラマがあり、明日香はいい妻を演じながらも相手の行動や心理を分析し、心をほぐしていきます。
   
   1話(002話)の最後、名前を呼ばれながらも振り向かず明日香が去って行ったのが何とも言えず切なかったので次の話を読むのに躊躇ししばらく購入しなかったのですが‥続きを読んで良かったです。
   
   限定婚の夫たちと過ごすうち、明日香自身の心も少しずつほぐれ、お互いが成長していきます。心に傷を持ち、自身も結婚に希望がなく否定的な明日香ですが彼女にも幸せになってほしい！
   2話(004話)で明日香が思った「あの人」が気になるところですが。
   3話(005～006話)で1話目の夫・聖と偶然出会い、別れ際に名前を呼ばれた時の二人が印象的。1話では振り向かなかった明日香がここでは振り向きます。これは…?！
   006話の最後明日香の目線の先に聖がいたらいいのに‥と、期待をしつつ次話を待ちます。(現在006話まで配信)
   
   勿論、結婚だけが人の幸せではないと思いますが、結婚の良さや自分と他人の幸せをテーマにした作品で私は好きです。

   by パナル

   • 44

2. 5.0

   2020/03/04 9:39

   プロだな。

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   期間限定の妻を演じる明日香。
   結婚はしたくないが昇進の為、体裁の為など依頼者に合わせて妻を演じる仕事だ。
   
   仕事が忙しく、結婚をムダと思っている聖は昇進の為に期間限定妻を依頼した。
   自立型の夫婦を設定し入籍。
   聖は真夜中に帰宅する為、朝しか会わないし冷蔵庫には飲み物程度。
   だが、キッチンの収納にホットサンド器を見つけた為、朝食に出すと喜ぶ聖。
   
   商談がまとまらないと呟く聖にネクタイの色で印象が変わるとアドバイス、疲れ果てた身体に健康的な食事、成功を一緒に喜ぶ明日香を見て聖の心は…。
   
   １年間の契約を終えて別れる2人。
   明日香を引き止めたい聖だが振り向かず歩く明日香。明日香の仕事には本当の目的があった。
   
   もう終わりですか？
   つづきが見たいです。

   by ハッスルママ

   • 36

3. 5.0

   2020/08/14 20:43

   かなり好き

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   結婚する意味が分からない明日香に舞い込んできた1年間限定の結婚生活の任務。
   性生活はついてるのか謎ですが、こんな生活もいいなーと思えます。
   任務を遂行していく中で、聖というお客さんとの結婚生活で明日香の考えが変わります。
   話を読んでいく途中で、聖とまた再会できて、結婚できればいいなと思っていたら、無事にゴールイン。
   とにかく面白いです。
   いろんなお客さんが登場し、話は面白いので軽く最後までいきますが、内容的にはこの現代では深く考えさせられるのではないかなと思います。
   おすすめです。
   続きが気になります。

   by 匿名希望

   • 9

4. 5.0

   2025/02/12 12:09

   １２話まで読みました

   参考にさせていただいているレビュアーさんのレビューを読んで興味を持ったので読みました。
   
   １２話まで読んで、良かった。
   
   なんか、結婚や人生について色々考えさせられる内容でした。
   
   主人公たちのトラウマ（？）や悩みは、自分のものとは全く違うものだし、
   別に今は悩んでるわけではないけど、改めて、ホント過去にとらわれる必要ないよなと思いました。
   
   他にも、そうだな〜とか、励まされる感じとか、こういう考えいいなと感じる言葉があって、なんか良かった。
   
   明日香をはじめ、全体的にさらりとしているけど、しっとりともしている感じが心に残った。
   
   明日香、素敵だと思います。

   by moon1111

   • 0

5. 3.0

   2024/02/26 22:19

   結婚なんてララーラーララララーラー

   簡単に言うと、結婚を促進するための国の政策として、公務員が業務として「結婚」の相手をやる、という話。
   例えば、あなたが結婚する気になれない男性だったとして、役所に申請すると、国があなたのところに「妻役」の女性を派遣する。
   その人との一年間(一年間ですよ！)の生活を通じて、あなたが「結婚っていいなあ、よし、俺も結婚しよう」と思えれば、ミッション成功、ということで。
   
   もう、どこから突っ込んでいいのか、書いていて何か嫌になってきたが、いくら何でも設定に無理があるだろ。
   国の狙いが浅はかすぎるのは当然として、特に致命的なのは一件の依頼につき一年間、という期限である。
   公務員の人生を何だと思っているんだ。
   いくら公僕と言ったって酷である。
   これは完全に設定ミスで、せめてこれが三か月とかだったなら、少しは印象も変わったかと思う。
   
   ただまあ、結婚に絶望しているような漫画が世に溢れる中で、結婚というもののポジティブな面を描こうとした、その心意気や、よし。
   ただ、この漫画で描かれる「結婚の素晴らしさ」というのは、あまりに浅薄である。
   結婚なんて、それ自体は別に、素晴らしいものでも何でもない。
   結婚は、ただの社会制度、システムだ。
   システムが本当の意味で人を幸せにしてくれるわけがない。
   そして、比喩的に言えば、結婚なんて、ギャンブルだ。
   ギャンブルだから、勝つこともあれば、負けることもある。
   賭けるのは金だけではなく、人生というチップである。
   「結婚しない方が幸せだった」という人だって当然いる。
   それでも、「結婚してよかった」と思えたとしたら、結局のところ、運を含めてあなたのおかげであり、あなたが勝ったからだ。
   別に「結婚」があなたを幸せにしてくれたわけじゃない。
   結婚に夢があるのではなく、ずっと一緒に生きてゆくことが夢になるような誰かがいてくれることが、素晴らしいのではなかろうか。
   私は、そう思うけどね。

   by roka

   • 8

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