ヨルネズコさんの投稿一覧

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41 - 50件目/全327件
  1. 評価:5.000 5.0

    シオアナの夢は…

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    美しいレグベル領の領主エブゲニア家の娘シオアナと、ウルチェカ国のベルンハルト公爵家の突然の不幸から追われたエティエンが、出会ってから歯車が動き出している物語かなと思われる。
    権力と金と欲にまみれた者達に翻弄されながらも、愛を育んで行くが、幸せになって行くのか47話まで読んでもわからない。シオアナの兄はちょっとした事でも気に食わないと、シオアナに暴力を振るった。父親は仕事で殆ど家に居ないし、居てもシオアナに目を向けず話しかけもしない。
    そんな中父親がエィテエンを連れてきた。エィテエンの手首にはど隷の印があつた。茶色の髪と赤い目を嫌うエブゲニア家の中で、シオアナだけはエィテエンに優しく、幼い二人はお互いを一番必要として行く。
    だけど、兄のイーライが父親を騙し、遊びに借金を繰り返し、シオアナを借金のかたに評判の悪いノア伯爵に売り飛ばそうとする。段々膨らむ借金に気が付いた父親がイーライを呼び出すが、ある夜銃で父親を手に掛けた。領地をノアに取られ、シオアナまでも自分の物にしようとするノア。周りから絡めとり、終いには、シオアナと結婚証書を教会に提出しようとするが、先を読んでいたエィテエンが前もって、自分との結婚証書を出していた。
    数々の仕打ちや試練の中でも、シオアナの中にはレグベルの野原をエィテエンと駆け巡る思い出が、心の支えだった。
    二人だけの誰にも邪魔されない生活だけの望みまでも何故ままならないのか…。
    そんな中、ベルンハルト公爵家がエィテエンを探していた。
    突然37話目でシーズン2の特別編が1話だけ挟まれていた。
    「スカーボロフェア(イギリス民謡)」の歌が流れて、(架空では無くイギリスの中世が舞台?)シオアナとエィテエンの結婚式の場面が…。しかし幸せそうには見えない二人。公爵になったエィテエンと公爵夫人になったシオアナ。だけど、シオアナがエィテエンを壊れている…と詰っている。シオアナの望んだのは、レグベルの野原を無心で駆け巡った二人だけの楽しかった思い出だった。
    特別編が何故1話だけ挟まれたのか?二人は幸せにはなれなかったのだろうか?
    夢は夢で終わってしまったのだろうか?涙が止まらなかった。

    • 76
  2. 評価:5.000 5.0

    現代版で良いと思う

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    『コミックリメイク』って、凄く参考になりました。私は綾辻行人先生の奥様の大ファンで、そちらから流れて嵌まっています。小説の中は確かに時代背景は漫画とは違うので、あれっ?こんなに新しいの?と思って違和感がありました。けど清原先生の絵が緻密で、人物の描き方や、背景が凄く綺麗ですんなり受け入れられたかな…。
    多分若い方達に分かりやすく、より推理漫画の良さを楽しんで貰いたいと、綾辻先生と清原先生とのコラボではないのかなぁと解釈したので余り違和感も無く、段々心臓が高鳴る場面が来るぞ!と思いながらドキドキして読んでいます。
    小説は小説の良さがあり、漫画にした場合では、漫画の面白さを十分醸し出しているかなと思います。
    しかし、皆さんのレビューが素晴らしので、レビューを読んでからは、もっと面白さが増して来ました。
    特に島田さんの場合は、私の想像していた人物像では無かったけれど、(私から見たらちょっとキモかった。スミマセン🙇)インパクト強くて良いかなと…。島田さんが黙って、話しをしない時の方が、何かを感じとっていると思われる雰囲気を上手く描けていて、じわじわと島田さんのファンになりました。👍

