ヨルネズコさんの投稿一覧

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1 - 10件目/全300件
  1. 評価:5.000 5.0

    NEW
    粋な設定する先生

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    最初に女子高校生がファミレスの店長に恋をする。45歳のバツ1子ども有りのさもない中年男…。その男の何が良くてと思っていたら、女子高校生のあきらちゃんなりの理由があった。この理由も納得できる…けど若いだけに情熱的。
    若さもあってか、相手の都合や状況を顧みず、店長が具合悪くて休んだ時も風雨の中を押しかけるように自宅に行ったりもした。
    だけど、店長が実はずっと自分の夢(小説家)を目指す、内面は熱い人だったみたい。家庭を壊して可愛い息子を母子家庭にさせてまで…。
    店長が本が好きで古本市に行くのについて行くあきらちゃん。
    この時はあきらちゃんの言葉や思っている事を漫画家先生は書かない。あきらちゃんの表情だけ…。なのに、あきらちゃんが変わり始めるキッカケのようなものを感じてしまった。(私だけ?)
    あきらちゃんの本当にやりたい事好きな事…陸上。
    今、店長と同じ時代同じ時間に生きて居るけど、方向性が違うんだよ。
    そして年齢も違うし。将来性が沢山あるあきらちゃん。に対して頑張っても夢が叶うか分からない店長…。
    最初は純粋な恋が始まりだったけど、店長から何かを学び取って行くように見えてきた。
    みんな出発点も方向や速度も違うけど、自分なりの生き方を今生きているんだね。だから、やり直しの利くあきらちゃんには諦めて欲しくないし、店長にも其れなりに頑張って欲しい。
    昔、先輩が言っていた言葉を思い出した。《今、今と言う間に今は無く、今と言う間に今は去り行く》と。

    • 1
  2. 評価:5.000 5.0

    何気なく読み始めて嵌まって最後まで

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    優しいタッチの絵で、男女共に可愛い感じで描かれていた。
    社内恋愛をして同棲をはじめた二人が、どんな展開をしていくのかなくらいにしか興味が湧かなかった。
    案の定一緒に住み始めたら、男性(爽太)のクズっぷりが出て来た。バリバリ仕事をこなす女性(香澄)が浮気されてしまう。
    この段階でもクズ男が、多分こんなセリフを言うだろうと、想像する言葉を言った。そこへイケメンの仕事ができる男性(萱沼)が現れて、ショックを受けている香澄さんを助けながら好きになって行く。
    益々ベタなストーリーだなと思い、そろそろそろ読むのやめようと思ったら、意表を突かれた。そして嵌まって一気に課金して最新話まで読んでしまった。
    爽太クズだったけど、香澄さんをやっかんだ春陽がクズ男を横取りした感じだった。
    それよりも香澄さんを助けて、傷ついた心を癒してくれる優しい言葉をかけていた萱沼さんか、謎だらけの男性だった…。香澄さんのような女性ばかり狙っていたのかな?それとも前から香澄さん狙いで、この時を待っていたのかな?
    二度もクズ男に捕まったとしたら、香澄さんが壊れそうで可哀想。その前に気がついて欲しい!
    だけど、もしかしたらもっとサイコがかった怖いストーリーになってしまうの?
    20話まで読んでドキドキしてしまった。

