5.0
本当のどろどろ劇は14話からみたい
兎に角絵が美しくて、見入ってしまった💦
いきなり父親が、リリーから離婚を言い出された事、主人公のイザベラがコリンス家を破産させた事の始まりで…。父親を精神で病院送りにするイザベラが悪女のような…。
読み進めると、火刑台の母娘が…から始まり、悪女と思われた娘イザベラが魔王の前に居た。普通魔王と言うと目を覆いたくなる程、醜くこわ~い(人?)と想像するけど、息も止まるかと思う程美しい(人?)だった。
時を戻して欲しいと頼むイザベラに、3年の時戻しで条件付きだった。その条件は魔塔に居る魔王の息子(カイドゥン)を連れ出し、契約者になって1年以内に契約させる事。カイドゥンに会って見ると、これがまた美しい良い男…♡ 当然連れ出し成功!
それから3年前に戻ったイザベラの策略計画が始まった。父親は相も変わらず腹黒で、娘イザベラに愛情があるようにはみえない。その父親の浮気相手で、母親の幼馴染みキャサリンが、何かと仕掛けて来るが、前世での知識を逆手にイザベラがやり返す。そのやり取りが面白い。キャサリンの夫リッチモンド侯爵は歳が離れて、今は床に伏せっている。それを良い事にコリンス家(イザベラの家)に出入りし放題で、特に母親が居ない時に来ている。母親がろくでもない女だが、息子ジェフリーはイザベラの事が小さい時から好きだったようだ。イザベラのデビュタントに靴をプレゼントして、自分がエスコートしたい(イザベラに言わされだけど、嬉しそう)と。当然そこにはカイドゥンも出席する。(デビュタント出席は早い話し婿選びだそう)
イザベラのデビューは、母親が元皇女だから、まだ空きのままになっている皇帝の座を、母親リリーが継げば自分がその夫になる。黙って居ても手に入る高位。もしイザベラが失敗しても、キャサリンのリッチモンド家が皇帝の第2皇子を押す核心派だから自分の立場が上位につく事が出来る。
両天秤に掛けてほくそ笑む父親デミアンの悪い顔が、ぶん殴ってやりたいほど。だけど、イザベラにコテンパンにやられて、最初の場面になるんだから、我慢だ。
13話まで一気読み!14話あたりからキャサリンや第2皇子アスターが出て来て、どろどろ劇が始まるんだと思われる。勿論カイドゥンや小悪魔ミューが活躍してくれるだろうし…早く再入荷お願い!🙏
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黒幕悪女は悪魔を手懐ける