    • 0
  3. 評価:5.000 5.0

    一日無料待てずに途中から課金

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    一日無料で最初の方を所々忘れてしまったけど、前世でアリアさんがミエールに濡れ衣を着せられて亡くなった。
    過去に戻ってからのアリアさんの○讐が始まった。そして皇太子アースや、廻りの人達との絡みが多くて複雑でも分かり安かった。
    アリアさんのお父さんとお母さんの出会いや、お父さんが隣国の侯爵家の出だと言う事も、頭がこんがらがる事が無かった。
    そしてミエールに仕返しをするまでは、いろんな人達が出て来た。
    そこには皇太子アースを抜きには考えられない。アースの婚約者だった公爵家のイシースと弟オスカーも勿論。
    ミエールは罪を重ねても、全部人のせいで自分が不幸になったと…。最後の最後まで自分の考えは変わらなかった。
    私的には98話が今までの集大成かと感じた。
    前世で、アリアさんとお母さんが伯爵家にやって来た時、アリアさんの手をミエールが取っていれば…。
    姉妹として一緒に食事したり遊んだりしていれば…。
    アリアさんを憎んだりせず、悪い噂を広めたりしていなければ…。
    こんな事にはならなかった?。けどミエールの本心は変わらなかったから戻ってもまた繰り返した結果がこんな事になった。
    だけどミエールがアリアさんにしたいろんな事があったから、アリアさんもミエールに○讐を考えて、色々学んで、アースにも出会えた。
    この先も読んだけど、ここまでが凄く良かったと思ったかな。

    • 1
  4. 評価:5.000 5.0

    一気に最終話まで読んでしまった

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    大場明日香さん、田舎から出て来て田舎者に見られたくない為日々努力して、ウエディングプランナーとして働いて働いて気がついたら30歳。
    彼と付き合って3年。そろそろ結婚かなと思っていたら、目の前で彼の浮気現場を見てしまった…。
    田舎の母からも見合いの話しを持ちかけられ、慌てて婚活パーティーに参加した。そうしたら次々素敵な男性に声かけられたけど、何故かそこに占い師の女性が登場?いきなり「運命の日」と言われて…だけど本命は一人で、それ以外は嘘つきらしい。それと水難に気をつけるように…と。
    医者、パティシエ、外資系、、取引先の社長。サッカー選手。
    帰り際に早速声をかけて来たサッカー選手はマザコンだった。仕事取引先の社長もプライベートでは何かありそう…。
    パティシエはDV男だったし、外資系唯川さんも裏がありそう…。唯川さんと二度目のデートは映画を一緒に見たけど、明日香さんがお手洗い🚻から出て来た時は何処にも姿が無かった…。
    いきなり後ろから、ハンカチで口を塞がれて…。唯川さんに仲間でもいたのか?
    ここで最終話で終わってしまった!
    何~?明日香さんどうなるの?次が気になる…。

    • 1
  5. 評価:5.000 5.0

    転生したと言うより転生させた

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    いきなり300年後に転生した女帝ラウラリスさんが、行く街々で、手配中の悪党を退治したり魔獣を狩って、ギルドに持って行って賞金稼ぎする事から始まる。
    最初は街を守る護衛隊が弱すぎて、街の治安を助けつつ、護衛隊を鍛え上げて行く。街の人に喜ばれ和気藹々とした雰囲気で次の街を目指して行く。
    次の街に行く道々でも、手配中の悪党を張り倒し魔獣を狩って、金稼ぎをして行くが、次の街では何やら若い娘達が次々攫われる事件が起きている。
    その前に、目についた悪党を倒して得た金属のカード(後で呪具だと分かる)を巡ってケインと出会う。そのカードから大きな組織と遭遇するが、その組織が娘達を攫って何かの儀式に利用していた。
    なんと過去の帝国の亡霊に取り憑かれたような組“織亡国の…?”が中々手こずる相手だった。
    戦いでケインが使った剣術が、かつて帝国時代に、女帝ラウラリスが「四天魔将」を指導して受け継がせたもの…。
    その一人が女帝ラウラリスの命令で、陰の組織「獣殺しの刃」を作り上げた。壮大な目的の為に…。それは女帝ラウラリスを討たせて、帝国を終わらせる事。
    帝国に反発する郎党を一つに纏める人物“勇者”を先導者として帝国を終わらせた。その勇者を指導したグランバルド、四天魔将の一人。
    しかし勇者が王国を建国した後、女帝ラウラリスと、グランバルドの、壮大な目的を知った勇者が「獣殺しの刃」を引き継いだ。そしてケイン達にその剣術が受け継がれている。300年後になっても繋がっているものが健在なのもラウラリスの功績なんだと…。
    良い話しだと思っていたら急に髪の長い男性が、ラウラリスの動向を映像で見ていたり、勇者が国王になるまでの映像を見たりして、部下らしき女性に説明している…?そしてラウラリスの功績の大きさの褒章として甦らせた?と。
    そう言えば、最初ラウラリスが目覚めた時に置いてあった手紙。何の事やらちんぷんかんぷんだった。…貴女の功績に褒章として第2の自由な人生を与えるから、自由を謳歌しろ、とか何とか、神より…?
    ここに来てその手紙に繋がったのは良いが、この自分を神と称する男性は、この後ラウラリスにどう関わって行くの?ラウラリスは本当に自由を謳歌出来るの?
    課金が止まらず55話まで読んでしまった。😄