    • 1
  3. 評価:5.000 5.0

    両想いの二人だった

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    前に一度読んで居たんだけど、本はレンタルだったから、もう一回殆ど無料で読めるなんて嬉しい!
    ぶっちゃけ幼なじみと再会して、紆余曲折して結婚までこぎつける話しだけど、息つく暇も無い殆ど次々色んな事にぶつかって、愛を深めて行くストーリー。
    30歳の誕生日まで夢中に働いて来た遥さんが、前はアイドルで俳優のSORAの大ファン。良く考えてみると、大学と高校と中学に好きになった男性はSORAに似た男性ばかりだった。
    それから小学生の時、6年生だった遥さんが、3年生だったSORA似の男の子を好きだった事まで思いだして行く。
    この思い出の手助けを頼む幼なじみの同級生の猫作。この猫作はずうっと遥さんを好きで、遥さんが3年生だった男の子を好きな事を知っていて、意地悪や邪魔をしていた。
    意地悪された事がトラウマで、遥さんは今でも猫作が嫌いなんだけど、猫作は遥さんが今でも好きだった。
    SORAがこうちゃんだと分かって行くし、二人が接触して気持ちを確かめあっていく。
    だけど、今話題のSORAと合うのは大変!それに、猫作との絡みも出てくる。
    猫作は今や地元のワイナリーの社長になっている。この猫作が遥さんを庇って大怪我を負ってしまう。一時は猫作との結婚を考える。
    SORAことこうちゃんの方も、小学3年の時にどうして急に引っ越しして行ったか、両親がどうして亡くなったか、芸能人になるまでとか、内容が濃い。
    悲しい事もあるけど、前向きな生き方を選択して行くし、二人の友人や取り巻きが良い味出して面白い。
    これは読んで見て欲しい。多分最後まで読まずにいられなくなると思う。
    個人的には、東村アキコ先生の《かくかくしかじか、ひまわり、雪の花》も大好き!

    • 7
  4. 評価:5.000 5.0

    8歳からの自立!何でも出来る女の子

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    普通だったら、お洒落して遊びたい年頃なのに、コニーさんは何でも出来る。それもそつなく完璧。
    何故そうなったか、少しずつ明らかになって行く。母親の繰り返す再婚が原因なんだけど、母親がただの母親じゃ無く、魅了の能力を持っている為に、コニーさんが小さい時から、酷い目に会っていた。そして今回はダグラス公爵との再婚。公爵は勿論、後継者のリーンハルトまで母親に魅了されてしまった。
    コニーさんを、ダグラス公爵領地へ連れ帰って欲しいと言うミッシェルの言うなりになったリーンハルトが力尽くでコニーさんを連れ帰えろうとして酷い事ばかり繰り返す。
    やがてリーンハルトが気がついてコニーさんを義妹じゃ無く意識しはじめる。
    コニーさんもあの母親に生まれたから、魅了の能力ではない、身体能力が他人より優れている。だから五倍の仕事を掛け持ちしている。
    頭も良く、経理の仕事もするようになったし、第2皇子の影の仕事もしている。
    コニーさんのいる世界は魔物や憑物士が出る世界。夜回りして怪しい物がいた時は笛を吹き知らせる事。
    第2皇子は経理室長のアベル様に、コニーさんを嫁候補にと勧めて来た。
    既に名前で呼び合う仲だから、コニーさんを見守っているアベル様。そのコニーさんに必要以上に接近するリーンハルト。そればかりか、普段お調子者のジョンがコニーさんに近づこうとしている。
    コニーさんはどちらを選ぶ?
    これは無料が終わったら、課金しないではいられない。

