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淡々としていますが、実は……
突然ノロイを受けてしまったヒロインが婚約者の王子と「やりたい事をしながら」余命を過ごすお話ですが、婚約破棄を申し出ても受けないで一緒に余命を過ごす王子の優しさと、ヒロインの切ない思いが胸を打ちます。
一度シンダと思わせるシーンが出てきますが、最後にどんでん返しの謎解きがあります。そこでノロイを受けたのが、ヒロインだけではない事と事の顛末が語られます。
短編なので仕方ないですが、どうやって真相に辿り着いたかが全く分かりません。もう一人ノロイを受けたのが兄である王太子だった事を、王子はずっとヒロインに隠していたのでしょうか?それが真相を突き止める鍵になっていたなら、ヒロインにずっと冷静に対処していた裏で色々対策をしていたのでしょう。
ヒロインは控えめな性格だったように思えますので、最期にあたり心の内を全て打ち明ける事ができて、良かったと思いましょう。そんなヒロインだから、全てが終わった後に王子も思いを告げる事が出来たのでしょう。
「雨降って地固まる」と言うことわざがあります。かなり際どい危ない出来事でしたが、この二人だけでなく関係者全てに幸せな未来が来ました。
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余命宣告からはじまる婚約者様との最期の一年