    • 2
  6. 評価:5.000 5.0

    ブラッドムーン、赤黒い月又は皆既月食

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    ゲーム好きな人がブラッドムーンと聞けば、モンスターを狩ってひたすらポイントをあげて、ランクアップしていくギルドの事らしい。そのモンスターは吸血鬼やその関連のモンスターが出没するダンジョン物と思えば良いのかな?ここでは物語だから、私が勝手にそう解釈して間違っていたら、ごめんなさい🙇
    17話まで読んでも、まだ序盤だからこれからどんな展開が待っているのか皆目分からない。ただプロローグで出てきた神聖騎士のノア・ジョンソンが「必ず貴女をここから救い出す」の言葉に涙するリネア。だけどリネアを離さないアレクシスに「私の可哀想なモンスター」と言って居る。ここまでの展開と、この後の展開から結末までは多分長い話しになって行きそう。
    ただ17話まで部分的に分かって来た事は、まず、両親を亡くして孤児となってしまったリネアが、叔父の家で奴レイのように働いてきた。その姪を北部のマディ伯爵家へ嫁がせた。体裁はそうだが、金で売り飛ばした話し。
    謎多い伯爵家の人達は、黒髪に赤い目が特徴…。それと結婚式とその儀式に飲まされた杯の中の液体はまるで血?のような色と味…。
    そして独特の信仰…。リネアもひたすら求めらる懺悔…何故?
    3ヶ月に一度のマディ一族の礼拝堂での礼拝…。その度に次々替わる伯爵の妻。もしかしたら儀式との関連性が?それを匂わせる映像と言葉「生と死の境で犠牲になれる者だけが実を結ぶ」と。その実をソフィアに食べさせている伯爵…。
    それを何か気がついた皇帝が動き出したと思う。神聖騎士団を動かして、北部の銀鉱を探り、伯爵を帝国に呼び出した。
    そしてわざとだと思うが、指に銀の指輪をして、その指に伯爵が挨拶のキスをした…。その途端伯爵の手に火傷が。
    そして皇帝が北部の銀鉱の話しをするにあたり、鉱山の村が絶滅した報告を受け、神聖騎士団を派遣すると、伯爵に団長のノア・ジョンソンを紹介した。が、伯爵の弟が帝国騎士団団長をしているからと断った。そして「人間に銀は渡さない」。この吸血鬼一族を討伐して行くのと、リネアが最後に選択するのは…。
    先がどれ程の物になって行くのか気になってしょうがない。