    • 0
  5. 評価:5.000 5.0

    ロマンス詐欺じゃ無かったんだけど…

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    SNSで大ファンのショコラティエの、シャルル・ボジェットのバレンタインチョコレートを見つけて、投稿したミナさん。そこへ直ぐ返信があり、それをキッカケに三ヶ月メッセージのやり取りをして、シャルルから日本に行くと連絡があった。フランス人なのに何故か日本語でって、最初から胡散臭いけど、本人に会って数日観光して回って、すっかり信じてしまった。
    たった数日でシャルルがミナさんにプロポーズをして、婚約指輪💍までくれた。会社も辞めて結婚の為に、フランスに向けて飛行機✈に乗り込んだ。そのミナさんを先にフランスに帰ったはずのシャルルが見送っていた。その顔は訳ありそうだった…。
    ミナさんも空港で搭乗時間待ちの間にある作家の女性の“ロマンス詐欺”のニュースを見ていたのに、幸せいっぱいで人事に見ていた…。
    けど、いざフランスに着いて見ると、シャルルは迎えに来れなくなり、待ち合わせのレストランにも来なかった。その挙げ句、スリに遭ってレストランの支払いも出来なくなってしまった。弱り目に祟り目で、ホテルの予約も嘘だった。
    レストランのオーナー、レヴィに頼んで一月雇って貰い、シャルルを探して理由を聞こうとするが…。
    本当にシャルル本人だったのか、そこから確認するために、レヴィやレヴィの知り合いの手を借りて、少しずつ分かり始めた。どうやら個人情報を隠している本人らしい。考えて見ると、シャルルの事は何も知らないまま結婚しか考えていなかったミナさんだった。
    嘘かと思えば、本人がレヴィの店に現れるが、本当の事は話さないまま結婚しようとミナさんに迫るシャルル。
    本当は凄く悲しい話しなのに、助けてくれるレヴィのおかげと、明るく健気なミナさんの性格が、ストーリーをドロドロ化しない前向きな読みごたえのあるものになっている。途中シャルルに婚約者がいたり、その女性が関わって来る。
    シャルルは凄い資産家の後継者で、家同士の結婚で数万人の使用人を守っていかなければならない御曹司。ミナさんを本気で愛した?と思うけど、自分の意志を通すと、彼女に何が起こるか分からないからはっきり言えない。そのまま婚約者との結婚を選択して行く。
    ミナさんが日本に帰ってから、レヴィが日本に会いに来て…♡
    まだストーリーが終わらない!
    先が気になるなぁ。

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

    桜ありがとう!十亀の後悔

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    何これ~!男性漫画の醍醐味…!
    女漫画はどっちかと言うと、内面の探り合いが多い(特に恋愛もの)が、男性漫画は外へ向かって、解放?(適切な言葉が分からない)して行く感じ。
    このストーリーにやられてしまった👍
    街の外から、“まちこ町東風商店街”にやって来た、桜遥がヒーローなんだけど、どうやら、桜が通う風鈴高校の生徒が見た目と全然違う志を持っている。
    街の入り口の看板が、風鈴高校の生徒ボウフウリンが掲げた重要な内容になっている。
    よそ者だから虐めにあいながら、喧嘩で勝ち取って天辺を目指すのかと思ったら、一人の女性を助けた事から、あっさり仲間に入ってしまった(◎-◎;)
    商店街の人達も、やたら物をくれたり凄く感謝して親切にしてくれる。
    だけど桜君は感謝される覚えが無いから、むず痒いのか、顔が赤くなってふてくされてしまう。
    風鈴高校のボウフウリンの四天王に会い、トップの梅宮君にも会った。そしていつの間にかボウフウリンの一員になっていた?
    最初の難関は獅子頭連との対決。東風の中学生が獅子頭連に殴られているのを、桜君が助けにのがきっかけだった。
    対決場所は獅子頭連の根城。其処での展開で、ボウフウリンと、獅子頭連の志や求めているものが全て違った。
    一対一の闘いで、相手が獅子頭連に入るまでとかが差し込まれて来る。
    桜君と、相手の副団長十亀の熾烈な闘いの中に、十亀が獅子頭連の副頭取になるまでが差し込まれて…が胸を打ったかな…。そして十亀は桜君の言葉で重要な失態をした事に気がついた。
    ギブアップして心の中で叫んだ「桜ありがとう」って…。桜君の決意?なんて言えば良いのか、金科玉条のような物が十亀に通じたのが良かった!泣けた😭💦
    この後のトップ同士の対決は少し落ち着いてから課金予定。最後まで読むぞ!

