襲われた地域にはあの少年がいたんだね。エラの涙が止まらない。イザベラはジル殿下に自分を推すように言い寄ってる。ジル殿下がはっきりしないんだよね。イザベラの事がすごく好きとかではないみたい。イザベラが王妃になったら、、。やっぱり国は傾くだろうな。
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襲われた地域にはあの少年がいたんだね。エラの涙が止まらない。イザベラはジル殿下に自分を推すように言い寄ってる。ジル殿下がはっきりしないんだよね。イザベラの事がすごく好きとかではないみたい。イザベラが王妃になったら、、。やっぱり国は傾くだろうな。
ジル殿下とエラでは価値観が違う。だからこそ前王妃陛下はエラを婚約者にと願ってるんだろうね。エラが領民を大切に思うように前王妃陛下は国を正しい方向へ導きたいと思ってる。エラと陛下はどこか似てるよね。
前王妃陛下はエラの資質を認めているから、エラとイーストウッドに投資すると言ってる。確かにイザベラが王妃になったら何をするかわからない。でもエラの気持ちやジル殿下の気持ちもあるから。難しいね。
なんか連れてきてはいけない人だったのかな。寛志さんにお金を借りようとしてるし、、。昔からの知り合いみたいだけど。
リーリア熱が下がって来たんだね。良かった。相変わらずてきぱき動いて今朝の朝ご飯も美味しそう。グレイグ様も思わず笑みがもれてる。でもシェリルは自分はいつご飯たべるのかな。
千春がいるから寛志さんはがんばれる。大きなお屋敷は家族がふえた時に活躍するんだね。孫って喜ぶ梅さんがいいな。確かに寛志さんはなくなったご主人の子だから。人の巡り合いは不思議だよね。街で偶然会った人は寛志さんの知り合いかな。
お料理って作る人の気持ちが伝わるみたいね。シェリルの手料理を食べたグレイグ様が優しい顔になったね。夜遅くまで二人の看病をして冷え切った自分用のわずかな食事を食べる姿をみて、今まで自分のしてきたことを後ろめたく思ってるのかな。
はは、まぁ普通なら貴族の令嬢は作ってもらったものを食べるだけだろうから、グレイグ様が驚いても無理ないか。シェリルは何を作るのかな。なんだか気になるね。
さすがに震えながら洗濯をするシェリルを見て上着をかけたグレイグ様。言い方は優しくないけど、手伝ってくれたね。並んで洗濯を干す姿がなんだか微笑ましい。
やっと気づいてくれたようだね。そう、シェリルは令嬢とは名ばかりで使用人扱いされて育ってたんだよ。グレイグ様の元へ嫁ぐのをどんなに楽しみにしていたか。今からでも遅くないから、シェリルに優しくしてあげて。
2度目の処刑はお断りです
012話
12話「刻まれた傷跡」