    • 9
  7. 評価:5.000 5.0

    ギフト券貰ったので読んでみてびっくり

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    こういう漫画待ってました!!!って、漫画歴4年ぐらいで、ほざいてしまってごめんなさい🙇
    もう嵌まるはまる…ずっとケータイでほぼ暇さえあれば…ズッポリ😅
    今の漫画のストーリーとか、人物の顔や、性格、人柄とかどうやって考えて居るんだろうと考えてしまう。才能が凄くてため息しか出ない。
    ブッダとイエスの組み合わせで、二人を長期休暇で、それも日本のアパートでシェアして休暇を満喫するって…どんな展開~?って読みはじめたら、面白い!
    ブッダの最初のTシャツ“シッダールタ”て、書いてあったり、色々隠れた所にさりげなく入って居る。
    兎に角この二人のお金の使い方が意外とこじんまりとしていて、少ない予算の中で楽しむ事をしている所が涙ぐましい。
    まだ数話だからだけど、遊園地っジェットコースターでお経唱えるブッダが面白い!イエスのプールの水を割ってしまった事とか…。
    これ全部読んでからでは、いっぱいになって、多分レビュー書き切れなくなるから、思い切って数話だけで書いてしまった。🙇😅

    • 2
  8. 評価:5.000 5.0

    早く言えば詐欺に遭った話し?

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    主人公アネスが戦場で母親の訃報で呼び戻された。母親の死に目にも会わなかったアネスに怒った父親が、たまたま求婚願いが来ていたから、馬車に乗せて送り出した。その相手がデボンフィゼトラで、調べもしなかった。
    このデボンフィゼトラに嫁に行ったのが、アネスの不幸の始まり(だけど後で好転)だった。
    フィゼトラ家は今や落ちぶれて、借金返済にも窮して、中央12座からもはずされていた。これを奪回する為が、デボンと妻のソフィアが考えた策略で、まず一旦離婚して、デボンが再婚する事。そして結納金をせしめたら、アネスと離婚して、また二人が結婚する計画だった。
    早速結納金は皇室に入る為に使ってしまった。
    だが、アネスの意外な能力を知って、フィゼトラ家の財産管理や事業をさせる事にした。借金も消え事業も軌道に乗せた。しかしアネスには用事以外に会いにも来なければ、優しい言葉も掛けなかった。田舎貴族の娘だと馬鹿にしていた。
    今度は欲がでたデボン達は、アネスを家に縛りつけて、全て管理させて、自分達は楽して贅沢する事を考え出した。
    堂々と嘘八百かまして、ソフィアをフィゼトラ家に入れた。だけどソフィアの妊娠が発覚して、子供の為婚外子に出来ないからとアネスに二年間我慢してくれと嘘をついて離婚する事になった。
    アネスも馬鹿では無いぞ!デボン達の策略を知って反撃が始まった。まず、ステッカー公爵家の養女になった姉のセリーヌ公女に連絡をして、来て貰う事にした。後は会えないと思っていたルワンにも来て貰う事にした。(ルワンは第3騎士団団長で、魔塔の魔導師でもある。それと第1皇太子でもあった)
    3年過ぎたが、この詐欺師に(私が勝手に詐欺師と)出会わなかったら、アネスも平凡な結婚で終わったカモ知れない。
    アネスはどんどん良い方へ。母方の祖父ステッカー公爵が養女にならないかと言って来た。それに、ルワンが熱~い告白をして来た(胸キュンだったよ♡)
    極めつきはフィゼトラ家の財産は空状態にして、正々とフィゼトラ家を去った。
    デボン達は益々落ちぶれて、アネスは幸せになれる方へ…。
    しかし諦めの悪いデボンとソフィアが、また次の企てをアネスに向けてくる。
    ゲスなわりには悪知恵は働くソフィアが小憎らしい程だけど、内容がわかりやすくて面白い。