    • 0
  7. 評価:5.000 5.0

    限られた仕事でも一生懸命に生きていく

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    10話までしか無いので、とりあえず課金して読んでみたら、女性達が生きて行く為に一生懸命働いていた。
    時代は最初は書いて居ないが、9話辺りで、利根川の横利根閘門が出て来るから、大正10年以降の話しに成ると思う。
    潮田菊子さんが、両親を遊覧船爆発事故で亡くして、叔父夫婦に育てられた。
    代々続いてきた醤油製造の老舗上正は父親が亡くなってから、叔父が妻子を連れて後を継いだ。その老舗が今赤字を出して、倒産の危機にあった。
    何故か、叔父が芸妓遊びで散財をして、叔母と娘は贅沢三昧。会社の資金を使っていた話しが後で分かってくる。
    そんな上正に、神崎商社の社長清麿から融資をしてくれる話しがあった。
    それでも、明治以降に祖父が立ち上げた佃煮加工場を、本業の醤油と切り離して、子会社にして、赤字を被せて倒産させ赤字を減らす計画をたてた。その会社の社長に菊子さんをつかせて、自分達親子が出した赤字の埋め合わせをさせる事だった。
    一方神崎社長は、これから車の時代だから、物も人も車で運ぶ会社を立ち上げようとしていた。それには地元の確かな人脈を味方に付けて、反対派を減らす算段。
    菊子さんはと言うと、加工場が無くなったら、職を失う女性達が出て来るのを防ぐ為に、神崎社長に加工場にも融資をしてくれないかとお願いするが…。
    話は遊覧船爆発事故の時に遡って、神崎清麿さんは多分10歳くらいで、母親を亡くして、自分は川に投げ出された。泳げ無い清麿さんに浮き輪で捕まらせ、後を押した子供がいた。男の子だと思っていたけど、その子が首から背中にかけて傷を負っていた。偶然菊子さんも首後ろに傷を負っている事を知るが、この時はまだお互いがあの時の子だとは知らない。
    菊子さんは化粧気はないけど、美しい女性だから、話しをしている内に、清麿さんは彼女に惹かれて行く。
    美しいだけじゃ無く、健気に加工場の女性達を使い、一生懸命生きている彼女をまだ好きと言う実感は無いけど気になって、彼女が発案した佃煮弁当を注文して、毎日仕事場に菊子さんが持って来るように指示した。この先叔父夫婦や娘絡みで色々あると思うが、もっと読んでみたい衝動に駆られた。

    • 5
  8. 評価:5.000 5.0

    結婚した後のパーティーあたりから面白い

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    前半は、また転生物か…くらいで、イオネは実の母親がら借金のカタにカリアン公爵に売られた話し。相手のカリアンは施設から連れて来たエドウィンを養子にする為の条件は、結婚して居る事が帝国法の条件だったから、イオネに結婚を申し込んで、両家winwinだった。けどイオネは1年後の離婚を契約書に入れて貰って、結婚式をあげた。
    ここまでは大して代わり映えしない話しかと思えた。所々にイオネの友人だと称するゲス女に嫌味を言われたり、嫌がらせを受ける。が、イオネの機転が功を奏して行って、良い結婚式になった。
    結婚式の後のパーティーあたりから、少しずつ面白くなって来る。
    だけど、問題解決の後の休憩も無く、次々に問題が舞い込んでくる。偽物真珠事件の解決にイオネが買って出て、収まったかと思って居ると、エドウィンの祖母がやってきた来て、家庭教師の件に口出しをして来る…。それも収まらないうちから、またエドウィンの養子入籍について、大神官から信じられ無い事が伝えられた。その裏にカリアンの従兄弟のレノンが居る。カリアンを隙あらば追い出そうとする意図がある。
    このレノンが大神官の娘を攫わせて、カリアンに信じられ無い策略をしかけて来た。最後の最新話なんてドキドキもので終わってしまった。
    イオネの機転の利くやり方と、度胸と頭の回転の良さで、イオネが探偵みたいになって来た。偶然か必然か、エドウィンの祖母が意外にも、傭兵団の総団長!大神官の娘を攫った海賊を追って、格好良く解決しそう!ただのお年寄りじゃないよ、メリシア様👍

    • 1
  9. 評価:5.000 5.0

    話しは二転三転してどうなって行くの?

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    アオハライドとストロボエッジは最後まで読んで二転三転が切なかった。
    だからこの作品も、これからどうなるの?って展開が見ものじゃないのかな…。
    宝生いろはが赤ちゃんの時に両親をなくし、祖父が育ててくれた。まだ小さい時に、友達に両親は亡くなって、覚えてないから寂しくない…と言った事を、逆にお父さんお母さんが可哀想だからそんな事いわないで、聞きたくないと言われてしまった。それから人との会話が苦手日なってしまった。
    頑張って入りたかった高校に合格して、あの時の再現かと思う状況が、今いろはに降りかかってきた。
    みんなに溶け込めないいろはを気になって見ていた神山君。外で一人でいたのを見て、いろはを問い詰めた…?それに対して話す人が居る阿久津想君だと。
    ちょっと酷いのは、「頭の中の人と…」て、周りの人がいろはを危ない人を見る目に変わった時、阿久津想が現れた。
    だけど、受験の為に図書館に通っていた時、知り合った阿久津想は確か上級生だった。今目の前に居る阿久津想は同級生で同じクラスだった。
    何でも病気で進級できなかったらしい。
    しばらく阿久津想のイマジナリーと話していたいろはが少しずつ変わって行く。
    この作家さんの中の子供達は殆ど皆良い子達なんだよね。神山君にも悪げは無かった。むしろいろはを気に掛けて居る良い男子。その神山君を気にする五十嵐さん。(女子)この二人がイベントや祭りに誘ってくれる。実物阿久津想とも触れあい、イマジナリーの出現が減って行く。イマジナリー阿久津想はいろはに嫌な事は言わない…。本物阿久津想は触れると温かいし、思いもしない事を言ってくれる。例えば「感情が足りない俺と言葉が足りないいろは」とか。
    もういろはは阿久津想が好きになって居るけど、病気で脳腫瘍を摘出した彼は感情が欠落していた。
    高校を卒業するまでの高校生活の中でどんな展開が見れるかな?もしかしたら、卒業後の展開まで色々あるんだと思う。
    二人の恋の行方が凄く楽しみ。

    • 1
  10. 評価:5.000 5.0

    ドキドキするけど応援してあげたい復讐

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    主人公…藤井彩葉さんが結婚を前にして、両親と最後の旅行へ行く事にした。
    車で出掛けたのが夜中だったのが不幸の始まりになってしまった。両親は亡くなって、彩葉さんは歩け亡い体になってしまった。弱り目に祟り目のように、婚約者も去って行き、仕事まで失った。
    そんな彩葉さんを励まして、優しく接してくれた、担当医師の浅野蒼都。
    蒼都は常に彩葉さんに気を使ってくれる優しい旦那さんになったはずだった😓
    少し歩けるようになった彩葉さんがある夜、義父と蒼都の話を聞いてしまった…。それから今までの幸せが偽の騙され騙された結婚だったと分かって行く。
    彩葉さんの両親の事故の本当の犯人は義父で、犯人は替え玉。
    それどころか、彩葉さんは結婚もしていないし、住所も前の家のままになっている事も分かってくる。
    浅野病院で落としたスマホを拾ってくれた寺尾颯希さんと、両親の墓参りで再会して、二人の共通点から協力者になって貰う事になった。
    一人目の協力者が颯希さんで、颯希さんのアドバイスから、家政婦の宮城羽澄さんが二人目の協力者に。最初は意地悪されたりしていたけど、宮野さんの不祥事をわざと盾に取ってからは、付き合って見ると案外良い人で協力的。
    3人目は宮城さんの妹さん。
    少しずつ明らかになって行く事実。蒼都は彩葉さんを心不全で亡くなる計画を立てていた。そして彼は結婚もしているし、6ヶ月の男の子までいた話。
    頭の良い颯希さんが、蒼都の計画の証拠を明かして行く。彩葉さんの血液検査のデータも、臨床検査技師の弱味を握り書き換えさせたもの。サプリメントも不整脈の患者用の薬…。嘘で固めた強欲浅野親子をやり込めるまでの方法にドキドキが止まらない。
    だけど、蒼都の奥さんはまだ何も知らないらしい。増してや、義父の秘書が義父の愛人で、蒼都の浮気相手だと言う事も、彩葉さんの話しなんか聞いたら卒倒してしまうかも…。
    彩葉さんにもっと協力者が増えて、浅野親子を成敗するのはいつ?どんな方法で…?終わった時には、颯希さんと、彩葉さんが素敵な関係になっていると良いなぁ…!

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