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続きが気になる
祖国が属国となり赤子の頃から人質として暮らしていた王女が主人公。幼い時に交流した王族のお兄さんを慕っていて、いざ解放となっても故国に帰らず居残る為に王宮で女官として働くことに…。
序盤の流れはこんなところですが、ずっと人質生活をしてきた王女がまともな教育も無しにいきなり王宮勤めは厳しいんじゃないかと思ったり。でも、顔も知らない親族より優しくしてくれたお兄さんの傍に居たいという気持ちは無理もないし、ましてや親の勝手に薦めてきた結婚相手がかなりの高齢とか、明らかに帰国した方がろくな扱いされなさそうなので、読者目線からでも居残りは正解でしょう。
持って生まれた先見の力が物語にどう絡んでくるのかなど展開が気になりますが、有料話のポイントが高めなのが悩ましいところ。
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