    • 73
  9. 評価:5.000 5.0

    遠い古から結ばれる運命だった二人

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    場面はいきなりラハンがイスエルの家ブリーシャ伯爵家で父兄を前にして、求婚する事から始まる。が、ちょっと遡って、二人の出会いが彫刻像を彫る為に習っていた教室へ行く途中に、酔漢に絡まれたイスエルを助けてくれたラハンが、瞬時にイスエルを見初めた事だった。
    イスエルが彫る彫刻像は、不思議な力を宿し、師匠セレスがオークションに出してくれていた。その像を手にした人は奇跡が起きたと…。そして彫刻家エルとしてオークションで話題になり、エルの彫刻像を求めて人が動き、国が動き出した。隣国の争い問題まで行くが最後は皇帝同士が和解する。
    表だって伏せていたイスエルの存在が明らかになって行くが、何故イスエルが表に出てこなかったのか…。子供の頃セザールからされた怖い事から始まっている。優しい父兄がイスエルを大事に守ってくれていた。過保護と言われる程の可愛がりのおかげで、少しずつ前向きになれてきたイスエル。
    それとイスエルが、子供の頃まだ明るくて活発だった頃にラハンと出合ったヘルパートの森。(この出会いが重要な始まりも後で分かる)ここでエルに指輪をもらった。エルがラハンだった事も後で分かる。
    イスエルに次々起こる危険な事とか良い事、イスエルはラハン始め多くの人々から慕われ助けられて成長して行く。
    ラハンはと言うと、最初は恐れられた怖い“人で無し”と言われてもいいくらいの存在だった。だけど、何故ラハンの性格や人となりがそうなのか、66ページからの3話で、もやっとしていた部分が、霧が晴れたように繋がって、素敵な物語になって行く。
    二人は長い歳月を遡って行くと、イスエルはエニックス女神で、ラハンはカルムス神だったと…。
    エニックス女神は生命と平和の女神、エニックスの魂をもち調和と幸福、活気にめぐまれる運命…。
    かたやカルムスは戦争と紛争死に近い運命を辿るのろ○の神託を持つ…。
    この二人が恋に落ちデートを重ねたのがヘルパートの森だった。相反する二人を怒った主神が二人を破壊して、彷徨ってたどり着いた二人が再び出合った森。
    最初は反対した教皇聖下が存在するのも、二人を神が認めた事を伝える為かも…。最後まで試練を乗り越えた二人は素晴らしい結婚式を迎える。
    ラハンの強引過ぎる俺様主義が周りの人に敬遠されていたけど、何故か憎めなくてラハンだから面白くて最後まで読めた。

    • 5
  10. 評価:5.000 5.0

    これからは幸せしかないよさつきさん

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    9歳で両親を亡くしてしまった南條さつきさん。東呉呉服店を経営している東呉家に引き取られた。母親の実家で、母親の妹の叔母が後を継いで居るから、さつきさんは実の姪なのに、姪に対する扱い方は酷かった。周りで“よくあんな仕打ちができる”と噂された。母親がそうだから、娘の美月(さつきさんの従姉妹)も馬鹿にして見下していた。子供心に、母親のしたことにさつきさんが申し訳なさを感じてか、何を言われても我慢して、言われた事をこなしていた。
    従姉妹が女学校に通っても、さつきさんは家の家事をしていた。歳は多分余り美月と変わらずと言った感じに見えるから、15~17歳あたりの年頃だとおもう。けれど、厄介者を早く追い出したい叔母は醜男の偏屈作家の後妻に、この時とばかりにさつきさんを追い出した。
    醜男と聞いた作家無風永禮こと、北城戸修は、見た目が美しい作家先生。偏屈は合っていると、出版社の編集をしている田上さんが…。この田上さんのおかげで、何とか北城戸家に置いて貰う事が出来た。
    一時修さんが、いつまでもこの家にあの娘を置け無い…って、田上さんと話しているのを聞いてしまったさつきさんが、買い物に出掛けたが、帰るに帰れず外に佇んでしまった。さつきさんの帰りが遅いのを心配した田上さんと修さんが慌てて外に出た。
    そこで誤解が解けて、田上さんの機転で修さんが「お帰り」と。満面の笑みで「ただいま」さつきさん。“涙を誘うシーン”😢
    慣れた頃に、原稿を忘れた修さんを追いかけて、届けに行ったら、田上さんに会い、修さんが直ぐ出て来るからパーラーで待つように配慮してくれた。
    そこに何故か美月が現れ、さつきさんに罵詈雑言を浴びせた。その挙げ句殴ろうとした美月を修さんがにらみつけて止めた。これで自分の馬鹿さを見られた美月ざまあみろ!だね。🤪

    • 11

設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています